レノボ Miix 2 11[11.6インチで800gというのは最軽量かもしれない]
登録日:2014年01月10日

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【Miix 2 11をチェック】
11.6インチの液晶を搭載した、「Miix 2 11」がCES2014で発表されました。Miix 2 8の大型版という感じ。

これは非常に注目すべき製品だと思っています。なぜならば、ほぼすべての面で、Microsoft Surface Pro 2を超える出来だと思われるからです。残念なことに現時点で日本での発売は未定ですが、恐らく来ると勝手に予想します。チェックポイントは以下。
★値段はSurface Pro 2より遥かに安い。キーボード込みで699ドル(約7.3万円)からとのこと。ちなみに、Surface Pro 2は本体のみで899ドル。
★液晶サイズは、Surface Pro 2より1インチ大きい(11.6インチ)だが、重さはむしろ軽くなっている。(907g vs 798g)
★標準添付されるキーボードドックも、少なくともSurfaceのものよりはマシであることが期待される。
★構造上、液晶の角度調整ができないと思われる。Surface Pro 2は2段階に調整可能。
★恐らく筆圧には対応していないと思われる。Surface Pro 2は対応。

Windowsタブレットの競争が急激に激しくなってきている現在においては、老舗のSurfaceシリーズは競争力低下が激しいのが悲しい現実です。確かに細かいところではSurface Pro 2にもアドバンテージが残っているようですが、価格競争力を考えると、Miix 2 11がブッチギリでしょう。

今後、MicrosoftがSurfaceの開発/販売を続けるのかどうするのかは知りませんが、個人的な感想では「Surfaceは歴史的役割を終えたかな」という感じです。Microsoftとしては、Surfaceが売れなくてもWindowsを搭載したタブレットが売れれば問題ないわけです。むしろ、これで心置きなく本来の仕事(OSの開発)に専念できるわけで、それで良いのではないかと。


【日本で発売決定!】2014/04/23
だいぶ時間がかかりましたが、日本での発売が決定しました!
「5月16日から全国の量販店にて販売開始 レノボ・ショッピングでも順次販売開始予定5月16日から」とのこと。

詳細→http://shopap.lenovo.com/jp/tablets/ideatab/miix-series/miix2-11/

価格が114,000円(税別)との事。仕様を見ると、Core i3でオフィス付きとはいえ、Lenovoにしてはずいぶん強気な価格設定と言えるかもしれません。その理由は恐らく軽さでしょう。10.6インチのMicrosoft Surface Pro 2が907g、10.8インチのDell Venue 11 Pro(Core iモデル)889gであることを考えると、11.6インチで800gというのは相当軽いですからね。

CESに登場した時の話では、もっと安くなるいう話だった気がするので、それを期待していた自分は若干予想を裏切られた感じはあるのですが、まあまあ妥当なプライシングに落ち着いた感じでしょうか。

ただし、気になるレビュー記事を見つけてしまいました→http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1404/21/news146_2.html
上記記事によると、だいぶキーボードがたわむとのお話。結論として、「キーボードを一度試してから購入を考えたほうがいいだろう。」とまで書いています。メディア系のレビュー記事でここまではっきり書かれる事は珍しいので、もしかしたら相当ヤバイのかも? ファンクションキーの列が消滅している(数字キーと統合されている)点も合わせて考えると、確かにキーボードは危険要素が多いw。せめて、Dell XPS 11のキーボードよりはマシなものであることを祈りつつ、自分も店頭で見つけ次第チェックしてみるつもりです。


【店頭レビュー】2014/08/03
…と言うことで、店頭でキーボードをチェックしてみたのですが、個人的にはそれほどひどくはないと思いましたね。確かに相当ストロークが浅くてかつ底が硬いので、慣れないと衝撃が指に来ますが、これは慣れですぐ問題なくなるでしょう。個人的にはごく平均的な品質だと思いました。

ただし、ファンクションキーの列がない点については最大限の注意が必要です。マルチメディアキー優先になっているだけでも大騒ぎされる日本の市場において、その列自体を廃止してしまうのは暴挙に近いと思います。グローバルな判断でそういう仕様になったのだと思いますが、少なくとも日本では、IMEでファンクションキーを多用する人が多いわけで、どう考えても日本市場向きの製品とは思えないです。自分は比較的なくても大丈夫な人ですが、それでも、さすがにこれは避けたい、と思いました。

更には、タッチパッドにも問題ありでした。これは、Microsoft Surface Pro 2とも共通する問題ですが、タッチパッドのドライバが入っていません。その結果どうなるかというと、
★2本指スクロールが出来ない
★タップクリックをOFFにすることが出来ない
です。つまり、非常に使いづらいです。


【まとめ】
Microsoft Surface Pro 2よりはマシなシロモノかと思っていたのですが、残念ながら大差なしです。ある意味、Surface Pro 2よりも問題が多い機種かも。非常に残念です。


【主な仕様】
パーツ 仕様[59410839]
OS Windows 8.1(64ビット)
オフィスソフト MS Office Home & Business 2013
CPU Core i3-4012Y
チップセット なし(SoC)
GPU CPU内蔵
メモリ 4GB(4GB×1)
SSD 128GB SSD
液晶ディスプレイ 11.6インチWUXGA(1920×1080)
センサ類 光センサー、加速度センサー
外形寸法
(W×D×H)
302×190×11mm(本体)
302×204×18.6mm(本体+キーボードドック)
302×201×8mm(キーボード)
重量 0.8kg(本体)
1.35kg(本体+キーボードドック)
バッテリー駆動時間 8.2時間
価格 114,000円(税別)
より詳細な仕様(本家ページ) Lenovo Miix 2 11 Tablet製品詳細(レノボ・ジャパン)

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