EPSON Direct Endeavor NY40S,NY40S-B[あえてWindows7、タッチ非対応のモバイルPC。激安でかつ1.2kg！]＜レビュー有＞

EPSON Direct Endeavor NY40S,NY40S-B[あえてWindows7、タッチ非対応のモバイルPC。激安でかつ1.2kg！]
登録日:2014年06月17日

該当件数が多いので周辺を含めて31件分のみ表示しています↓
●MCJ m-Tab iCE1000WN-BG
●Gionee Elife E7 Mini
●Razer Blade(2014)
●ASUS ZenFone 5(A501CG)
●LG G3 D855
●Nokia XL
●HP ENVY 15-k000
●ﾃﾞﾙ Venue 8
●ﾃﾞﾙ Chromebook 11
●iiyama PC 11P1200-C-FEM
●VAIO Pro 13(Haswell Refresh版)
●VAIO Pro 11(Haswell Refresh版)
●MCJ NEXTGEAR-NOTE i421シリーズ
●HP EliteBook 820 G1/CT
●NEC LaVie Tab W
→EPSON Direct Endeavor NY40S,NY40S-B
●ﾃﾞﾙ Inspiron 11 3000シリーズ 2in1
●EPSON Direct Endeavor NY2400S
●Microsoft Surface Pro 3
●富士通 LIFEBOOK Floral Kiss CH75/R
●HP Pavilion 11-n000 x360
●HP Pavilion 10-f000
●東芝 dynabook KIRA L93
●TEKWIND(テックウィンド) T11B
●ドスパラ Diginnos Tablet DG-D10IW
●ﾃﾞﾙ Precision M2800
●MCJ LuvBook L(L470シリーズ)
●MCJ LuvBook C(C200/C300)シリーズ
●SONY XPERIA T2 Ultra
●iiyama PC 10P1000-C-VGM
●HTC One M8

【Endeavor NY40Sをチェック】
これは、安いモバイルPC(タブレットではなく)を探している人にとっては絶対チェックしておかなければならないモデルだと思います！。
★Windows7モデルである。
★11.6インチでHD(1366×768)。
★1.2kgである。
★39,000円(税抜)からと非常に安い。
★PC Watchのレビュー記事によれば、キーボードは、NY2400Sと共通品とのこと。ということであれば、十分まともなキーボードである。
…という事なので、驚くべきコストパフォーマンスと言えるでしょう。

【Windows 8.1 with Bingモデル追加!!】2014/07/03
Windows 8.1 with Bingモデルが追加されました!! なんと、32,000円からという衝撃価格!!(つまり、Windows7モデルよりも7,000円安くなるということ！

詳細→http://shop.epson.jp/pc/note/ny40s/

なぜそんなに安くなるのかというと、こういう事情です→Windows 8.1 with Bingの正体は“0ドルWindows”～拡大する低価格Windowsタブレット
要するに、「ある条件を満たしたハードウェア(詳細は公開されていない。というか流動的)」に対しては、「Windows 8.1 with Bing」なる無料Windowsを提供する事になったからです。Windows8が売れないので困り果てたのかｗ、AndroidやiOSの対抗のためなのかはよく分かりませんが、Microsoftさんがそういう決断をしたのです。

こういう低価格PCにとって、7,000円の違いはものすごく大きいですね。個人的には、Windows7の方が好きな自分ですが、無料でWindows7のサブセットOS(いや違うｗ)が手に入るというのであれば、話は全然違ってくるわけです！

また、これは一種のOSレスモデルという考え方もできるわけです。こういうモデルを買って好きなOSに入れ替えるマニア層の人たちが急増したりするかもしれませんよ？ｗ

そういう影響も含めて大注目です!!

【ギャラリー＆レビュー】2014/07/21
全体図

液晶はここまで開く

WinSAT(Windowsエクスペリエンス･インデックス)の値。メモリが4GBのモデルの値となっています。

右側面。左から、★ヘッドホン★マイク★USB2.0×2★SDカードスロット★有線LAN★セキュリティロック

左側面。左から、★電源コネクタ★VGA★HDMI★USB3.0

前面

後面

天板

天板はアルミ素材っぽい＆ヘアライン加工が入っている。比較的指紋が目立たない処理になっている。

裏面。スピーカーがあります。バッテリーは取り外し可能な構造になっています。

液晶面。11.6インチHD(1366×768)[タッチ非対応/光沢]。

キーボード＆タッチパッド

キーボードチェック

【キーボードの感想】
F8、O、L、←、↓、→、Windowsキー、が若干打鍵音が違います(≒打鍵感もバタバタした感じ)。ですが、Delete、Insert、BS、Space、等の重要なキーはOKなので、全体としては全く問題なしでしょう。

キートップがお椀形になっていますし、キートップの表面処理も非常に良く、滑りにくくなっています。ファンクションキーやDeleteキーの刻印が大きめで見やすくなっています。CtrlキーとFnキーはBIOSで入れ替え可能。一部のキーのキーピッチが小さいですが、これも全く問題なし。

非常に神経が行き届いたキーボードだと思います。この価格でこれほどのキーボードを装備するのは素晴らしい。

個人的にはHome/PgUp/PgDn/Endが右端に並んでいるのがイマイチ好きではないのですが、この辺は好みでしょう。

余談。最近のノートPC、ことキーボードの出来に関しては、本体の価格と全く比例しなくなっている気がします。←逆に言うと、ダメなメーカーのキーボードは、どんなに高価なモデルになってもやっぱりダメなんだよねorz

タッチパッドチェック

【タッチパッドの感想】
キーボードの出来も良いですが、タッチパッドはそれ以上に良いですよ!!。ボタンの適度な小ささ(掌を誤検出しない)、パッド面のさらさらした手触り、独立している物理ボタン、文句のつけようがない理想的なタッチパッドです!!

