ASUS Fonepad ME371MG[Atom Z2420搭載のAndroidタブレット] 登録日:2013年04月22日 |
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【価格情報】
![]() キターー!! ASUSから、Atomを搭載したAndroidタブレットが登場です!! しかも、SIMフリーです!! 価格は29,800円前後予想ということなので、「Nexus 7 32GB SIMフリーモデル」と完全に競合する価格帯となりますね。両者を同じ価格であると仮定すると、チェックポイントは以下。 ○microSDカード装備(Nexus 7にはない) ○inカメラ/outカメラ装備(Nexus 7はinカメラのみ) 参考記事→Google Nexus 7の評価・仕様 ×現時点ではよく分からないが、搭載しているAtom Z2420は、Nexus 7のTegra3には劣ると思われる。とは言っても普通使いにはそれほど影響はないのではないかと思われる。 ?まだまだ謎は多いが、Intel系のAndroidが、先行するARM系のAndroidにどれぐらい対抗できるのかが興味深い。結構いい勝負できそうな雰囲気! 【Atom Z2420について詳細】2013/04/24 Atom Z2420の性能/バッテリ駆動時間/注意点に関して、非常に詳しくかつ分かりやすい解説記事が出ました。必読です。→ASUS Fonepadに搭載されているスマートフォン向けAtomの真実 ポイントは以下。 ★Atom Z2420は実は2種類ある(1.6GHz版と2.0GHz版。Fonepadに使われているものは1.6GHz版)。 ★Nexus7に使われているTegra3は低クロック版(T30L)である。 ★アプリの互換性に関してはほぼ心配なし。 ★ARM勢のCPUに対し、パフォーマンスではほぼ互角(だが、並ぶまでには至っていない)。一方、バッテリの持ちは優れる可能性が高い。 ★将来的にはむしろIntel側に有利か?←ARM勢よりもプロセスルールが進む可能性が高いので。 という感じでしょうか。とうとう、Intel vs ARM陣営(NVIDIA,Qualcomm等)とのガチンコバトルが勃発しそうな雲行き! 【レビュー記事登場】2013/05/07 その後、PC Watchからレビュー記事が登場→ASUS「Fonepad ME371MG」~初のIntel搭載Androidタブレット 注目はベンチマーク結果。Nexus7(Tegra3)との比較がされていますが、Atom Z2420の性格がよく分かります。まとめると以下。 ★CPUの演算能力は明らかにTegra3に劣る(AnTuTuのCPU関連の値を見ると、Tegra3に圧倒されています)。 ★意外なことに、グラフィックの性能はそれなりにTegra3に対抗できている。PowerVR SGX540の力か。 ★全体としては、かなりTegra3に対して分が悪い。軽い操作ならばあまりTegra3と変わった感じは受けないかもしれないが、複数アプリケーションを立ち上げたり、ゲームアプリ等を使う場合は、明確に違いが出ると思われる。 といった感じですね。 なので、Nexus7 vs Fonepad ME371MGが、ARM vs Intelの代理戦争である、という観点で考えれば、まだIntelはARMに1~2歩及ばずという判定になりますね。とは言え、確実に差は縮まっています。 【ギャラリー&レビュー】2013/07/03 前面。7インチWXGA(800×1280)です。非光沢に見えますが、これはフィルムが張ってあるからです。通話用のスピーカーがついていますが、このサイズで通話するのは結構勇気要ります。(^^ゞ ![]() フィルムの穴が合っていないので、他機種用のやつですね(笑)。 ![]() 裏面。黒い部分は、取り外せるようになっていて、取り外すとそこにmicro SDカードスロットとmicro SIMカードスロットがある。(写真撮り忘れ。スマソ) ![]() スピーカー部アップ ![]() 右側面 ![]() 左側面 ![]() 上面 ![]() 下面。下面にヘッドホンがあるっていうのはどうなの? ![]() オマケ。起動時間を測ってみたところ、だいたい32秒ぐらい? 【総評】 実は今年の3月に、自分はAtom Z2420ベースのAndroid機を触ってみたことがあります。とは言っても、Intelが自ら試作したものだったので、もちろんメーカーのロゴも入っておらず、塗装も極めて素朴なものでした。ですが、モノ自体はかなり期待できそうな雰囲気はありました。 なので今回、Fonepad ME371MGを触ってみてそれほど大きな驚きはなかったのではありますが、やはり実際にメーカーから発売され、価格も十分競争力があるものに仕上がっているということが何よりも素晴らしいと思いましたね。何はともあれ、記念すべき最初の1台というところに拍手を送りたい。 【主な仕様】
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