スピードラーニング(Speed Lerning)の感想~とりあえず第一印象
登録日:2013年05月27日

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2013年5月25日に、(株)エスプリラインの勉強会に参加する機会がありました。(株)エスプリラインというのは、スピードラーニング(Speed Learning)等、英語学習教材で有名な会社ね。

せっかくの機会ですので、スタッフさんからいろいろ聞き取り調査をしました。もちろんプレゼンも聞かせて頂きました。

ということで、自分なりに感じたことを報告しておきます。


【英語の勉強って、そんなに続けられるものではないと思う】
ちなみに自分は、スピードラーニングは過去にちょこっとだけ試したことがあります(5年以上前の事ですが)。だけど、続かなかったんですよね。何故かというと、話がつまらなかったから。(^^ゞ

ちなみに、スピードラーニングに似たシステムのピンズラーアメリカ英語もやってみたことがありますけど、これも続かなかったんですよね。同様に話がつまらなかったから。

それ以外にも、(無料だった時代の)iKnowとか、ビジネス・ブレークスル大学(長期レビュー企画で無料でチャレンジさせてもらえた)とか、既に名前も思い出せない英語学習ソフトも幾つか買ったな~。YouTubeで勉強してみたこともあった(YouTube上に、英語教室の先生の講義ビデオが大量にUPされてますから)。ああ、そういえば(初代の)リトル・チャロもやりましたよ。(^^ゞ

ですが、結局どれも続かなかった。何故かというと、つまらなかったり、簡単過ぎたり、難し過ぎたり、自分の目的に合っていなかったりしたから。


【「超字幕」は続いている】
…だけど、なぜかずっと続いている教材があります。それは「超字幕」シリーズです。「超字幕」という名前になる前の、刑事コロンボシリーズの頃からずっとやってます。だけどこの教材の最大の問題は、英語がほとんど上達しないということなんだな。(爆)

なぜそれなのに続けているのか(続けられるのか)というと、端的に言うと、面白いからに尽きるわけですが、何がどう面白いのかを書き出すと話が脱線してしまうので割愛します。(機会があれば別のページで)

ですが確実に言えるのは、「超字幕」は映画をより深く楽しむためのものであり、英語をマスターできるかどうかは別問題であるということですね。


【英語学習教材の法則】
自分の経験上、英語学習教材にはだいたい以下の様な法則があるんです↓
★やっていて楽しい教材は、それに反比例して効率的/体系的な勉強が出来ない教材になりがち。従って、英語をマスターすることは非常に難しい(少なくともそれだけでは)。
★英語を効率的にマスターするためには文法の知識が必須。ボキャブラリーを詰め込むことも必要。そうなると、途端に教材がつまらなくなる。
それでも続けられれば英語を速くマスターできるが、かなり本人のモチベーションが高くないと続かない。


【スピードラーニングはかなりユルい】
…で、私が思うに、スピードラーニングは、高い継続性と低い勉強効率性を備えた教材だと思いましたね。つまり、続けることはかなり容易でありますが、学習するスピードはかなり遅くなる教材です。
そういう意味で、教材としてかなりユルいですね~。若干残酷なことを言うと、「スピードラーニング」でさえ続けられない人は「超字幕」でさえ続かない気配。多分この世にこれ以上簡単な教材は存在しない。

そして、多分、その容易な継続性のわりには比較的英語の勉強にもなる感じですよ。ここが素晴らしい。「超字幕」との大きな違いだ。英語学習教材として意味をなすギリギリの線がスピードラーニングなのではないかと思ったり。(^^ゞ

現場には試聴用CDプレーヤーも用意されていました。(英語だけでなく各国用のものも)



【スピードラーニングに向いた人は?】
自分個人の意見ですが、スピードラーニングは飽くまで他教材で挫折した人が買うべきものと考えます。逆に言えば、最初からスピードラーニングというのはあまりオススメしないですね。なぜならば、多分そういう方は、「これをやれば英語がメキメキ喋れるようになり、石川遼君みたいに世界にはばたける!」と夢見ているからです。(^^ゞ

そういう強い気持ちがあるうちは、もっとスパルタな教材(速習できる可能性がある教材)にチャレンジするべきです! 強い気持ちがある人がいきなりスピードラーニングを手にしてしまうと、あまりのユルさに失望する可能性が高いと思います。何故ならば、前述の通りそんなにすぐには英語をマスターできない(学習効率は良くない)からです。

ですがそこは人間。最初のやる気はマンマンでも、それをずっと維持し続けるのは非常に困難ですよね。結構、スパルタな教材に疲れてしまいやめてしまう人も多いわけで…。

逆に、一度そういう挫折を味わった人こそスピードラーニングの意味が分かるのではないかと。ただしくどいようですが、相当時間がかかります。マスターするまでの期限が、最低でも年単位で猶予がある人じゃないとだめでしょう。願わくば、「いつか話せるようになればいい」ぐらいのユルいモチベーションの人の方が適しているのではないかと。(^^ゞ



※スピードラーニングの中身やエスプリラインの出しているその他の教材についての情報もいろいろGetしてきたので、その辺のこともそのうち記事化する予定。

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