PC Watchのレビューでは、ボタンが硬いと書かれていますが、自分はそう思いませんでした。柔らかくはないですけど、極めて標準的でしょう。自分としてはむしろこれぐらいのほうが使いやすいと思います。同時に、音が大きいとも書かれていますが、これは自分も同感です。かなり大きい部類に属します。確かに静かな室内で使う場合には結構大きな音ですが、ファミレス等で使う場合は、周りに響くほどの音ではないですから、まず問題ないと思います。

いずれにせよ、このタッチパッドならば、マウスは全く必要ないと思いましたね。それぐらい優秀なタッチパッドです!!

【まとめ】2014/07/20
キーボードとタッチパッドの出来は非常に良いのですが、一方でパフォーマンスに関してはかなり要注意だという事が判明しました。
再度掲載します。WinSAT(Windowsエクスペリエンス･インデックス)の値

もともと心配はしていたところですが、その心配が的中してしまった感じです。今回のモデルは、メモリ4GBのモデルですが、それでもやはり、パフォーマンスの低さが問題になるケースが発生しましたね。以下参照。
★Windowsアップデートが終わらない!!←セットアップ直後の、最初の大きなアップデートの時に、40分で終わりませんでした。いやもしかしたら1時間ぐらいかかっていたのかも。さすがにそこまで大きなアップデートはそうそう来ないと思いますが、急いでいる時にそんな事が始まってしまったらと思うと背筋が寒くなります。
★ホームページビルダーのセットアップが終わらない!!←もともと、ホームページビルダーのセットアッププログラムは、異常なぐらい時間がかかるのですが、それでもハイパフォーマンスPCでやれば本体インストール＆アップデートパッチの適用までで、5分ぐらいだと思います。それが、NY40Sだと30分近くかかった気がします。
★EDIUS Neo 3.5は使いものにならない。←自分が普段使用している動画編集ソフトです。予想はしていましたがやはりダメです。動画のプレビューさえマトモに再生されず(動画がギクシャクしてしまう)。ましてや素早い切り貼りなんて望めない反応スピード。エンコードしてみたところ、実時間の10倍の時間がかかります。これでは全く使いものになりません。まあ、当たり前ですけど。
★ホームページビルダーのようなかなり軽いソフトでも、結構アップアップな感じです。例えば、テキストの入力に画面の更新がなかなか付いてこないレベルです。
…といった感じ。

一方、十分実用に堪えると思ったのは、
★Webブラウジング(YouTube等の動画配信サービス含む)
★facebook、Line等のSNS
★WordPress、ブログ等の投稿
★多数のアプリ立ち上げ←メモリが4GBあるお陰で、多数のアプリを立ち上げたり、多くのWebページを多数開いたりしても、速度の低下はほぼ感じないですね。

という感じなので、作業の質としてはスマホ程度の事(コンテンツ消費)しかこなせないと思っていたほうが良さそうです。もちろん、入力しやすいキーボードと、操作しやすいタッチパッドが付いていますし画面も大きいので、スマホよりは快適なのは事実ですが…。

他の部分の出来はすこぶる良いのに、パフォーマンスが低いせいで利用シーンが制限されてしまうのが非常にもったいない感じがしました。これほどの良質のキーボードとタッチパッドを装備しているのであれば、コンテンツ消費だけではなく、クリエイト系の作業もしたくなってしまうんですよね～。ですが、パフォーマンス的にそれは不可能と感じました。う～ん、困った。これの上位モデル出たりしないですかね？ｗ

※その後、より詳細な部分についてレビューを書きましたので参考にして下さい→Endeavor NY40Sを実機レビューしてみて気がついたこと

【主な仕様】

パーツ	選択可能項目[NY40S, NY40S-B]
OS	・Windows 7 Home Premium(64ビット)[NY40S] ・Windows 8.1 with Bing(64ビット)[NY40S-B]
オフィスソフト	●なし ●MS Office Personal 2013 ●MS Office Home and Business 2013
APU	AMD E1-2100
GPU	Radeon HD8210(APU内蔵)
メモリ	●2GB(2GB×1) ●4GB(2GB×2)
HDD/SSD	500GB HDD
光学ドライブ	なし
液晶ディスプレイ	11.6インチHD(1366×768)[タッチ非対応/光沢]
外形寸法 (W×D×H)	297×193×36mm(突起部除く)
重量	1.2kg ちなみに実測値は1.206kg ACアダプタ(138g)＋電源ケーブル(107g)＝245g
バッテリー駆動時間	3.9時間(JEITA2.0)
価格	39,000円(税抜)[NY40S]～ 32,000円(税抜)[NY40S-B]～
より詳細な仕様(本家ページ)	Endeavor NY40S製品詳細(EPSON Direct)

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