レノボ Flex 10[Flexシリーズが日本にも上陸! Celeron N2810搭載]
登録日:2013年11月27日

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【Lenovo Flex 10をチェック】
この時点では、日本で発売されるかどうか不明確だったLenovo Flexシリーズですが、とりあえず日本ではFlex 10と20が発売されることになりました→(プレスリリース)関節を曲げるように使える、新しいコンセプト「Flex」シリーズ登場

…で、このページで取り上げるのはFlex 10ですが、300度まで開くヒンジを使っています。つまり、スタンドタイプでも使えます。
こういう風になる(Lenovoより拝借)

ただし、タブレット状態にはなりません(360度までは行かないので)。一見、非常に中途半端な感じに見えるかもしれませんし、何よりもギミックとして面白くないかもしれません(笑)。

…ですが、もしかしたらこれからのノートPCの標準形になるのではないかという予感がします。どうしてかというと、価格が安いからです。MSオフィス付いて、49,800円前後予想となっています。仕様を見れば、CPUがCeleron N2810だったりするのでちょっとパフォーマンス面で不安要素が無きにしもあらずですが、にしても相当頑張った価格だと思います。しかも重さもびっくりするほど軽い(1.2kg)。

それはつまり、この方式を取ることによるコストUpや重量Upが極めて小さい事を示唆するわけです。「そんなに価格が上がったり重量が増えたりするのであれば、トランスフォーム系の機構はNo thank you」という人も多いと思うのですが、そういう人にとっても、「オマケで付いてくるのならばコッチのほうがいいかな」と思わせるものになっているわけです。

また、新形状のYOGA TABLETを猛プッシュ、多数の参考展示も! レノボ新製品発表会によれば、スタンドモードにした時に、キーボードが机などに接触しない構造になっているとのこと。なかなか考えられてます。

…この様に、地味ながらなかなか要注目機種だと思いますよ。


【店頭レビュー】2013/12/16
まずビックリしたのが、タッチパッドが非常に小さいこと。
こういうタッチパッド(Lenovoより拝借)

自分はタッチパッドは適度に小さいほうが使いやすいと思う人なのですが、ここまで小さくなくてもいいんだけどw。これだけ小さいと、ズームや回転を使う人はちょっと辛いかも(自分は使わないので困りませんが)。なので、若干慣れは必要かも知れませんが、個人的には、大き過ぎるタッチパッドよりはずっと使いやすいと思いました。

キーボードはさすがLenovoですね。非常に良い。ThinkPadシリーズはもとより、IdeaPadシリーズも全般的にキーボードはよく出来ていますよ。この価格帯でこういうしっかりしたキーボード載せることができるメーカーは多分Lenovoだけでしょう。ただ、個人的には、カーソルキーに隣接してPgUp/PgDnがあるのが好みではないんですけどね。←誤打が多くなると思うので自分は反対の立場。

かなり心配なのはパフォーマンスですね。CPUがCeleron N2810ですが、Windowsエクスペリエンスが3.9でした。正直、Windows8は荷が重いスコアだと思います。しかもメモリが2GBですからね。ちなみに、起動の時間をざっと測ってみたところ、30秒前後でした。思ったほどは遅くはないですが、いろいろなソフトを入れると、すぐ1分近くになってしまうでしょうね。

とは言え、5万円切りで1.2kgで、タッチパネルも搭載していて、しかも300度までヒンジが回る(スタンドタイプで使える)というのは非常に魅力的ではあります。結局、どれだけ割り切れるかにかかっていると思いました。


【主な仕様】
パーツ 仕様[59404246]
OS Windows8(32ビット)
オフィスソフト MS Office Home and Business 2013
CPU/APU/SoC Celeron N2810
チップセット なし(SoC)
GPU SoC内蔵
メモリ 2GB(2GB×1)
HDD/SSD 500GB HDD
光学ドライブ なし
液晶ディスプレイ 10.1インチHD(1366×768)[タッチ対応/光沢]
センサ類 不明
外形寸法
(W×D×H)
273×188.5×21mm
重量 1.2kg
バッテリー駆動時間 4.5時間
価格 49,800円前後予想
より詳細な仕様(本家ページ) Flex 10製品詳細(Lenovo Japan)

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