パナソニック LUMIX DMC-CM1(前編)[高性能カメラをビルトインしたスマホ] 登録日:2014年12月21日 |
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★トップページ ![]() 該当件数が多いので周辺を含めて31件分のみ表示しています↓ ●YotaPhone 2 ●デル Alienware 15(GA対応版) ●HP 14-r200 ●デル Alienware 17(GA対応版) ●HP Stream 13-c000シリーズ ●ASUS VivoBook X200MA ●MCJ m-Tab MT-iPE1100WN ●レノボ ThinkPad E550 ●ASUS ZenFone 2(5.5インチ) ●ASUS TransBook T100Chi ●デル XPS 13(Broadwellモデル) ●NEC LaVie Hybrid ZERO(Yogaタイプ) ●NEC LaVie Hybrid ZERO(クラムシェルタイプ) ●レノボ ThinkPad X1 Carbon(3代目もしくは2015年版) ●レノボ ThinkPad X250 →パナソニック LUMIX DMC-CM1(前編) ●ASUS Chromebook C300MA ●HP OMEN 15 ●HP Stream 11-d000 ●東芝 dynabook N61 ●HP Stream 14-z00シリーズ ●レノボ S20 ●Emdoor Miso EM-I8270 ●Wisky W061i ●HP Pavilion x2 10 ●東芝 dynabook N51/NG 2014秋冬モデル ●NEC LaVie U ●HUAWEI honor 6(もしくはGlory 6) ●HUAWEI Ascend Mate 7 ●MCJ LuvBook J ●パナソニック レッツノート RZ4(2014年秋冬モデル) |
![]() 2014/12/21現在、ドイツとフランスとイギリスのみで売られているらしい珍品スマホです(→その後、2015/3/12に発売開始決定しました)。 スマホでありながら、1インチセンサーの高性能カメラをビルトインしています。 【展示機レビュー】 2015/01/25に都内で行われた「LUMIX DMC-CM1イベント&体験会」に参加してきたので展示機レビュー! 各種端子等、基本的な事は動画でまとめたのでそちらを見て下さい Androidのバージョンは4.4.4(KitKat)。5.0(Lolipop)にバージョンアップする予定は今のところはないとのこと。 スマホですから当然SIMスロット装備。しかもSIMフリー! SIMフリーなのでもちろん、MVNO SIMでの運用も可能です。ただしau系SIMは、電波的に全く別物なので使えないのでご注意を。 もちろん、テザリングもOKです。 いずれにせよ、些細な事であり、大勢に影響はない問題ですが、今後のアップデートで対応してくれればよりありがたいところ。 シャッター音とAF音ををそれぞれON/OFF出来ます。どちらもOFFにすれば完全に無音化されます。 スタッフさんのお話では、「シャッター音が消せる」点については、必須要件と考えていたとのこと。パナソニックさんとしてはあくまでデジカメとして作っているわけで、デジカメである限りシャッター音を消せて当たり前。そうでないと大幅に利用シチュエーションが制限されますので台無しです。 とはいえ、スマホとして出荷するとなると(特にキャリア経由で販売するとなると)、悪用防止の観点から、消音可能な状態で出荷する事はまず不可能になります。 キャリアを通すのか、SIMフリーで出すのかは、議論があったに違いないですし、どちらも長所/短所があるのですが、飽くまで自分個人の意見として言わせてみれば、「SIMフリーで出してくれてありがとう!」ですねw。 LEDフラッシュです デジカメを標榜するのであればキセノンフラッシュを装備して欲しかったのが正直なところなのですが、消費電力的にキセノンフラッシュは厳しかったのだそうです。 たださえ消費電力との戦いは相当のものがあったそうな。何故ならば、通常のスマホが搭載する頭脳(Snapdragon)とは別に、デジカメ用の頭脳(VENUS ENGINE)も搭載しているわけで、消費電力的には相当不利になります。最初に作ったプロトタイプはありえない消費電力だったらしいですw。