SONY VAIO Pro 11[VAIO Xが復活!?] 登録日:2013年06月09日 |
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【VAIO Pro 11をチェック】 「VAIO X復活か!?」と思わせる、VAIO Pro 11という機種が、COMPUTEX TAIPEI 2013に絡めて発表されています→870gのタッチ対応フルHD 11.6型ノート「VAIO Pro 11」 クラシックなクラムシェルタイプのノートPCですが、870gという軽さに惹かれますね。それでもVAIO Xに比べるとだいぶ重いですが、Xはかなりパフォーマンスに問題がありましたからね。Pro 11はWindows8を動かすのに十分なパフォーマンスを備えて、かつこの軽さというが素晴らしい。価格も、$1149(約11万円)ということなので、確実にレッツノートAXより安い感じ。(→2013/06/10その後、日本でも正式発表となり、6月22日より発売決定) 写真を見た感じだけで判断すれば、キーボードとタッチパッドの出来についてかなり悪い予感がしますし、事実、最近出たVAIO Fitシリーズのキーボードとタッチパッドの出来には結構がっかりさせれました(参考→SONY VAIO Fit 15)。それを考えると、正直その部分についてはあまり期待できそうにないのですが、スペック上は注目出来そうな機種。 あと、11.6インチにFull HDという、どう考えてもアンバランスな解像度の液晶を搭載しているので、その辺の不具合をどうやって解消しているのかについても興味が有るところ。(例えばdynabook KIRA V832のような独自対策がとられているのかどうか?) 【正式発表!】2013/06/10 予想より随分早く正式発表されました!(発売は22日)→◆ソニー、最軽量770gの11.6型フルHDノート「VAIO Pro 11」~13.3型「VAIO Pro 13」も。 同時に、細かい仕様も判明しましたが、これはやはり、相当期待できそうです!。チェックポイントは以下。 ★タッチパネル非搭載モデルあり!! しかも、その時には100g軽くなります!!(770g)。 ★バッテリ駆動時間が11時間とのこと! これは驚異的。Haswellは省電力になったので、かなりバッテリ駆動時間が伸びるのではないか、という事が言われていましたが、それが実証されたということなのだと思います。 とにかく軽いモバイルPCを探しているユーザーにはメチャメチャ訴求する機種ではないかと。懸念されるタッチパッドさえまともなものが付いていてさえいれば、レッツノート/ThinkPadキラーに成り得る一台ですよ! 【ギャラリー&レビュー】2013/06/12 全景(本体色=シルバー) 黒バージョンはこんな感じの見た目 液晶を開くと、このように液晶部分がスタンドになり、傾斜がつく Windowsエクスペリエンスインデックス値 右側面 左側面 前面 メモリカードリーダーの口は扉式になっている(ダミーカード方式ではない) 後面 裏面 液晶面。11.6インチFull HD(1920×1080)[タッチ対応/光沢]。タッチ非対応の液晶も選べますが、現場には見渡した限りでは用意されていなかった感じ。ちなみに、タッチ非対応になると、液晶面とベゼルの間に段差が付きます。 キーボード面。キーピッチ=16.95mm、キーストローク1.35mmとのこと。ちなみに、英語キーボードも選択可能。 キーボード横から キーボードを打っている感じ。キーボードのたわみ具合が分かるように、フルスクリーンで見ることをオススメします。 【キーボードの感想】 期待していたのですが、結構ガッカリなキーボードでした。ちなみに、キーストロークが1.35mmとのことです。最近は1.2mm程度のキーボードもかなり増えました(Ultrabookの登場で)。ですので、1.35mmというのはむしろ驚異的な数値だと思いますが、ストロークが深くても、底打ちした時にぐにゃぐにゃするキーボードなので意味が無いッス。腰が全くありませんし、構造的に非常に脆弱な感じがするキーボードでした。 これほどおもちゃっぽいキーボードを搭載するノートPCは、そう見かけないですね。まあそれでも、チャタリングが頻発するとかそんな欠陥品ではないので、慣れでなんとかなるレベルではあると思います。 スピーカーはここにある タッチパッド タッチパッド横から 【タッチパッドの感想】 タッチパッドはですね~、これはちょっと使い物にならないタッチパッドですよ。パッド面の処理は問題ないのですが、大きな問題があるのがボタン部分。 見ての通り、ボタン一体型のタッチパッドなのではありますが、ボタン部分が非常にぐにゃぐにゃした感触になっており、ボタンを押したのか押せなかったのかが、非常に分かりにくいです。例えば、ダブルクリックがしづらいレベルのボタンです。これは勘弁して欲しい。 キーボードもあまり褒められた出来のものではなかったのですが、タッチパッドはそれ以下ですね。orz 【総評】 本体の薄さ/軽さ/パフォーマンスは非常に魅力的ではありますが、それのトレードオフとして、このキーボードとタッチパッドのダメさ加減を許容出来るか、というところポイント。ちなみに、個人的には許容できませんね。特にタッチパッドが。 というのも、Vaio Pro 13も一緒に試したのですが、そちらは全くそんな事はなかったからです(キーボードもタッチパッドも)。であれば、あえて無理して11を選ぶ理由はないです。多少重くなって大きくなる事は覚悟して13の方を選んだほうがずっと良い、と思いましたね。 【主な仕様】
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