ASUS ZenFone 5(A501CG)[Intel Atomなハイコストパフォーマンススマホ]
登録日:2014年07月28日

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【ZenFone 5[A501CG]をチェック】
ASUSは、国内向けにFonepadシリーズ、PadFoneシリーズ、MEMO Padシリーズなど、いろいろな製品をリリースしていますが、海外ではZenFoneというシリーズもあるのですね!。今のところ、ZenFone 4、5、6があるらしいですが、このページでチェックするのは5.0インチのZenFone 5です。チェックポイントは以下。
★下位機種のA501CG(GSM/3Gのみ対応)と、上位機種のA500CG(LTE対応&その他のスペックもUp)の2種類ある。
★日本で入手できるのは2014/07/28時点で、下位機種のA501CGのみのようです(EXPANSYSもamazonにも見当たらず)。そのうち追加されるのを期待する。
★SoCがIntel系である。スマホとしてはマイナー勢力。
★この手の激安スマホは日本語ロケールが入っていなかったりするケースも多いが、Zenfone 5 を徹底レビュー!ASUSのSIMフリー機の実力によればデフォルトで入っているので安心。
Zenfone 5 を徹底レビュー!ASUSのSIMフリー機の実力(その2)によれば、GPSがイマイチかもしれない。GPSの精度は結構違いが出がちなところなので、十分有り得る話。カメラもあまり大きな期待はできなさそう。これはしょうがないところでしょう。
★液晶の解像度がかなり低い(5インチ(1280×720))。だが、これは実用上のデメリットはほぼないと思う。いやむしろ、サクサク動作というメリットの方が大きい?w
★今どき、ホームボタン等がハードウェアキー。しかもタッチ方式。ダメオシでバックライトが付いてないようです。薄暗いところだと結構使いづらいと思います。
★最大の特徴は価格の安さ。17,600円(2014/07/28時点 EXPANSYS調べ)iconという価格は相当安い。

スマホのSoCは、ARM系が大多数ですが、ASUSは飽くまでIntel系のAtomにこだわる模様です。IntelのAtomシリーズはスマホの世界ではマイナーなSoCではありますが、これほどの価格競争力を出せるのであれば、十分魅力がありますね。ASUSはもともとはPC用マザーボード製造メーカーですから、もしかしたらスマホの基板部分から自社製だったりするのかも知れませんね。だからこそここまで安く出来るという事情だったり?

Intel系ハードウェアを使ったスマホメーカーとして孤軍奮闘な感じのASUSですが、なにしろASUSはEeePCという歴史的な製品を世に送り出し、世界的なPCの価格破壊(いわゆるミニノートブーム)の引き金を引いたメーカーですからね。今度はスマホに価格破壊を起こしつつあるのかもしれませんよ!?

ただし自分は、「Intel系のスマホは100%の信用は得られていない」と思っています。何故かと言うと、全般的に電波の入りが悪いという話が多いように感じるからです。原因はいろいろ考えるのではありますが、一番怪しいのはモデムです。Intelのモデムであり、Qualcommのモデムではない、という事実が、ある程度その理由として説得力があるかもしれません。また、電波品質にこだわる電話会社が、Intelのスマホの採用に積極的ではない(どころかほぼ無視されている状態な)理由もそこなのではないかとも推測されるからです。


【ギャラリー&レビュー】2014/10/30
パッケージの中身。左上から時計回りで、★本体、★ヘッドホン、★ヘッドホンの替えゴム、★マニュアル類、★商品管理用の紙?、★カバーを開け方図解、★ACアダプター(香港仕様)、★USBケーブル。


