HP OMEN 15[オーメン15,Alienware対抗?]
登録日:2014年12月17日

★トップページ

該当件数が多いので周辺を含めて31件分のみ表示しています↓
HP 14-r200
デル Alienware 17(GA対応版)
HP Stream 13-c000シリーズ
ASUS VivoBook X200MA
MCJ m-Tab MT-iPE1100WN
レノボ ThinkPad E550
ASUS ZenFone 2(5.5インチ)
ASUS TransBook T100Chi
デル XPS 13(Broadwellモデル)
NEC LaVie Hybrid ZERO(Yogaタイプ)
NEC LaVie Hybrid ZERO(クラムシェルタイプ)
レノボ ThinkPad X1 Carbon(3代目もしくは2015年版)
レノボ ThinkPad X250
パナソニック LUMIX DMC-CM1(前編)
ASUS Chromebook C300MA
HP OMEN 15
HP Stream 11-d000
東芝 dynabook N61
HP Stream 14-z00シリーズ
レノボ S20
Emdoor Miso EM-I8270
Wisky W061i
HP Pavilion x2 10
東芝 dynabook N51/NG 2014秋冬モデル
NEC LaVie U
HUAWEI honor 6(もしくはGlory 6)
HUAWEI Ascend Mate 7
MCJ LuvBook J
パナソニック レッツノート RZ4(2014年秋冬モデル)
SONY XPERIA Z3 Tablet Compact
SONY XPERIA Z3 Compact


icon【OMEN 15をチェック】
う~ん、正直なところ、イマサラこんなのをポツンと出されても途方に暮れてしまうのですがね。しかもWeb直販のみですか…。

グローバルなゲーミングPCメーカーとしてはAlienware(Dell)がすっかり認知されてしまっている状況なわけです。そして日本国内では、むしろAlienwareよりもドスパラ、マウスコンピューター、パソコン工房のようなメーカーの方が人気があるかも知れません。

以前は、ゲーミングPCはニッチ商品という扱いでしたが、いまや一般消費者向けPCの稼ぎ頭になろうとしているわけです。それだけに競争が激しくなっています。

そういう状況の中、OMEN 15は戦闘力が感じられないのですよ。具体的には、以下の様な問題があると思います。
★ファミリーがない。現在、15.6インチのこれのみ。デスクトップPCもなし。
★販売経路がHP Directplusでの直販のみでありながら、カスタマイズはほぼ不可。
唯一、メモリを8GB/16GBで選べる程度です。

★仕様が最新ではない(GeForce GTX 860M)。
★ヒンジの焼入れが珍しいぐらいで、その他の部分はどこかで見たことがあるフィーチャーばかり。

といった感じなのですよ。Vodoo OmenやVoodoo Envyも、結局話題だけ振りまいて自然消滅した感じがしますが、これも同じ末路をたどる可能性が高いと分析せざるを得ませんが。どうせ「オーメン」ならば、天板にドーンと「666」のエンボス加工入れちゃうとかしてくれればインパクトあったんですけどね~w←キリスト教国ではシャレでは済まされない?w


【店頭レビュー】2015/01/13
店頭でチェックしてみました。

嫌な予感がしていたのが本音なのですが、実機を触ってみて、かつ店員さんのお話も聞いてみた結果、この機種の意図はある程度理解できました。これは恐らく、ニッチなところを狙ってきたのだと思います。

現在のゲーミングPCの勢力図を考えると、「今ならばOMEN 15が入り込む余地がある」、とHPさんは読んだのではないかと勝手に妄想しました。つまり、以下の様な理屈なのではないかと。
★Alienwareシリーズは現在、13、17、18があるが、15(15.6インチ)はない。(→その直後、Alienwareは新ラインナップが発表され、13、15、17になってしまいましたので注意)
★マウスやドスパラのゲーミングノートは安いが地味(LED装飾がない)
…であれば、15.6インチのLED装飾があるハデなゲーミングPCを出せばその隙間に入り込めるのではないか、という論理なのではないかと。 実はそんな小難しいことではなく、「流行に乗り遅れるわけにはいかない!」という事で急遽出してみただけなのかもしれませんけど(爆)。