その絶望的な状況から、改良に改良を重ねて大幅に消費電力を下げることに成功。普通のスマホ程度まで低減したとのこと。そんな苦労の果てに出来上がったCM1なので、更にキセノンフラッシュが欲しいなんて言うのはさすがに酷だと思いましたw。そしてもちろん、キセノンフレッシュを装備するとなると、その分大きさや重さが増えるわけで、それも無視できない問題ですね。 【総評】2015/02/01加筆 LUMIX DMC-CM1をチェック(後編)で書いた内容も含めて総評します。 予想以上にデジカメでしたね。そもそも、パナソニックさんの開発姿勢が、スマホではなくてデジカメ主体ですから。デジカメにこだわったからこそ、VENUS ENGINEを積む事を決断したわけですし、1インチセンサーだったり、メカニカルシャッターだったり、レンズが沈胴型だったりするわけですよ。そしてくどいようですが、シャッター音が消せるw そしてもう一つ安心したのが、操作体系もすっかりデジカメなこと。カメラの画質/性能は間違いないとは思っていましたが、カメラとしての使い勝手が悪ければ台無しですからね。ですが、それは全く取り越し苦労だったようです。具体的には以下。 ★スリープ状態から、カメラ切替スイッチをスライドさせるだけでカメラが一発起動。 ★端末が起動している状態でカメラ切替スイッチをスライドさせると、Androidの画面←→カメラの画面を行き来します。 ★ボリュームボタンに各種機能を割り当て可能 ズーム、露出補正、ISO感度設定、WB、OFF(無効化)が選べます。 ![]() ★コントロールリングを装備し、コントロールリングの挙動を設定可能。 コントロールリングに割り当て可能な機能は、ズーム、露出変更、プログラムシフト、ISO感度変更、WB変更の5つです(画面右側の赤囲み) ![]() ★その他、画面のUI類や設定項目についても、完全にデジカメであり、細かいセッティング/コントロールが可能です。以下の動画参照。 設定画面項目をチェック(1/3)~「撮影」メニュー編
設定画面項目をチェック(2/3)~「動画」メニュー編
設定画面項目をチェック(3/3)~「カスタム設定」&「設定」メニュー編
DMC-CM1のUI解説(1/2)~モードダイアル Lumix DMC-CM1は、物理的なモードダイヤルを装備しませんので、画面で操作することになります。 左上の「P」のボタンを押すことにより、モードダイヤルが表示されます。 モードダイヤルを表示した状態で、 ・直接指定したいモードをタッチ ・ドラッグしてダイヤルを回す ・コントローラーリングを操作してモードダイヤルを回転させる 以上の3つ方法でモードを選択可能。 DMC-CM1のUI解説(2/2)~QMenu(設定変更のショートカットメニュー)&コントロールリングへの機能割当て変更
…といった具合なので、普通にカメラとして使うと実にカメラなので、Androidのスマホを使っている感覚は非常に希薄になります。 正直なところ、自分としては、ASUS ZenFone Zoomの出来を確認してから、という気持ちがなくはなかったのです。ですが、DMC-CM1の完成度を先に見てしまうと心揺らぎますよ。そもそも、ZenFone Zoomは発売時期未定ですからね。現時点で自分の理想に最も近い実在する端末と言えるでしょう。 一点だけ問題なのは価格。129,600円(税込)という価格は、正直自分にとっては高いです。なぜならば、自分は1インチセンサーも4K動画も必要としていないので。 一方で、カメラに妥協したくないがために一眼レフのような重たいカメラとスマホを2つ持ち歩いている方にとっては、その煩わしさから開放されるための129,600円となります。そして、CM1であれば高級なカメラに負けない写真が撮れるのだと思われます(←その辺については自分はセンスも知識も無いので本当にそうなのかは判断不可能w)。それを考えれば、129,600円という価格は決して高くないと思いますね。 そして、CM1を使い出してしまうと、ネットに繋がらないデジカメなんて使う気なくなるのではないかとw。それぐらい革命的な1台だと思いましたよ。これはもしかして、パナソニックのデジカメ事業の今後の方向性さえ左右しかねない!?。というか、個人的な願望としては左右して欲しい!!w 【主な仕様】
17855-1855-295337
17855-1855-295337
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