NEC LaVie Hybrid ZERO(クラムシェルタイプ)[779g,LaVie Direct HZ,LaVie Z,ラビー・ハイブリッド・ゼロ]
登録日:2015年01月06日

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ThinkPad 13の調査結果(2016/05/10更新)
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東芝 dynabook R63/PS
東芝 dynabook R63
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デル XPS 13(Broadwellモデル)
NEC LaVie Hybrid ZERO(Yogaタイプ)
NEC LaVie Hybrid ZERO(クラムシェルタイプ)
ACER Aspire R7-371T-F58Q
ASUS Chromebook C300MA
レノボ Yoga Tablet 2 Pro
MCJ LuvBook J
デル Inspiron 13 7000 シリーズ 2in1
VAIO Pro 13(Haswell Refresh版)
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東芝 dynabook R73
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東芝 dynabook KIRA L93
MCJ NEXTGEAR-NOTE i420シリーズ
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東芝 dynabook R634
デル XPS 13(Haswellモデル)
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NEC LaVie Z(2代目)
SONY VAIO Fit 13A
MCJ NEXTGEAR-NOTE i410 シリーズ
デル Latitude 3330
SONY VAIO Duo 13
SONY VAIO Pro 13
レノボ IdeaPad U310 Touch


【LaVie Hybrid ZERO(クラムシェルタイプ)をチェック】
CESで発表され、CESのアワードも獲得したことで世界的に注目された新型LaVie Zなのですが、その後、LaVie Hybrid ZERO(ラビー・ハイブリッド・ゼロ)という名前で発表となりました(2月5日より販売会予定とのこと)。また、NEC Directで販売する直販モデルは、LaVie Direct HZという名前になりました。

ややこしいのは、クラムシェルタイプのモデル(このモデル)と、Yogaタイプ(サバ折りしてタブレットになる)のモデルが2種類あり、どちらも同じLaVie Hybrid ZEROという名前になっている点です。両者の区別は細かい型番で識別しなければなりません。両者は確かにハードウェア的には共通点が多いですが、モデルの性格的は全く違うものだと思いますので、同じ名前というのは混乱しやすいですね。特にネットショップで買うときには、間違って買ってしまいそうで怖いw

余談~なぜHybridなのか 2015/02/06
今回、Hybrid(ハイブリッド)という言葉は、ほぼ"2in1"の意味で使われています。なので厳密に言えば、2in1ではないこちらのモデルまで"Hybrid"なのはおかしな話です。

その点についてNECのスタッフさんに訊いてみたところ、「(こじつければいろいろ理由はあるのですがw)何よりも消費者の混乱を避けるため」という意図が大きかったようです。確かに一理あるのですが、逆に混同/誤解を招く危険もあるので、購入の際にはご注意ください。


【ギャラリー&レビュー】
全景


右側面。左から、★ヘッドホン/マイクコンボ、★メモリカードスロット、★USB3.0×2、★HDMI。


左側面。左から、★セキュリティロック、★電源コネクタ、★電源ボタン


前面。特になしもなし。


後面。通気口があります。


天板


裏面。


液晶面。13.3インチWQHD(2560×1440)[タッチ非対応/非光沢]。


液晶はここまで開きます。


キーボード面。キーピッチ18mm、キーストローク1.2mm。


キーボードチェック

★↑↓キーが←→キーより小さくできているが、これは全く使い勝手に悪影響は与えないと思いました。(小さいと言っても、十分な大きさがあります)
★FnキーとCtrlキーの入れ替えは当然出来るとの事←LaVieシリーズは基本的に、全ての機種で対応しているのが一つの売りでもあります。
★BS、Delete、Insertが、他のキーより若干打感が違いますが、それはごく僅かです。全体としては極めて均一な打感を実現しており、非常によく出来ていると思います。

ストロークが1.2mmと非常に薄いです。1.2mmという値は、前モデルと変わっていないのですが、打感は結構違います。底打ちした時の衝撃がかなりソフトになっていて、かつ打鍵時音が明らかに小さくなっていると感じました。現場に前モデルが無かったのでイマイチ自信がありませんが、多分間違いないはずです(前モデルのキーボードチェック→http://youtu.be/tixF7Zy9Qbk)。

