インストール完了後の確認
(2004/01/05)
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     インストール
     LAN設定・ユーザ名設定
     インストール完了後の確認
さて、Windowsのインストールは一通り終わりましたが、これだけだと不十分です。
まずは、すべてのデバイスが、ちゃんと認識されているかどうか確認しましょう。

デバイスマネージャで確認すると、ビデオコントローラが認識エラーになっています。
今回XPをインストールしたパソコンはGeforce FX5200というグラフィックチップを使ったグラフィックカードが増設してありますので、どうやらそのドライバはXPにはもともと入っていなかったようで、VGA互換モードで動いているようです。

このままだと、画面表示が非常に遅いので、グラフィックカードについてきたドライバCDからドライバをインストールすると、きちんと認識されました。

※ドライバの入手方法やインストール方法などは各社各様なので、あえてここでは説明しません。

そのほかのデバイスは特別問題なく認識されていました。
キーボードやマウスはもちろん、サウンドカードも問題ありません。
グラフィックカードが認識できなかったのは、積んでいたグラフィックカードのチップが、XPが登場した当初は製品化されていなかったものなので致し方ないでしょう。

さて、もう一つはLANです。
デバイスマネージャで確認すると、確かにちゃんと認識されているようです。
ですが、気を付けなければいけないのは、IPアドレスの設定です。

「IPアドレスを自動的に取得する」および、「DNSサーバのアドレスを自動的に取得する」
ようになっています。
今回は、このままでメールやインターネットも使えましたが、必ずしもそうとは限りません。
プロバイダの設定シートを参考にして、手動で設定する必要がある場合もありますので注意が必要です。


【まとめ】
とりあえず、一通りWindowsのクリーンインストールを通してみてみましたが、やったことがない人にとっての一番の難関は、
パーティションの作成
と、
デバイスドライバのインストールでしょう。
パーティションの切り方は、手順的にはさほど難しいわけではありませんが、消してはいけないパーティションを消してしまうなどの間違いを冒してしまうと取り返しのつかないことになってしまうので細心の注意が必要です。
デバイスのインストールに関しては、Windowsがプラグアンドプレイですべて認識してくれれば意識する必要はないのですが、現実にはなかなかそうはうまくはいかないものです。
特にノートパソコンの内部に使われているハードウェアは製品によって多種多様ですので、Windowsのプラグアンドプレイをあまりあてにするのは禁物です。
また、ドライバのインストールの仕方は、製品によっていろいろですので、「こうすればいい」と一概に言えないところが、このページを書いている筆者自身、歯がゆいところです。^^;
とはいっても、ドライバのインストールを間違えても、悪くてインストールが成功しないだけです。
よっぽどのことがない限り、データが消失したり、OSが起動しなくなるなどの致命的な傷害は発生しない「はず」ですので、あまり怖がらずにチャレンジしてみてください。