Endeavor ST170Eをレビューしてみて気がついたこと 登録日:2014年02月25日 |
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【Endevor ST170Eをレビューしてみて気がついたこと】 EPSON Direct Endeavor ST170E(45mmスリムモデル)のレビュー後編となっております。基本的なレビューは既に上記ページでしていますので、ご覧になっていない方はそちらを先にお読みになることを激しく推奨します。そうしないと、このページの内容は細かすぎて伝わらない可能性ありw ![]() 今回レビューしたEndeavor ST170Eは、光学ドライブ無しのモデルですが、光学ドライブ(DVDスーパーマルチ)がついたモデルも用意されています。ちなみに、光学ドライブ無しが64,050円、有りが71,400円となっています。7,350円の差となっています(2014/02/19現在)。 なので、価格だけを考えれば、サードパーティの外付けドライブ(3,000円弱からあります)を別途買ったほうが安上がりです。ただし、そうなるとスマートさに欠けますし、ディスプレイ裏にマウントする時には困ってしまいます。その辺がどちらにするかの選択肢の分かれ目でしょう。 ちなみに今回、自分が光学ドライブ無しを選んだ理由は、既にUSB接続の光学ドライブを所有していた上、光学ドライブの使用頻度が低いからです。 手持ちのDVDドライブ(Logitec LDR-PME8U3L)を上に載せて使っている図 【5400RPMのHDDはケチりすぎたかw】 今回、補助記憶装置は、「最低でも500GBは欲しい」という安易な理由でよく考えずに500GB HDD(5400RPM)にしてしまったのですが、これは若干失敗したかな、と思っていたりして…。なぜならば、OSやソフトの起動時に、アクセスランプが点灯しっ放しでだいぶ待たされることがあるからです。明らかにHDDがネックになっている感じ。 いやもちろん、我慢できないほど遅いというわけではないですが、SSDのスピードを知ってしまうとHDDがだるいw。せめて7200RPMのHDDでしたね。もしくはとりあえず、128GBのSSDを積んでおいて、後から必要だったら自分で増設、という方法でも良かったかな、とちょっと思ったり。 ちなみに、今回自分が注文したマシンのWindowsエクスペリエンスインデックスは、こんなバランスになってます。 ![]() メモリとHDDがシステムの最低スコアになっているのが分かると思います。ここからも、やはりHDDがネックになっているのが分かります。 【SDカードスロットは無し】 ST170Eは珍しくSDカードスロットを装備していないのでご注意を。最近は、どんなPCにも付いていて当たり前という感じがあるので結構見落としがちです。何しろ、自分も箱から出してみて初めて気が付きました(苦笑)。ただし、それでも心配はいりません。100円ショップで解決してしまいます。 こんな感じ(LAWSON 100で105円で購入したSDカードリーダー使用。特別問題なく動作しました) …と言うことなので、むしろ無くて良いかも?w 【最大のメリットは「自由度」】 ST170Eを使ってみて一番良いと思う点は、いろいろな意味での自由度です。 まず、ノートPCとは違って、キーボードやディスプレイを自由に選べます。事実自分は、EPSON Directのキーボードではなくて、愛用の狭ピッチキーボードをつないで使っています。 かつ、設置場所の自由度も高いのが良いですね。ノートPCと違って、本体を手元においておく必要がないので、じゃまにならないところに隠しておけます。専用のマウンターを使ってディスプレイ裏に隠してしまうというのが最もスマートなやり方ではありますが、例えば、ディスプレイの下に置いてしまうというのもアリ。 こんな感じ。 ![]() そして、ある意味一番ありがたい自由度は「OS」だったりして…。さすがEPSON Directさん、注文時にフルカスタマイズOKとなっており、Windows7も選択可能となっています。なのでもちろん、私は迷わずWindows7で発注w。MicrosoftさんにはWindows9の早期発売を期待しています。(^^ゞ 【騒音レベルは?】 ST170Eが使っているCPUはHaswell世代のCPUです。Haswellは発熱が少ないので原理的に静音化しやすいですし、ましてやノートPCと違い内部の空間に余裕がありますから、冷却ファンの回転スピードを抑えることが出来ます。そのおかげで、普段は実質的に全く無音と言って良いです(耳を本体に近づけてもなかなか分からないぐらい)。ベンチマークなどで負荷をかけた時に、急激に冷却ファンの回転スピードが上がり、その時にやっと動作音(サーという音)が聞こえるぐらいです。それにしても、静かな屋内でやっと聞こえる程度のレベルで、それなりに他の騒音もある普通のオフィスであればまず聞こえないでしょう。 詳しくはこちらの動画でどうぞ HDDを搭載しているモデルなので、HDDの騒音含めてこの程度ですからね。騒音の心配は全く無いでしょう。 【レビュー後記/総評】 自分は、メインPCはいわゆるミニタワータイプの自作PCなのですが、実際の使用感(パフォーマンス)はそれとほぼ変わらない感じです。 なのに、このサイズの違いは何w 最近、動画編集ソフトをよく使うので、レンダリング処理は自作の方が有利か、とも思っていたのですが、それも違いは感じませんでした。いやそれどころか、ST170EのHaswell CPUであれば、最新のストリーミング系命令やQuick Sync Videoが使えますからね。それらの威力を考えると、むしろST170Eの方が速くてもなんら不思議ではないですね。←なにしろ自作の方はAMD Phenom II X4 955(Socket AM3世代のCPU)だったりしますから。 …そんなこんななので、自分の用途的には、ST170Eでもほぼ問題なしであったりします。それでもあえて大きくなければならない理由があるとしたら、HDDを大量に積める点ぐらいです(ビデオファイル保存領域に最低でも数テラバイト単位の領域が欲しい&将来的に更なる拡張も)。ただしこれに関しても、USB接続の外付けHDDで拡張するという手も十分現実的でしょう←容量&スピードは問題なし。あとはコストとの兼ね合い。 …結論として、「この小ささでこれだけのパフォーマンスと自由度があるならば、ほぼタワー型PCは必要なし」と思ってしまいました。 |