LaVie G type Z評価・仕様
(2012/07/05→…→10/20[Windows8モデル発表]→10/22[法人モデルが追加に]→2013/01/29[ドライバを更新すると治るようです!])
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比較/違い→(参考)dynabook R632(参考)LuvBook X(競?)Lenovo ThinkPad X1 Carbon
icon【LaVie G type Zの評価】
NEC入魂の超軽量Ultrabook、LaVie Z(NEC Directでの名称は、LaVie G type Z)。
事前の情報で、999g以下ということが公表されていましたが、とうとう仕様確定&正式発表されました。最終的に875gになりました。
2012年8月中旬に発売開始予定ですが、NEC Directで先行予約販売の受付を開始しています。
こんな感じ

勝手に予想させてもらうと、かなり殺到しそうな気配です。なぜかというと、もともと非常に注目されていたモデルだった上に、NEC Directで販売するモデルは、カスタマイズ可能なモデルであり、MSオフィス無しでの購入も可能になっているからです。そのおかげで、109,830円からとなっています。「dynabook R632より安くなることはないだろうな」と思っていた自分だけに、この価格にはちょっとびっくりです。

液晶が光沢タイプであり、かつ解像度が高すぎる(1600×900)というのが引っかかるのは事実ですが、この際それには目をつぶりましょう。これはもしかしたら、大ヒットの予感しますよ。

【ギャラリー&miniレビュー】2012/08/25
全景


Windowsエクスペリエンス・インデックスその1(PC-LZ550HS)


Windowsエクスペリエンス・インデックスその2(PC-LZ750HS)


Windows8モデルのエクスペリエンス・インデックス。Windows7はインデックス値の上限は7.9でしたが、8は9.9になったので、「プライマリハードディスク」の値が8.1を記録していまのが分かるかと。


液晶はここまで開く

右側面。電源コネクタは四角い。


左側面


前面


後面


天板


天板アップ


裏面


スピーカー付近アップ。裏面は、マグネシウムリチウム合金となっている。


液晶面。13.3”HD+(1600×900)[光沢]。

この記事によれば、低反射処理がされている(らしい)のではありますが、実際自分が確認した限りにおいては、極めて普通の光沢液晶で、盛大に映り込みが発生します。
確かに仕様表には、「スーパーシャインビューLED」と書いてありますし、スーパーシャインビューの説明には、「光沢処理の弱点である画面への外光の反射(蛍光灯や自分の姿がディスプレイに映り込む)を抑える低反射処理を行っていますので…」という事も書いてありますが、普通の感覚で言わせてもらえば典型的なツルピカ光沢液晶以外の何物でもないですね、申し訳ありませんが。

【13.3インチになった理由について】2012/07/16
ところで、なぜLaVie Zは11インチではなく13.3インチになったのかについての話。現実に、11.6インチのUltrabookも少数ながら存在するわけですし。NECもその点はかなり揉めたようです。
13インチで11インチなみのモビリティを(PC Watch)
にはこんなことが書いてあります。
 社内のコンセンサスが最後の最後まで合致しなかったのは、11インチと13インチ、どちらのスクリーンサイズにするかです。そこに迷いがありました。
 当時のLCDのトレンドとして11インチに薄くて軽いものがなかったということもあります。そして、13インチの方がLCD単体のデバイスとして薄くて軽いものが多く登場してくるということも見えていました。
デバイス単品で見ると、むしろ13インチの方が軽くなるという、逆転現象が起こっていたのですね。なぜこの様なことが起こるのかというと、当然、Ultrabookブームの影響でしょう。液晶パネルメーカーから見れば、Ultrabookブームならぬ、「13.3インチ液晶ブーム」が起こっているわけです。
なのでPCメーカーから見れば、今一番13.3インチが「美味しい」デバイスなのではないかと。「13.3インチを使わない手はない!」という結論になる。そしてだからこそ、市場に登場するUltrabookは13.3インチばかりになる。ますます13.3インチ液晶の製造に拍車がかかる、というスパイラルができている模様。

キーボード面


キーボード横から

※Lavie Zのキーボードは、ストロークが1.2mmとなっています。
これぐらい
実際、キーボードを打ってみると、確かにストロークが浅いです。とは言え、Ultrabookでは一般的なストロークなので最近は慣れてしまった感じ。(^^ゞ
そして、LuvBook Xのようなチャタリングはありませんので、全く問題なしでしょう。
もう一点気がついたのは、打鍵音が非常に静かなこと。周りに気を使わずに済むので良いですね。
全体として、十分合格点をあげられるキーボードだと思いました。
ところで、LaVieシリーズは伝統的にFnキーが左端にあります。この辺は好みがわかれるところですがご安心を。BIOSメニューにちゃんと、CtrlとFnを入れ替える項目が用意されています↓
「Fn/Left Ctrl key replacement」の項目がある


