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HP EliteBook 820 G1/CTを実機レビューしてみて気がついたこと 登録日:2014年07月10日 |
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 【EliteBook 820 G1/CTを実機レビューしてみて気がついたこと】このページは、内容的にはHP EliteBook 820 G1/CTをチェックの続編となっております。 実機を借りて一定期間使ってみましたので、展示場で行った短いレビューでは分からなかった事を中心に、より詳細な話をしたいと思います。つまり、基本的なレビューは上記ページを先にご覧ください。そちらを読まずにいきなりこちらを読んでしまうと、内容は細かすぎて伝わらない可能性ありですｗ ■■■■■■【目次】■■■■■■ 【付属するインストールディスクについて】 【インジケーターはフル装備】 【ポイントスティックの使い勝手はイマイチ】 【CTRLキーのとFnキーの入れ替えは不可】 【ファンクションキーの優先順位は変更可能】 【付属するインストールディスクについて】 今回レビューしたのは、OSがWindows 7 Professional(32ビット)(Windows 8 ダウングレード版)なのですが、付属するOSのインストールディスクはWindows7用(32ビット/64ビット)と、Windows8用(64ビット)が付いています。 こんな感じ。  HDDのリカバリパーティションに格納されているのは、購入時に選択したOSのみですが、インストールディスクを使えば、3種類のOSが選択できるわけです。 【インジケーターはフル装備】 安価なPCはインジケーター類が省略されたり簡略化されている事が多いのですが、高級モデルのEliteBookだけあってインジケーター類もフル装備です。 CapsLockのインジケーターはキーに埋め込まれている  マイクミュートのインジケーターもキーに埋め込まれている  WiFiスイッチ、スピーカーミュートボタンも装備  OFFの時にはオレンジになるのでひと目で分かる  HDDアクセスランプ等ももちろん装備  こういう地味なところもきちんと作られているのが、価格重視の機種とは違いますね～。 【ポイントスティックの使い勝手はイマイチ】  ポイントスティックをじっくり使ってみたのですが、普段ThinkPadを使っている自分から言わせてもらうと、トラックポイントよりだいぶ見劣りしますね。何故なのかというと以下参照。 ★キャップがかなり滑りやすいです。なので、あまり強く横方向に力を加える事ができません。トラックポイントほど強い力で操作しなくても動くので良いのかもしれませんが、もう少しゴムの素材(形状？)を考えて欲しかった気がします。特に、乾いた指で操作した時と汗ばんだ指で操作した時の操作感が急激に変わる(急激に滑りやすくなる)ので、余計なストレスを感じます。 キャップの比較  ※ポイントスティックのキャップ(黒)は、中央が落ち窪んでいます。トラックポイントのキャップ(赤)は逆に盛り上がっています。また、背の高さもずいぶん違いますね。ちなみに、両者のキャップに互換性はありません(裏側の穴の大きさが違う)。 ★キャップも問題ではありますが、どうも納得出来ないのが中ボタンがない点。  中ボタンがないのでスクロール操作が出来ません。ここが大きく使い勝手を悪くしています。中ボタンを付けるとコストアップになるというのであれば、せめて両ボタン同時押しで代用できるようにして欲しいです。もしくは、タッチパッド用のボタンを中ボタンに設定できるようにするとか、いろいろ方法はあると思うのですが…。スティック型デバイスとしての動作精度/感度は、トラックポイントにひけをとっていないと思うので、この辺のツメの甘さが非常にもったいない。 ThinkPadの場合、慣れてしまえばトラックポイントしか使う気がしなくなりますが、この機種の場合、タッチパッドの方がもしかしたら良いかな、と思ってしまうぐらいです。←皮肉なことに、タッチパッドの出来はかなり良い。 【CTRLキーのとFnキーの入れ替えは不可】2014/07/15  ※自分の記憶が正しければ、少なくとも以前のEliteBookは、BIOSの設定でCTRLキーとFnキーを入れ替える事が出来たはずですが、本機種は不可です。あえてマイナーな方向に配列を変更したいというニーズが小さいため、省略されたのかもしれません。 【ファンクションキーの優先順位は変更可能】  デフォルトでは、ファンクションキーは、「F*」で動作するようになっていますが、設定で各種マルチメディアキーの方を優先にすることも出来ます。 BIOSの「Fn Key switch」の項目で、どちらを優先するか指定できる。(チェックするとマルチメディアキー優先)  |
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