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HTC One Maxをレビューしてみて気が付いたこと 登録日:2014年02月17日 |
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HTC One Maxをレビューしてみて気が付いたことを記録しておきます。 【ファブレットは慣れだｗ】 5.9インチの液晶を持つHTC One Maxですが、LG G Flex(6インチ)やGaraxy Mega 5.8(5.8インチ)を使ったことがある私としては、特別違和感なし。むしろコレが普通サイズ(それは言い過ぎ)。 ファブレットに慣れてしまうと、自分所有の4.3インチのスマホが恐ろしく不便に思えてしまいます。ましてや、4.0インチの極小液晶を搭載するiPhoneの何が便利なのか理解不能になりますｗ 競合ファブレットに比べると重めなので、ポケットに常時入れて歩くのは若干邪魔かも知れませんが、決して不可能なサイズではないです。スーツの内ポケットに入れて使うのであれば、むしろベストのサイズなのではないかと。 【Sense UIは必要なし！】 HTC独自UIである、「Sense UI」は、最新のバージョン5.5が載っています。ですが、正直、これは必要だとは思いませんでしたね。多分、Sense UIの一番のウリは、BlinkFeedだと思われるのですが、別にBlinkFeedが無くても通知画面に順次お知らせが来ますからね。二重管理になるだけです。しかも、BlinkFeedは時系列に並ばないので、更新された情報だけ順番に見るという事ができない感じがします。←自分がその方法を知らないだけなのかもしれませんが。 Sense UIは、その他にもいろいろ細かい拡張がされていると思うのですが、申し訳ないですけど、「Sense UIで良かった！」と思ったことは一度も有りませんでした。 と言うことなので、できればSnese UIを解除してAndroidオリジナルのUIで使いたかったぐらいなのですが、少なくとも標準的にはその方法が用意されていませんでした。多分、他のホームアプリをインストールすれば自動的に解除されるはずではありますが、時間がなく実験はできていません。 【指紋認証もイマイチ】 HTC One Maxは、裏面に指紋リーダーを装備していて、設定をすると指紋でログオン出来るようになります。ですが正直、あまり実用的とは思いませんでした。というのも、あまり認識率が高くないからです。一発でうまくいくことはほぼないです。裏面に指紋リーダーがあると、目視せずにやる事になるので、なかなかうまく指紋リーダーに当たらない。それが原因でエラーになることが多いのではないでしょうか。確かにiPhoneの指紋リーダーとは違って、片手で操作ができるというメリットはあるものの、むしろこのデメリットの方が大きいかも、と思ってしまいました。 例えばの場合、終電車の時間を知りたくて急いでスマホを取り出したのに、なかなかログオンできないというのは結構イライラしますヨｗ。そんな不便が度々あったので、申し訳ないですけど自分はしばらくして指紋認証をやめてしまいました。 例えば、ネットバンキングや、ネットショッピング時の決済をする時に、個人の認証のために使うとか言うのであれば非常に良いのかもしれませんが、Androidにログオンをするためだけに指紋を使うのはあまり実用的ではないと思いました。 【指紋リーダーをもっと活用できるはず】 …ところで、せっかく指紋リーダーが裏面にあるのですから、もっと別の活用法があるのに、と思ってしまいました。 例えば、スリープブロッカー(？)として使えるといいんですけどね。Google Mapで地図を見ながら歩いていると、一定時間後に勝手に画面が暗くなってしまいますよね。これは不便なので、指紋リーダーに手を触れている間は、画面を維持し続けるとかしてくれると、非常に便利なんですけど。 あと、指紋リーダーをタッチパッドの替わり的な用途で使えないものですかね？ 上下左右スワイプで画面の上下左右スクロールが出来たするとWebブラウザー使っている時にウルトラ便利なんですけど？？ 【「画面外から左右スワイプ」が認識されない】 自分は、Sleipnir MobileというWebブラウザを常用しているのですが、このアプリ上での「画面外から左右スワイプ」が何故か認識されませんでした。 「画面外から左右スワイプ」をやっても、いつも「左右スワイプ」に認識されてしまう。何故??  これは、端末側の責任ではなく、アプリ側のチューニング不足が原因である可能性も高いですがよく分からず。 【Zoeは非常に面白そう!!】 時間がなくて、あまり多くのことを試せなかったのではありますが、HTC Zoe(ゾーイ)は結構面白そうですね。 とりあえず、ハイライト作成だけはやってみましたが、その他にもいろいろ面白いことが出来る。 Zoeについての解説はこちらの記事が分かりやすいと思います→これぞスマホ時代の遊べるカメラ――「HTC J One」の“Zoe”を試す(ITmedia) この手の機能、他社のスマホにも無いわけではないはずですが、これほど充実しているのはHTCのみかもしれません。 【総評】 …で、結局、これはオススメできるのかどうかというと、正直なところは「他にもいろいろ候補があるな」ですね。 Zoeに魅力は感じますし、4Gにも対応していますし、最近は結構省略されがちなSDカードスロットを装備しているなど、良いところもあるのですが、それ以外の点ではやや引っかかる部分が散見されたのが現実。 既に書いた事柄以外にも、重箱の角をつつくような事を言うと、いろいろあるんです。タッチ式のボタンにランプが付いていないので暗いところでは見づらかったり、裏蓋がなかなかピッタリと嵌らなかったり、付属のヘッドホンがだいぶ安っぽかったり…。これで競合よりだいぶ安ければ納得できるのですが、差はかなり小さいと言わざるを得ないです。例えば、2014/02/17現在の各機種の価格は以下のようになっています。(EXPANSYSでの価格) →HTC One max 803s(5.9インチ)が62,382円 →LG G Flex D958(6インチ)が65,666円 →Samsung GALAXY Note 3 SM-N900(5.7インチ)が59,754円 となっています。更にダメ押しで、Xperia Z Ultra(6.44インチ)がこの値段まで下がってます。  詳細こちら→http://www.expansys.jp/sony-xperia-z-ultra-c6802-sim-16gb-black-251205/ この状況から考えると、HTC One Maxは、現在の価格ではかなり不利と言わざるを得ないところでしょうね。 |
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