Intel Technology Day in Akiba 2013レポート(3)~「MAKE: JAPAN」
登録日:2013年06月09日

★トップページ

該当件数が多いので周辺を含めて31件分のみ表示しています↓
「無料ウィンドウズ」と期待される、Windows 8.1 with Bingとは何か?~各社の対応状況まとめ
超ホーダイのまとめ
XPERIA Z Ultraが予想外に良い出来なので、「XPERIAシリーズとは何か」というかなり漠然とした話をしてみたい
KitKat(Android 4.4)の超ざっくりした感想
EPSON MOVERIO(モベリオ) BT-200/BT-200AV
●「YouTube Space Tokyo」活用術
半沢直樹のロケ地としても使われた、日本HP大島本社を見学してきました
HP Officejet Pro Xシリーズの内部構造を解説
HP Officejet Pro Xシリーズ発表会に行って来ました
Windows Phoneの大逆転はあるか!?
EXPANSYSについて調査してみた
EXPANSYSではWindows Phoneも多数取り扱い中
ファミマWiFiとMANTA(東京メトロWiFi)について
非光沢液晶(ノングレア液晶)が多くなった理由
Iris Pro 5200&Core i7-4750HQな何か
ThinkPad Bluetooth ワイヤレス・トラックポイント・キーボード
Intel Technology Day in Akiba 2013レポート(3)~「MAKE: JAPAN」
Intel Technology Day in Akiba 2013レポート(2)~CPU内蔵GPUだけで3画面出力&ゲーム
Intel Technology Day in Akiba 2013レポート(1)~Surface的な何か
XAMPP(ザンプ)の使い方について私的メモ
スピードラーニング(Speed Lerning)の感想~とりあえず第一印象
CyberLink Power Director 11を使ってみた
動画の「モザイク処理」について検証の記録
動画編集ソフト「LoiLo Scope2」を使ってみた
CeVIO Creative Studio FREEを使ってみた
Windowsの価格が崩壊している件について
Logicool(Logitech)のゲーミングキーボード、G710+について
スティックタイプ充電式掃除機を検討中
WiMAXについて耳寄り情報~「GMOとくとくBB」はマジに激安だと思いますヨ
「親子で体験!! デル ペーパークラフト教室」体験記
タブレットの基礎知識~中華パッドと大手タブレットとの違い


Intel Technology Dayのレポートその3。

Haswellと直接関係したブースでは無かったためか、各媒体でもほとんど報道されていないブースですが、個人的に結構興味深かったのが、「MAKE: JAPAN」のブース。

こんなブース

※ブースには、Kinectと3Dプリンタが設置されています。Kinectによって、物体の3次元情報を抽出し、その情報から3Dプリンタで同じ立体物を作り出す、という事をデモしていました↓

つまり、Kinectを簡易的な3Dスキャナーとして使えるわけで、これは非常に安価なソルーションになるのではないかと。

とは言っても、Kinectと3Dプリンタを組みあせてどーのこーのという話は結構いろいろなイベントで聞く話。なので、個人的にはそれほど目新しいネタとは感じませんでした。

それよりも注目したのは、これだ。
木製ケース。ちなみに、中身はNUCフォームファクターのPC(右に写っているアクリルケースのPCと中身は同じ)


木製ケースアップ

局面になっている部分の裏側はこんな風になっている

※なぜこのような細かい溝が入っているのかというと、木版を曲げられるようにするためです。レーザーで溝を入れているそうです。

ちゃんとI/F用の穴や通気口も付いている。これらもレーザーで加工。


また、ケースに一切ネジを使っていないのも面白いですね。

木製のPCケースってほとんど過去にないです。自分が知っている限りでは、DellのStudio Hybridぐらいしか思いつかないです。(参考→Dell、竹カバーも選べる超小型PC「Studio Hybrid」)

ということで、非常に珍しい。そして更に注目なのは、コストの安さです。ブースのスタッフさんの話では、「製造コストはプラスチックとそれほど変わらない」とのこと。その話がどこまで信用できるものなのかは分かりませんが、木を使う割には製造工程を完全に自動化出来そうな気配ですし、木の割りには造形の自由度も高いので、低コストになかなか見た目のインパクトが有るPCケースを製造できそうな気配。なかなか面白い技術だと思いました。

例えば、Studio Hybridの場合、竹ケースにすると15,000円もアップしてしまったわけですが、当時Dellの人に聞いたところ、結構竹ケース目当てで買いに来る人多かったらしいですからね~。具体的な数字は忘れましたが、自分の予想していた数字よりも遥かに高い確率で竹ケースを選ぶ人が多かったのを覚えています。なので、ニーズそのものは結構大きいと思いますヨ。

★このページについて間違い報告

◆カテゴリ変更◆
●管理人のネタ帳
★カテ指定解除
★カテ一覧

◆関連記事◆
◆関連:Maker Confernce Tokyo 2013にIntelが協賛(MAKE: JAPAN)
◆関連:「Core i7が世界一売れる街」で新CPUを語る――インテルの“Haswell”紹介イベント(ITmedia)
◆用語解説:Kinect(Wikipedia)
◆用語解説:3Dプリンタ(Wikipedia)
◆参考:Dell、竹カバーも選べる超小型PC「Studio Hybrid」