タッチパッドアップ


タッチパッド横から

※見た通り、ボタン一体型のタッチパッドになっていますが、残念なことに一つだけ大きな問題があります。
信じられないことに、ボタン部分もパッド機能が生きています。つまりどういうことが起こるかというと、ボタンを押した指が何かの拍子に動いてしまうと、マウスカーソルも一緒に動いてしまうのです。というか、普通、微視的にはある程度指は動きます(ぐらつく)。ですので、ほぼ確実にカーソルが動きます。なので、目標としたところをクリックできないことが頻発します。
大変ガッカリです。LaVie Zの最大の欠点だと思いましたね。タッチパッドは使い物にならないと思います。(設定で大幅に使い勝手を改善する方法ありますが、それは後述)
また、欲を言えばもう少しパッド表面をスベスベにして欲しかったですね。かなりスベスベではありますがもう少し。手前側に指をスライドさせる分には全く問題なのですが、指を突き出すように操作するときにちょっと引っかかりがあります。これは非常に軽微な問題でありであり、ほとんど好みの世界かも。
ちなみに、タッチパッドの面積がかなり大きめですが、SmartSenseのお陰で誤検出は全くないですね。これは評価したい。
タッチパッドには、SmartSense(掌の誤検出防止機能)が付いている。


【タッチパッドを使いやすくする方法】
…で、いくらなんでもこれでは全てを台無しにしかねないタッチパッドなので、いろいろ考えてみたのですが、そもそも、マウスカーソルのスピードが早く設定され過ぎていることがこの現象を悪化させていると思いました。
スピードを遅く設定することによって、指が動いたと判定する精度も緩くなるわけで、下写真ぐらい、マウスカーソルのスピードを遅くすると調度良い感じでした。(この辺は個人の感じ方なのでお好きなスピードを各自で微調整して下さい)
こうすると、劇的に現象が少なくなり、普通に快適に使えるようになりました。なので、デフォルト設定がそもそも間違っている気もしますけどね。

ただし、これは対処法でしかありません。やはり大きく指が動いてしまえば現象は出ます。特に右クリックの時はどうしても指が不安定になりがちなので、完全に回避するのはちょっと無理っぽいです。

この辺、致命的欠点とは言いませんが、一刻も早く直して欲しいところでありますね。もし今後、ドライバの更新等で改善できる問題であるのであれば、一刻も早くお願いしたいところです。
【ドライバを更新すると治るようです!】2013/01/29
読者様から報告。その文面をコピペします↓
LaVie G のタッチパッドはドライバを最新に更新すると解決します。
当初、ボタン操作時にズレが起きるので、Synapticsに問い合わせ解りましたが、購入時搭載のドライバは間違えているように思います。
Synaptics ClickPad V8.1 に Vupしたら、快適になりました。
とのことです。報告感謝!! m(_ _)m


【1600×900ドットの液晶について】2012/08/28
Lavie Zの仕様が公開された時点からずっと気になっていたことなのですが、画面の解像度が1600×900ドットとなっています。賛否両論あると思いますが、個人的には賛成できませんね。13.3”の液晶サイズに対して高解像度過ぎると思いますが。(→参考記事(レッツノートJ10内))
ということで、画面解像度を変えてみました。
解像度は、この様にいろいろ選べる。


1600×900の場合。くっきり表示されています。


1600×900以外の場合(これは1280×768)。論理上の1ドットと物理上の1ドットのサイズが合わないので、ディザリング処理がされる。

※絶対的な大きさは違う(解像度が低くなるほど大きく表示される)。

実際にPCを使う距離で見ると、1600×900以外の解像度の場合は文字が若干滲んだ感じに見えます。使っているうちにすぐ気にならなくなる程度のものではありますが、違いは確かにありますね。
この辺をどう考えるかです。欲を言えば、NEC Directでカスタマイズに対応した(1366×768の液晶も選べる)LaVie Zを売ってくれたりすると最高なんですけどね!

【Windows8モデル発表】2012/10/20
Lavie ZのWindows8モデルが発表になりました

既に予約注文可能となっており、「10/26以降順次お届け予定」とのことです。
今回のモデルチェンジで変わったのはOSだけ(価格も据え置き)、という認識でいいのですが、予想外の売れ行きにより、こんなことになっています↓
 なお、下位モデルは重量が約15g増加し、約890gとなっている。これは、ボトムケースがマグネシウムリチウム合金ではなくマグネシウム合金になっているため。本製品は発売から品薄が続いており、マグネシウムリチウム合金での生産が追いつかないことによる変更だとみられる。
(モトネタ→PC Watch)
とのことです。
15g程度の違いならば、人の感覚で判別出来るレベルではないので全く問題はないと個人的には思います。むしろ、そのおかげで少しでも早く手元に届くのであればそれで良いのではないかと。

【総評】
(タッチパッドや画面解像度の件はともかくとして)さすがNEC、だと思いました。かつてNECには、VersaPro UltraLite タイプVSという非常にニッチな人気を博した機種がありましたが、残念なことに後継機種が途絶えていました。もうそういう機種は作るつもりはないのかと思っていたのですが、まさにそれがLavie Zで復活した、という感じがしました。
従来のUltrabookにはかなり不満がありました。
・重い。
・タッチパッドがダメダメ。
・キーボードもかなり品質が低かったり、変則的な配列だったりするものもある。
これらの不満を見事に解消している機種だと思いました。それでいて価格の方は、他のUltrabook+α程度の値段に収まっている。素晴らしいですね。
今後のUltrabookの潮流を変えかねい画期的な機種だと思いました。はっきり言って、これを触った後だと、他のUltrabookが恐ろしく重たく不便なシロモノにしか見えなくなります。(^^ゞ