液晶面。5インチHD(1280×720)。ホームキー類は液晶画面外にあり、タッチ式。かつ、バックライトなしなので注意。


Homeキーの下部分アップ。円形の細かいスリットが入っています。


右側面。左から、★ボリュームボタン、★電源ボタン


ボリュームボタンアップ。このように、円を描くように細かいスリットが入っている。電源ボタンも同様。


左側面。特に何もなし。


左側面には、蓋をあけるときに爪を引っ掛けるくぼみがあるのみ。


上面。左から、★マイク(動画撮影時等に使われる)、★ヘッドホン端子。


下面。左から、★受話口(電話時に利用される)、★microUSB。


背面。左から、★カメラ、★フラッシュ、★スピーカー。スピーカーのスリットはだいぶ横長に入っていますが、スピーカーはモノラルで、かつ、スリットの左端(写真では下端)にあります。


蓋をあけるとこんな感じ。デュアルSIM仕様。microSDカードスロットもあります。バッテリーは交換不可。



【まとめ】
Zenfone 5を実機レビューしてみて気がついたことで書いたことも含めてまとめます。

もともと、各種クチコミ系の書き込みを見る限り、相当期待できそうな雰囲気を醸し出していましたが、期待通りですよ!。パフォーマンスも全く問題なしでしょう。アスファルト8:Airborneが普通に動くレベルです。細かいことを言えば、
・LTEに対応していない(LTEに対応しているのはこちらのモデル(ZenFone 5[A500KL])
・ホームキー類にバックライトが付いていない
Zenfone 5を実機レビューしてみて気がついたことで書いたとおり、動作としてよくわからないところも散見されるw。ただし、これはAndroid 4.4にアップデートしてしまったからなのかも?
と、注文がないわけではありませんが、価格を考えれば十分納得の内容ですよ。ちなみに、2014/10/30現在、EXPANSYSでは17,200円(税別/送料別)iconですから!。この価格を見ると、HuaweiやFreetel買うのが馬鹿らしくなりますw

本当に電波的にAtom(のモデム)は大丈夫なのか等、不安がないわけではありませんが、今のところその辺に関しても問題はなさ気な雰囲気があります。

ところで、ASUSはもともとPCの販路はあるのですから、そこから自社のスマホを流通させることが可能だと思います。そうすれば普通の家電店で気軽に単品で購入という事も可能になるかもしれませんよ。そういう意味で、ASUSが日本のSIMフリースマホ普及のリーダーカンパニーに成り得るのではないかという予感さえしましたよ。今後のASUSにますます期待したくなってしまう出来の1台ですね!


【主な仕様】
パーツ 仕様[A501CG(8GBモデル), A501CG(16GBモデル)] ※LTE対応モデルは記述していないので注意。
OS Android 4.3 (Jelly Bean)
SoC Atom Z2560(1.6GHz)
メモリ 2GB
SSD ●8GB
●16GB
液晶ディスプレイ 5インチHD(1280×720)
センサ類 GPS、加速度、デジタルコンパス、 ジャイロスコープ、近接、環境光、ホールセンサー
対応する電波 3G:850/900/1900/2100MHz
GSM:850/900/1800/1900MHz
外形寸法
(W×D×H)
148.2×72.8×10.34mm
重量 145g
バッテリー駆動時間 不明
※2110mAh(内蔵)
価格調査用URL ※EXPANSYSは関税/送料/消費税入っていないので注意。






ASUS ZenFone 5(8GB, Cherry Red)icon
ASUS ZenFone 5(8GB, Charcoal Black)icon
ASUS ZenFone 5(8GB, Pearl White)icon
ASUS ZenFone 5(16GB, Cherry Red)icon
ASUS ZenFone 5(16GB, Charcoal Black)icon
ASUS ZenFone 5(16GB, Pearl White) icon



2014/08/26現在、「興和ショップ」「OneShopMobile」等が扱っているが、EXPANSYSほどのカラバリ/機種バリエーションは無し。
amazonを"ZenFone 5"で検索した結果ページへ
より詳細な仕様(本家ページ) (英語)ASUS ZenFone 5 - Beautifully Crafted, Just for You(ASUS)

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◆レビュー:Zenfone 5 を徹底レビュー!ASUSのSIMフリー機の実力(Tokyo Re:Kadigin)
◆用語解説:クアルコム[Qualcomm](Wikipedia)
◆参考:低価格IA Androidがタブレット市場を変える(PC Watch)

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