東芝 dynabook KIRA V832[R632から派生した機種?] 登録日:2013年04月21日 |
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【dynabook KIRA V832をチェック】 これはかなり面白そうな機種ですよ。dynabook R632の高解像度液晶&タッチ対応バージョン的な機種です。フットプリントは変わらず、若干厚みが増えて重くなりました。とは言っても、1.35kgですから、十分軽い部類に属します。 一方、タッチパッドはボタン一体型になってしまったのは若干残念です。 個人的に気に入ったのはWQHD(2560×1400)であるところ。Full HDをスキップして、WQHDに一気にジャンプアップしたのはなかなか良い決断だったと思います。なぜならば、13.3インチの液晶に対してFull HDは中途半端であり、デメリットがかなり大きいと思うからです。(テキストが小さくなり過ぎる。設定でテキストサイズを変更しても画像のサイズは変更されないので副作用が大きくあまり利便性が改善しない) 一方、WQHD(2560×1400)であれば良い解決策があります。これを1/2の解像度(1280×700)に設定すれば、調度良い解像度になります。かつ、WQHDの4ドットを1ドットにきっちり割り当てられるのでディザリング処理がされなくなり、ドットの鮮明さが失われないと考えられます。 2013/07/02 その後、触ってみる機会があったので、ちょっと試してみました。 ※写真で撮った時の元寸のまま載せているので、それぞれの文字の大きさが違うので比較しにくいかもしれません。 ケース① WQHD(2560×1400)の場合 ケース② 1280×720の場合。つまり、オリジナルの解像度の1/4の密度 ケース③ ドットbyドットならない、HD(1366×768)の場合。この場合、ディザリング処理がされているはず ※なんだか、イマイチよく分らずorz。本当ならば、①、②がクッキリしていて、③がぼんやりしていることを期待したのですが、そうとも言えない感じですね。 そして実際、肉眼で見ると本当にそうなんですよね。どの解像度であろうと、肉眼では十分くっきりかつなめらかに表示されるんです。既に人の目が識別できるレベルを超えちゃってる感じ? なので、ドットbyドットの場合でも、より文字をなめらかに見せるために、ディザリング処理を加えているという事なのかもしれません。この辺、余裕の解像度がなせる技なのかも? 【ギャラリー&レビュー】2013/07/02 全景 右側面 右側面のI/F部アップ。見慣れないマークが付いているが詳細不明 左側面 前面 後面 天板 ロゴ付近アップ 裏面 液晶面。13.3インチWQHD(2560×1440)[タッチ対応/光沢]。 キーボード面 キーボード右部 キーボード左部 ※撮った写真を見なおして判明したのですが、Fn+1、Fn+2、Fn+Spaceに画面拡大/縮小関係の機能が割り当てられていますね。現場で気が付かなかったので試すことができなかったのが悔やまれます。どのような方式の拡大/縮小なのかは不明ですが、超高精細な液晶を搭載している本機の場合、これがあると結構便利なのではないかと期待されます。 キーボード横から キーボード前から ストロークはこれぐらい キーボードの打ち心地チェック(フルスクリーン推奨) 【キーボードの感想】 さすがdynabookシリーズ、キーボードが非常に良い出来ですよ。期待を裏切らない! ★ファンクションキーが4つ単位で区切られている。 ★DeleteキーはBSの上 ★PgUp/PgDn/Home/Endはカーソルキーとのコンビネーション ★カーソルキーも調度良い大きさ(決して小さすぎることはない) ★適度な底打ち感 ★キートップはほぼフラットだが、特別問題なし です。これは素晴らしい出来。 タッチパッド タッチパッド横から 【タッチパッドの感想】 残念ながら、タッチパッドはかなり使いづらいですね。何故かというと、ボタン操作時にカーソルが揺れる現象が多発するからです。まだ人差し指で操作する分には揺れる程度で済みますが、例えば親指(太い指)で操作してしまうと、カーソルが揺れるどころかジャンプしてしまう。個人的には全く実用にならないタッチパッドだと思いました。今時、台湾製の激安PCでもこれほど使いづらいタッチパッドはなかなかお目にかかれない、というぐらいのタッチパッドです。かなり落胆。 【総評】 タッチパッドの件は、持ち歩かないユーザー(家で使うユーザー)であれば全く関係ない話だと思うので、どう判断するかは各人でお願いします。それ以外は文句なし。これは相当ヤバイ(良い意味で)ですよ。 【主な仕様】
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