Microsoft Surface Pro 3[Pro 2から多くの改良点あり] 登録日:2014年05月21日 |
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【Microsoft Surface Pro 3をチェック】 5月20日に、新しいSurfaceシリーズ、Surface Pro 3が米国で発表になりました。日本では7月17日発売決定です。 前モデルよりいろいろな点で改善したと思います。その辺を重点的にチェックポイント。 ★アスペクト比が3:2になりました(前モデルは19:6)。 ★キックスタンドが無断階調整できるようになりました。 ★キーボードに角度が付けられるようになりました。 ★軽量になりました。800gとの事。 【ギャラリー&レビュー】2014/06/02+2014/06/06 ※現場にあったのは、最終製品版ではないので、飽くまで参考としてご覧ください。 全体図 スタンドは、ここまで倒すことができる(150度)。かつ任意の角度で固定できる。 右側面。左から、★電源ケーブルのコネクタ(何かのスロットっぽいがこういうコネクタになりました。指す方向は問わない)★USB3.0★mini DisplayPort。 左側面。左から、★ヘッドホン★ボリュームボタン。 下面。★キーボードとのコネクタがあります。 上面。右端に★電源ボタンがあるのが分かるかと。 液晶面。12インチ(アスペクト比 3:2 / 2160×1440)。 左側のスピーカーアップ。非常に気が付きにくいのですが、スピーカーはここにあります。右側にも付いています(ステレオ)。 キーボード部。最終製品版ではないので英語キーボードとなっていますが、本番の時には日本語キーボードになるはず。ちなみに本体とは別売りで、12,980円(税抜)になるとのこと。 キーボード横から キーボードチェック 【キーボードの感想】 Surface Pro 3のキーボードは、持ち上げた状態と、普通に下に降ろした状態の2つのスタイルで使用可能です。本動画では、それぞれのスタイルでチェックしていますので両者の違いもよく分かるのではないかと思います。 事前の予想では、持ち上げた状態だとキーボードがたわんで打鍵感が悪くなるのではないかと心配していたのですが、全くと言っていいほど影響しませんでしたね。十分な強度があります。 確かに、動画を見ると、持ち上げた状態ですとかなり打鍵音がバタバタという音になりますし、かなり上下動しているようにも見えますが、実際の感覚としてはそれほど大きな差ではないですし、傾斜が付くことを合わせて考えると、むしろ持ち上げた状態のほうが打ちやすいと感じたぐらいです。 ちなみに、前モデル用のキーボードも使用可能。一見違和感なし。 ただし、閉じると本体がはみ出てしまいますのでご注意くださいw タッチパッドアップ タッチパッド横から タッチパッドチェック 【タッチパッドの感想】 前モデルのタッチパッドは、若干表面が毛羽立った感じの表面処理でしたが、今度は普通のサラサラ系のプラスチッキーな表面処理になりました。どちらが良いかはほぼ好みのレベル。ただし、こちらの方が経年変化が小さいので長期的に見ればこちらのほうが良いのかな? それはともかくとして、かなり問題ありだと思ってしまいました。前モデルからの問題である、タップクリックがOFFに出来ない件は、どうやら今モデルも同じです。少なくとも、Windows側の設定画面を見た限りでは、それらしきドライバは入っていませんでした。 タップクリックが切れないと掌を誤検出しまくるので、ちょっと使いものにならないと思いました。あまりに使いづらいので、タッチパッドのチェック作業がなかなかはかどらず若干イライラしてしまったぐらいw。なぜ、この欠陥をずっと放置し続けるのか理解に苦しみます。 ドッキングステーションもありました。ただし、これは発売時期が決まっていません。 ※余談ですが、スタイラスペンがドッキングステーションにくっついているように見えると思いますが、実際くっついています。この辺にマグネットが仕込まれているようで、この様にペンを保持しておくことができるようになっているそうな。 ドッキングステーションを後ろから見るとこんな感じ。後面に、左側から、★ACコネクタ★Display Port★USB2.0×2★USB3.0×2★有線LAN★ヘッドホンとなっています。右側面には★USB3.0ポートが1つあり、左側面に★セキュリティロックがあります。