理由はともかく、最大の問題は価格だと思います。ベースモデルが199,800円(税抜)=213,840円(税込)との事。マウスやドスパラとは比べ物にならないほど高価格なのはしょうがないとして、Alienwareと比べても明らかに高い感じがします。

もちろん、ストレージが256GBのSSDである点や、タッチ対応液晶を採用している点、ゲーミングPCとしてはかなり軽量の2.15kgとなっていることを考えれば、その値段もある程度の説得力は持ちますが、そこに魅力を感じる人がどれだけいるかが疑問。

純粋な自分の価値観だけで言わせてもらえば、申し訳ないですけど、あえて15.6インチにこだわりたいのであれば、マウスのNEXTGEAR-NOTE i610シリーズiconや、ドスパラのGALLERIA QF860HEをおすすめしちゃいますよ。こちらの方が圧倒的に安い。

別に15.6インチにこだわらずに、ハデなゲーミングノートが欲しいのであれば、Alienwareシリーズで間違いなしだと思いますけどね。

キーボード&タッチパッドはこんな感じ。左端にプログラマブルキー(P1~P6)があります。また、タッチパッドが巨大です。

※キーボードやタッチパッドの使い勝手については、あまり時間がなくて、きちんと評価できず。そのうち再度評価してようかと思っております。

バイクのマフラーのような「焼け」を演出する塗装



【主な仕様】
パーツ 仕様[15-5005TX,15-5006TX]
OS Windows 8.1(64ビット)
オフィスソフト ●なし
●KINGSOFT Office2013 Standard(ダウンロード版)
※Microsoftオフィスは選択肢にない。
CPU Core i7-4710HQ
GPU GeForce GTX 860M(4GB)
メモリ ●8GB(オンボード)
●16GB(オンボード)
ストレージ 256GB SSD
光学ドライブ なし
液晶ディスプレイ 15.6インチFull HD(1920×1080)[タッチ対応/光沢]
外形寸法
(W×D×H)
383×251×15.5~19.9mm(ゴム足含まず)/22.6mm(ゴム足含む)
重量 2.15kg
バッテリー駆動時間 4時間30分(MobileMark 2012)
バッテリー容量 不明
価格 199,800円(税抜)=213,840円(税込)~
より詳細な仕様(本家ページ) 潜在能力が今、覚醒する。高速を体現するゲーミングノート HP OMEN(2014)(HP Directplus)icon

★このページについて間違い報告

◆カテゴリ変更◆
●HP
●15.6インチ
●レビュー有
★カテ指定解除
★カテ一覧

◆関連機種◆
◆巨大タッチパッド:HP ENVY 15-k000

◆関連記事◆
◆報道:日本HP、ゲーミングノート市場参入第1弾「HP OMEN 15」 ~22.6mmを切る超薄型で排熱と安定性に配慮(PC Watch)
◆報道:込めた意味は“良い兆候” HP OMEN 15は薄型ゲーミングノート(ASCII.jp)
◆報道/レビュー:HP,薄型のゲーマー向けノートPC「OMEN」発売。GTX 860M搭載で「同じGPUを搭載した他社のPCより1割速い」(4Gamer.net)
◆報道/発表会レポート:日本HP、新ブランド「OMEN」でゲーミングノートPC市場に初参入(GAME Watch)
◆レビュー:HP OMEN 15-5000の実機レビュー(the比較)
◆レビュー:これぞ大人のゲーミングノート 厚さわずか19ミリの「HP OMEN 15」で上質デザインと高性能を愛でる(ITmedia)
◆レビュー:HP OMEN 15-5000レビュー(HPパソコン比較購入ガイド)
◆レビュー:超薄ゲーミングノート HP OMEN(オーメン)レビュー(パソコン納得購入ガイド)
◆レビュー:ついに「本当のゲーマー向け薄型ノートPC」がやってきた。「HP OMEN」の恐るべき完成度に惚れる(4Gamer.net)