【法人モデルが追加に】2012/10/22
Lavie Zの法人向けのモデルが発表されました。名前は、「VersaPro J UltraLite タイプVG」ということになりました。
仕様を見る限り、Lavie Zと全く同じようです。液晶も光沢タイプのままです。
ただし、唯一法人らしいのは、ダウングレードモデルも用意されていることです。↓

134,915円からとのこと。→VersaPro J UltraLite タイプVG製品詳細(NEC得選街)icon


【Lavie G type Zの主な仕様】XXXXX=参考:dynabook R632との違い
パーツ 選択可能項目[PC-GL19614AU PC-GL19614GU PC-GL17414AU PC-GL17414GU PC-LZ750HS PC-LZ550HS PC-LZ750JS PC-LZ550JS カスタマイズモデル]
各モデルを統合して記述しています。
OS ●Windows7 Home Premium(64ビット)
●Windows7 Professional(64ビット)
●Windows8
●Windows8 Pro
※7 Professional可能
オフィスソフト ●なし
●MS Office Personal 2010
●MS Office Home & Business 2010
※Personal可能
CPU
CPU名 コア数/
スレッド数
クロック
(GHz)
Turbo時
(GHz)
L3 内蔵GPU
(MHz)
TDP 詳細仕様
●Core i5-3317U
※変わらず
2/4 1.7 2.6 3MB インテルHD4000
(350~1050)
17W 3317U
●Core i7-3517U
※vs 3667U
2/4 1.9 3.0 4MB インテルHD4000
(350~1150)
17W 3517U
チップセット UM77 Express
※vs HM76/QM77
グラフィック CPU内蔵GPU
※変わらず
液晶ディスプレイ 13.3”HD+(1600×900)[光沢]
※vs 13.3”HD(1366×768)[非光沢]
メモリ
構成 仕様上限
4GB(オンボード)
※vs Max 8GB
PC3-12800 シングルチャネル動作※vs デュアルチャネル動作
メモリ最大:4GB※vs 8GB
メモリスロット数:0※vs 1(交換不可)
HDD/SSD ●128GB SSD
●256GB SSD
※変わらず
カラバリ 1色(ムーンシルバー)
※vs 2色(シャンパンゴールド / アルティメットシルバー)
外形寸法
(W×D×H)
313×209×14.9mm
※316.0×227.0×8.3~15.9mm
バッテリー駆動時間 8.1時間
※9.0時間
キーボード キーピッチ:18mm / キーストローク:1.2mm
JIS標準配列(85キー)
※キーピッチ:19mm / キーストローク:1.2mm
重さ 875g/890g(PC-LZ550JSのみ)
※1.12kg
価格 109,830円(直販モデル)~
※14万円前後予想~

Lavie G type Z製品詳細(NEC Direct)icon
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関連報道:NEC、約875gのビジネス向けUltrabook VersaPro UltraLite タイプVG(PC Watch)
レビュー:驚愕のモバイルノートLaVie Zの気になる弱点とは(PC Online)
レビュー:「約875g」の突き抜けた「軽さ」- NEC「LaVie Z」を一足お先に体験する(マイナビニュース)
レビュー:軽くても実用性抜群! ウルトラブック「LaVie Z」で見えたNECの底力(日経トレンディネット)
レビュー/インタビュー:LaVie Zが「800グラム台」を実現できた本当の理由(ITmedia)
レビュー:ノートPCの使用シーンを変える薄さ・軽さ Windows 8でパワーアップした「LaVie Z」(PC Watch)
レビュー:LaVie Z&LaVie G タイプZロードテスト 第8回 Windows 8刷新で驚いた超速レスポンス──「まるでジェットスクランダーを装着した」ようだZ!(ITmedia)
インタビュー:「軽」「薄」を極めたLaVie Z。その陣頭指揮をとったキーマンに迫る やるからには世界ナンバーワンの勲章を(PC Watch)
インタビュー:世界最軽量の商品コンセプト 13インチで11インチなみのモビリティを(PC Watch)
解説:NEC開発陣の職人魂を見た! 世界一を目指すんだろ、妥協するならやめちまえ──LaVie Z誕生に集結した「7人のサムライ」(ITmedia)
解説:NECパーソナルコンピュータ、世界最軽量Ultrabook「LaVie Z」の開発話を披露(PC Watch)
参考:ThinkPad X1 CarbonとLaVie ZのACアダプターは相互互換?(週アスPLUS)
仕様:モバイル インテル UM77 Express チップセット(Intel)
用語解説:マグネシウム合金(Wikipedia)
参考:マグネシウム合金の問題点
参考:マグネシウム・リチウム合金(株式会社三徳)

NEC Direct(NECダイレクト)

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