(写真なし) ACアダプタ&電源コード 本体に刺さる端子部分はこんな感じのもの。従来のものと違います。 ACアダプタにはUSBポートが1つ付いている。 こういう、ペンホルダーも付属してきます。 ペンホルダーを裏から見るとこんな感じ。シールで貼ってあります。 こういう感じにペンを収納して持ち歩き可能 ※このペンホルダーは、自由な位置に取り付けることが出来ます。ただしシールなので、頻繁に貼ったり剥がしたりしているとすぐ粘着力がなくなるので、消耗品という考え方のほうがいいかもしれません(実際現場では貼れなくなった哀れなホルダーも目撃しましたw)。オプションでこれを単品で売る予定があるのかどうかは不明です。 ペンホルダーを使わずにこういう運用もアリだとのことw Surface Pro 3専用のペン。別売りで、4,980円(税抜)。 後ろに紫のボタンが付いている。 多くのスタイラスペンは、これは消しゴム機能だったりする事が多いのですが、これはそうではなく、OneNote一発起動ボタンとして機能します↓ ペンの胴体には2つボタンが付いています。 ※1つめのボタン(左側)は、ボタンを押しながら操作すると消しゴムになりました。右側のボタンは何に使うのかよく分かりませんでした。多分、使用するソフトによっていろいろ割り当てが変わるのではないかと思います。 【総評】 前モデルから、数多くの改善点があるのが非常に好印象。 ★液晶のアスペクト比が3:2になった。リボンUIのアプリケーションの使い勝手向上、Webブラウジングの際の効率向上等が見込める。 ★スタンドが無段階調整式になった。 ★キーボードに傾斜を付けられるようになった。 いずれも実際に体験してみると、本当に実用性が向上していて素晴らしいと思いました。最近のPCは、有名無実のマイナーチェンジを繰り返す機種が多くなりましたが、それらよりは100倍建設的なモデルですw ただし不思議な事に、タッチパッドの設定画面に問題があるんですよね(本文で書いたとおり)。ここが非常に残念。そういう要望、Microsoftさんには行かなかったんですかね? 他機種向けのタッチパッドドライバで、Surface Pro 3で動くやつを誰か探してもえませんかね?w …という事なので、タッチパッドの問題が解決しない限り自分は買わないと思いますが、非常に意欲的な作品だと思ったのは事実。なので、 ★はじめからマウスを使うつもり ★スクエア液晶最高! と常々思っているw そういう人は飛びついて良い機種だと思いましたよ。 ぶっちゃけ、Windowsタブレットとしてどうかは知りませんし、あまり興味もありません。そうではなく、飽くまで軽いWindowsノートPCの一種として、Surface Pro 3はイケている、と思いました。…ということなので、できればWindows7モデルもお願いしたい(爆)。 【主な仕様】
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◆カテゴリ変更◆ ●Microsoft ●タブレット(KBD分離) ●レビュー有 ★カテ指定解除 ★カテ一覧 ◆関連機種◆ ◆前モデル:Microsoft Surface Pro 2 ◆関連(RT機):Microsoft Surface 2 ◆関連記事◆ ◆報道:Surface Pro 3は12型なのに800gに! 799ドルからの5モデル(ASCII.jp) ◆報道:Microsoft、12型になった「Surface Pro 3」を発表~価格は799ドルより。日本でも発売が決定(PC Watch) ◆発表会レポート:速報 マイクロソフト Surface Pro 3 発表。12インチ2160x1440画面、Core i7で800g(Engadget Japanese) ◆発表会レポート:MSは12インチのSurface Pro 3で本格的にノートPC置き換えを狙う(週アスPLUS) ◆追加報道:「Surface Pro 3」向けドッキングステーション、9月12日発売(INTERNET Watch) ◆批評:Surface Pro 3は“MacBook包囲網”に対抗できるか?(週アスPLUS) ◆レポート:日本マイクロソフト、日本語版「Surface Pro 3」の実機を公開~詳細なCPUスペックなども判明(PC Watch) ◆レビュー:第3世代タブレットに死角なし MSの本気を見た サーフェスプロ3を試す(日本経済新聞) |