SONY VAIO Fit 15 登録日:2013年05月10日 |
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【価格情報】
【VAIO Fit 15をチェック】 実際触ってみる前から何ですけど、残念ながら、全く新鮮味が感じられないモデルですね~。「とりあえず新しいネタがないので、今のトレンドを何でもかんでも詰め込んでみました」という開発側の手詰まり感が滲み出てしまうモデルですよ。 以下にチェックポイント ×無批判にFull HDの液晶を載せている。カスタマイズモデル(VAIOオーナーモデル)でも選択肢無し。 ×店頭モデルはかなり割高。例えば、SVF15A17CJSが、165,000円前後予想となっています。ブルーレイディスクドライブやハイブリッドHDDを搭載し、液晶もタッチに対応しているので、まあ確かにそんなに安くはならないでしょうが、dGPUを搭載しないモデルがこの価格というのは、お世辞にも価格競争力があるとは言えない。 △直販モデルはそこまで割高ではない気配。Pentium 2117U、メモリ4GB、500GB HDD、DVDスーパーマルチ、タッチ非対応液晶で74,800円となっています。→http://pur.store.sony.jp/Product/Computer/Vaio/Fit15/SVF15A1A1J/ ×ロゴがなければACER、ASUS、HPあたりのPCと全く見分けがつかない平凡な見た目になってしまいました。これで他社並みに安ければ納得しますけど、残念ながらそうでもない。 ○メモリスティックスロットが消滅しました。どうやらさすがのSONYも諦めたようです。自分はメモリスティックの製品を1つも持っていないので、個人的には賛成です。 【ギャラリー&レビュー】2013/05/18 全景 全景2(オプションのキーボードカバーを装着した状態) Windowsエクスペリエンス・インデックス(Optimusが効いているため、「グラフィックス」がIntel HD Graphics 4000になっていますが、本当はGeForce GT735M搭載) 右側面 左側面。メモリカードスロットは、Memory Stickには対応しない。 前面 後面 天板。メタリックな処理になっています。 VAIOのロゴ付近アップ("V"あたり)。「ダイヤモンドカットVAIOロゴ」になっているそうな。 裏面。裏面にはスリット類が全くない。また、内部アクセス用の扉もありません。なので、メモリや保持記憶装置の増設/換装等をユーザーが行うのは事実上不可な感じ。 液晶面。15.5インチFull HD(1920×1080)[タッチ対応/光沢]。 キーボード面。テンキーが付いています。 液晶ディスプレイの根本部分にスピーカーおよび通気口がある。 キーボード横から ※キーボードは、ストロークが1.2mmとのこと。ちなみに、Fit 15Eの方は1.5mmです。実際、両者を打ち比べてみると、確かにこちらの方がストロークが浅いのが分かりますね。 とは言っても、全体的な打ち心地は15も15Eも非常に似通っていて、どちらが良いとか悪いとかそういうことは特に思いませんでした。どちらがいいかは、ほとんど好みの世界かも知れません。 全般的には、十分使い物になるキーボードだと思いました。 タッチパッド横から ※このタッチパッド、見ての通りボタンが独立していないタイプのタッチパッドです。更に悪いことに、ボタン領域とタップ領域がカブっているタイプのタッチパッドです。つまり、ボタンを押した時にカーソルがブレがち。根本的な構造からしてダメナダメなタッチパッドです。 表面処理はベタつかず非常に良いのですが、この根本が治らないことには、正直使い物にならない気がします。残念。 【総評】 事前に予想していた通り、やはり疑問が多い機種ですね。つまり、以下のような疑問。 ★15Eとの差別化が不十分である。確かに、15Eより多少軽いものの、スピーカーが小さかったり、内部アクセス用のパネルが存在しない等、15Eより劣っている部分がある。それを考えると、そもそも15が上位機種である(高価である)という理由付けが弱過ぎる。 ★タッチパッドの使い勝手があまり良くない。ちなみに、これはFitシリーズ共通の問題点。 ★光学ドライブを搭載しているモデルは最近珍しいので、光学ドライブを搭載して21.2mm(準Ultrabook)というのは多少は訴求すると思いますが、個人的には「だから何?」という感想しか出てこないんですよね~。(^^ゞ 申し訳ありませんが、Fitシリーズは飽くまで切り込み隊長であり、大将(Haswell世代のCPUを搭載したNewモデル)が後ろに控えているに違いないという感触を得ましたね。それまでのワンポイントリリーフという気がしてならないのですが、どうなんでしょう? 【主な仕様】
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