ASUS EeeBook X205TA[STOP Chromebook! な一台] 登録日:2014年12月14日 |
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【EeeBook X205TAをチェック】 これは危険な一台。こんなWindows機が出てきてしまったのでは、Chrombebookの立場がないと思ってしまいました。 Chromebookの一番の良さは安さだと思います。一方、Chrombebookの欠点は多いです。具体的には、ネット接続が前提になってしまう、アプリが少ない、周辺機器を使えない(or 使いづらい)等。 逆に言えば、Windows機はChromebookに比べて相当高いからこそ、Chromebookに勝機があったわけです。ところがこの機種は、Windowsを搭載しながら、Chromebookと実売価格で数千円の違いしかないです(仮想敵をACER Chromebook C720だとして)。それでいて、C720よりもずっと軽いです(1.25kg vs 980g)。であれば、わざわざ不便で重たいChromebookを買う人がいるでしょうか? やはり、Microsoftの逆襲(一部、OS価格の無料化)が効いています。そのお陰でChromebook並みの価格を実現できるようになりました。今後の量産効果等を考えれば、ChromebookよりWindowsの方が安いという状況になるのは時間の問題だと思います。大変残念ではありますが、勝敗は決してしまった感じです。 すでにある程度Chromebookが浸透しているアメリカならばまた事情は違うのかもしれませんが、日本ではいくらなんでも無理っぽいです。逆に言えば、こういうWindows機を密かに待ち望んでいた人は少なく ないと思われるわけで、これはヒットしそうな予感! 【店頭レビュー】2014/12/16 店頭でチェックしてみました。 キーボードは、値段を考えれば相当ちゃんとしていると思います。確かに、打鍵感はやや安っぽいのではありますが、チャタリングもないですし、グラつきも少ないですし、場所によって打鍵感が大きく違うということもないです。必要にして十分ですね。そして、見逃せないのはキーピッチが均一な事。グローバルメーカーが日本向けにローカライズする場合、限られたスペースに日本語独自のキーを入れ込むために、一部のキーのピッチが狭められて無理矢理押し込まれた感じになる場合が多いのですが、この機種はそんな事はないです。唯一、ピッチが狭いのは「¥」のみです。これならば全く違和感はないですね。 カーソルキーがかなり小さいのは若干心配なのではありますが、許容範囲と判断しました。 タッチパッドについては、特別良くはないですけど悪くもないですね。少なくとも、パッドの表面処理がNGだとか、ボタンが異常に硬いとかそういう致命的な不具合はありませんでした。 タッチパッドのドライバもちゃんと入っており、タップクリックをOFFにしたり、2本指スクロールの方向を逆転したりすることもできます。 という事なので、ハードな使用には耐えられないかもしれませんが、恐らくほとんどの人にとっては必要にして十分なタッチパッドだと思います。十分合格点でしょう。 【総評】 価格を考えれば素晴らしい出来ですね!。1kgを切るWindows PCが3.5万円程度で手に入ってしまうという事だけでも凄いことなのに、キーボードやタッチパッドも、そしてついでに言えばパフォーマンスもそれほど悪いわけではない。 もちろん、ACERやLenovo等も対抗機種を出してくるとは思いますけれども、いきなりASUSが超本命を出してきちゃった感じですよ。これまで経験則から考えると、これに対抗できるものが出てくるかどうかは結構疑問w。なぜならば、ACERはキーボードがイケてない事が多いですし、LenovoはタブレットやYogaタイプ重視と判断されるため。 …という事で、品薄になってもおかしくないぐらいの名作ではないかと。即Getしても多分後悔はしないはずですよ! 【非常にためになるレビュー記事登場】2015/02/14 ITmediaからレビュー記事出てます。これ必読→ファンレスで騒音もなし“3万円台前半”で1キロ切りのミニノートPC これを読むと以下のことが分かります。 ★USBは2.0止まり(3.0ではない)。Atom Z3735Fの仕様上、しょうがない。 ★ストレージ32GBはやはりかなり厳しい。クラウドストレージの積極活用必須。 ★キーボードのキーピッチは、横18.5mm、縦16.5mmとのこと。 更にお知らせ。後継機種が登場しました→ASUSの“3万円台で1キロ切り”11.6型ノートPCがストレージ倍増 カラバリが増え、かつストレージ容量が倍増して64GBになりました。つまり、前モデルの弱点が克服されたわけで、更にオススメ度が増すのではないかと! 【主な仕様】
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