パーティションの設定 (2004/01/03) |
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ここからはパーティションの設定の画面になります。 くどいようですが、ここからの作業は、一度やってしまうと後戻りできないので、ご注意ください。 ここは、大事なところですので、詳細に解説します。 まず、以下のような画面が出ます。 この画面は、現在パソコンに接続されているハードディスクの一覧が表示されます。 今回インストールを行ったパソコンには、3台のハードディスクが付いていますので、3台分の情報が列挙されています。(3台目は、画面下に隠れてしまっているので、スクロールしないと見れませんが) ほとんどのパソコンは1台だけだと思いますので、ここでインストールするハードディスクを選択する必要はないのですが、万が一複数台付いている場合は、インストールするハードディスクを間違えると大変なことになるので、この画面の見方を解説しましょう。 ここで注意しなければならないのは、C:やD:という風にドライブレターが着いていますが、これは必ずしもWindowsで識別されるC:やD:とは同じではないということです。 例えば、Windows上では、 C:=システムディスク(起動ドライブ) D:=CD-ROM E:=データディスク1 F:=データディスク2 という割り当てだったとすると、 Windowsのインストーラは、この画面ではCD-ROMをリストアップしないので、 C:=システムディスク(起動ドライブ) D:=データディスク1 E:=データディスク2 という風に割り当てて表示します。 この割り当ての法則は、IDEデバイスの設定を知らなければならないのですが、これをいちいち把握するのは面倒ですし、間違いも起こりやすいです。 そこで注目するのが、ボリュームラベルです。 C:には、何もボリュームラベルが付いていませんが、D:には「USERDATA」というラベルが付いていることがわかります。(E:にも、また別のラベル名が付いています) きちんとボリュームラベルを付けるように習慣づけておけば、こういうときに混乱しなくて済みます。 ↓Windows上から見たボリュームラベル 今回は、ボリュームラベルが付いていない、”78160MB”のハードディスクにWindows XP Professionalを新規インストールします。 もともとパーティションが切られているので、ここに上書きインストールしてもいいのですが、今回はパーティションを切り直しも行いたいので、一度パーティションを削除します。 「C:パーティション…」の行を選択し、「D(パーティションの削除)」を押します。 警告が出ます。 よければ「Enter(続行)」を押します。 更に、削除確認の画面。 くどいほど確認画面が出るので、むしろ混乱しやすいぐらい^^; 画面の指示に従い、「L(削除)」を押す。 すると、パーティションの一覧画面に戻ります。↓ パーティションが削除され、78160MB全域が未使用の領域になったことがわかります。 さて、今回、この未使用の領域をに40GBのパーティションを作成し、そこにWindowsをインストールしてみようと思います。 まず、「C(パーティションの作成)」を押すと、以下のような画面になります。 何メガのパーティションを作成するかを訊いてくるので、40000(MB)を入力し、「Enter(作成)」を押します。 すると、39998MBのパーティションが作成されたことがわかります。 ※40000MBと指定したのに2MB減っているのは、パーティションを作成する際に都合のいいサイズに丸められたためですので、気にする必要はありません。 ~これで、Windowsをインストールするパーティションが作成されました。~ このパーティションに、Windowsをインストールするには、上の写真のようにパーティションを選択し、「Enter(インストール)」を押します。 フォーマット指定画面。 ※インストールしようとしたパーティションがフォーマットされていないので、フォーマットをする画面がでます。 ここで、クイックフォーマットを行うか、通常フォーマットをするかを選択します。 とはいっても、クイックフォーマット(高速フォーマット)は、一度通常フォーマットされたパーティションにしかできないので、この選択肢は意味がありません。 迷わず「NTFSファイル システムを使用してパーティションをフォーマット」を選択し、「Enter(続行)」を押します。 ※補足※ Windows 2000の場合は、このほかにもFAT32でフォーマットする選択肢が用意されています。FAT32とNTFSどちらを選ぶのかは、ほとんど好みの世界です。 とは言っても、Windows2000のNTFSは、多少ディスクのアクセスが遅くなる傾向がありますので、低スペックのPCにインストールする際は、FAT32にしておいたほうが無難です。 フォーマットが始まります。 40GB分のHDをフォーマットするには、ゆっくりお茶できるぐらいの時間がかかります。 フォーマットが済むと、自動的にそのパーティションにインストールが開始されます。 ↓ ↓ インストールが全て終わると、上のような画面になり、そのまま放っておくと、自動的に再起動がかかります。Enterを押すとその前に再起動します。 再起動後は、ハードディスクからWindowsのインストーラが起動します。 ここからは、見慣れたWindowsの画面でのインストール作業が始まります。 |