Endeavor NY40Sを実機レビューしてみて気がついたこと
登録日:2014年07月22日

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【Endeavor NY40Sを実機レビューしてみて気がついたこと】
このページは、内容的にはEndeavor NY40Sをチェックの続編となっております。実機を借りて一定期間使ってみましたので、より詳細な情報を記録しておきます。

基本的なレビューは上記ページを先にご覧ください。そちらを読まずにいきなりこちらを読んでしまうと、内容が細かすぎて伝わらない可能性ありですw

■■■■■■【目次】■■■■■■
【非常にキメの細かい設定が出来るUEFI BIOS】
【PgUp/PgDn問題の独自改善法】
【パーム測定&感度測定もあり】
【他OSのインストールもOK】



【非常にキメの細かい設定が出来るUEFI BIOS】
EPSON DirectのPCは、どの機種もCTRLキーとFnキーを入れ替える事が可能なのですが、今回、NY40SのUEFI BIOSを見てみてびっくり。
PgUpとPgDnを無効にする項目がある!

「なぜこんな項目があるのだろう?」と思う人も多いかと思いますが、これは非常に有り難い機能だったりします。何故かと言うと、NY40Sは以下の様な配列になっているからです。
Enterの横にPgUp/PgDnがあります。
※この配列、Enterを打とうとしてPgUpやPgDnを誤打してしまう事が多いんです。であれば、無効にすればそういう事故が起こらなくなる、というわけです。

実際、そういう要望が多かったに違いありません。EPSON Directさんは、こういう細かい要望もちゃんと吸い上げてくれるのが素晴らしい。他のメーカーも見習って欲しいところ。

…まあ、もちろん、「そもそもそういう配列にしなければいいじゃないか」という意見もあると思いますが、むしろこちらの配列の方が良いという人もいるみたいです。また、いちばん大きい要因はローカライズのコストだと思います。ベースモデルは英語キーボードで作られるわけで、それを日本用にローカライズする際、コストの関係で大幅な作り替え(例えばキーの大きさを変更するとか、Fnキーの動作を変更するとか)はなるべく避けたいというのが本音でしょう。そうなると、こういうやり方が一番簡単である、という事情でこうなるケースも多いのだと勝手に推測します。



【PgUp/PgDn問題の独自改善法】
…確かに、UEFIでPgUp/PgDnを無効にする方法もアリだと思うのですが、個人的にはもっと良い方法があると思いました。それは、「ThinkPad方式に変更する」という方法です。
ThinkPadは、「↑」の両隣にPgUp/PgDnがある

この配列も、ベストだとは思っていないのですが、それでもNY40Sの配列よりは使いやすいと思います。しかも、有り難いことにNY40Sは「↑」キーの両隣が同じ大きさのキーになっています。
こういう事。まさにおあつらえ向き!


…という事で、キーマッピング変更ソフトを使って、キー割り当て変更!
自分はChange Keyというフリーソフトを使いました。


結果として、こういう配列にしました。


もともと自分はThinkPadユーザーであるので、この方式に慣れているというのもあるのでしょうが、自分はこちらの方がずっと使いやすいし合理的だと思うんですけどね。



【パーム測定&感度調整もあり】
パーム測定


感度調整


※自分は、特別この値を調整する必要は感じませんでしたが、使い手によって最適値は結構違ってくるものなので、調整出来るようになっている事は大事。



【他OSのインストールもOK】
NY40S-Bは、OS代がかかっていないわけで、ある意味、「OSレスモデル」というスタンスで購入する人もいなくはないと思うのです。ただし、このPCはUEFIなので、古いWindowsやLinux系のOSのインストールの際に障害になりかねません。

ですが、それは基本的に心配ないはずです。デフォルトでは、ブートモードが「UEFI」になっていますが、「LEGACY」、「UEFI with CSM」も選べるようになっています↓

例えば、「UEFI」のままだとWindows7 Enterprise評価版のセットアップディスクは起ち上がりませんでしたが、「UEFI with CSM」にしたところちゃんと立ち上がる事は確認できました。

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◆前編:Endeavor NY40Sをチェック
◆用語解説:UEFI[Unified Extensible Firmware Interface](Wikipedia)



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