なので、比較的周りが静かな状況でテスト出来たにも関わらず、やや打鍵音が聞き取りにくいぐらいですw

タッチパッドチェック

すごく良いというわけではありませんが、大きな欠点はないタッチパッドでした。少なくとも、初代のLaVie Zよりは遥かに良く、2代目のLaVie Zと同程度の出来ではないかと思いました。

贅沢を言えば、もう少し指を滑らせやすい表面処理にして欲しかった気がしますし、ボタン操作をした時に、ごくまれにマウスカーソルが揺れる現象が起きます(特に自分は右クリック操作をした時に)。ですので、ボタンが独立したタイプに比べればやはり使い勝手が若干低下するのは事実だと思いました。ただし、
★タッチパッドのドライバはちゃんと入っている(elan製)
★タッチパッドのドライバの設定で、タップクリックOFFやスクロール方向の逆転は可能
であることは確認できました。それらの要素も含めて、全体としては十分使い物になるタッチパッドだと思いました。

※という事なので、もちろん悪いタッチパッドではありませんが、レッツノートRZ4のタッチパッドには及ばない事も意味します。参考→http://youtu.be/e0nc1w6KjB0


【総評】
素晴らしい出来栄えだと思いました。もちろん、ツッコミどころがないわけではないです。

前モデルで、唯一絶賛できない点はタッチパッドだったのですが、残念ながら今モデルにおいて特別タッチパッドは変わっていないように見受けられました。また、バッテリーの駆動時間が若干短め(5.9時間)な点も留意しておかなければなりませんね。

そんなこんながあるので、出来そのものを比較すれば、僅差でレッツノートRZ4に軍配を挙げさせていただきます。ですが、一方でRZ4より良い点も多いのです。例えば、RZ4の狭ピッチのキーボードが嫌だという人も多いですしね(自分はむしろその狭さが好きなのですが)。そしてなによりも、RZ4とそれほど変わらない重さを実現しながら、ずっと画面が大きく、価格も全般的にRZ4より安い感じですからね。RZ4よりこちらの方が良いと思う人も決して少なくないはず。


【主な仕様】
パーツ 仕様[HZ550/AAB(量販店モデル), 直販モデル]
各モデルを統合して記述しています。
OS ●Windows 8.1(64ビット)
●Windows 8.1 Pro(64ビット)
オフィスソフト ●なし
●MS Office Personal Premium プラス Office365サービス
●MS Office Home & Business Premium プラス Office 365 サービス
SoC Core i5-5200U
Core i7-5500U
GPU Intel HD Graphics 5500(SoC内蔵)
メモリ ●4GB
●8GB
ストレージ ●128GB
●256GB
光学ドライブ なし
液晶ディスプレイ 13.3インチWQHD(2560×1440)[タッチ非対応/非光沢]
外形寸法
(W×D×H)
319×212×16.9mm
重量 779g(標準バッテリー時)
※大容量バッテリー時の重さ不明
バッテリー駆動時間 5.9時間(JEITA2.0)[標準バッテリー時]
9.0時間(JEITA2.0)[大容量バッテリー時]
バッテリー容量 不明
発表当初の価格 149,800円(税別)~ = 161,784円(税込)~
価格調査用URL
※全て2015/03/06時点の税込価格で記述しています。
【amazon】
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【NEC Direct】
LaVie Direct HZ[Hybrid ZERO](161,784円~) ※NEC Directでは、「WQHD液晶モデル」という表記になっています。icon
より詳細な仕様(本家ページ) (量販店モデル)LaVie Hybrid ZERO製品情報(121ware.com)
(直販モデル)LaVie Direct HZ[Hybrid ZERO]製品詳細(NEC Direct) ※NEC Directでは、このモデルを「WQHD液晶モデル」(それに対してもう一方は「タッチパネル液晶モデル」)という極めて混乱を招きやすい表記の仕方をしているのでご注意をicon

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●NEC
●13.3インチ
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◆関連機種◆
◆前機種:LaVieZ(2代目)
◆Yogaタイプ:LaVie Z(2in1)
◆競合:Panasonic レッツノートRZ4
◆競合:VAIO Pro 11(VAIO株式会社)

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