パナソニック レッツノートMX3[12.5インチで光学ドライブ内蔵。それで1.198kgは驚異的]
登録日:2014年01月16日

★トップページ

パナソニック レッツノート RZ4(2015年春モデル)
パナソニック LUMIX DMC-CM1(前編)
パナソニック レッツノート RZ4(2014年秋冬モデル)
パナソニック ToughPad(タフパッド) 4K UT-MB5
パナソニック レッツノートMX3
パナソニック レッツノート AX3


【レッツノートMX3をチェック】
レッツノートMX3の新製品発表会に行って、タッチ&トライをしてきましたので報告します。ポイントは以下だと思いました。
★AX3より軽い。それでいて、AX3より画面が大きく、光学ドライブも内蔵し、ペンも内蔵し、AX3同様バッテリーのホットスワップも可能。これだけ重くなる要素満載でありながら、AX3より軽いというのはちょっと不思議なレベル。
★液晶は当然、非光沢→詳細(#lcdrev)
★キーボードの出来が優秀→詳細(#kbdrev)
★タッチパッドの出来は、ボタン分離型の割にはそれほど良くはない感じだが、一応使い物にはなるレベル。少なくとも、従来の丸型よりはずっと使いやすい。→詳細(#tprev)
という感じです。


【ギャラリー&レビュー】2014/01/19
全体図


全体2(タブレット状態)


右側面


左側面


スタイラスペン部アップ


スタイラスペン部アップ ペンを取り外した状態


スタイラスペンはこんな感じ


ペン先は2mmと非常に細くできている。


前面


光学ドライブを開いたところ


後面


天板。なぜか天板撮り忘れていたのでこれで代用させて頂きます。


裏面


バッテリーは交換可能で、かつ、ホットスワップも可能になっています(フルスクリーンでの視聴推奨)


液晶面。12.5インチFull HD(1920×1080)(タッチ対応/スタイラスペン対応/非光沢)


視野角チェック(フルスクリーンでの視聴推奨)


プライバシーフィルターを付けた時の視野角チェック(フルスクリーンでの視聴推奨)


レッツノートMX3の液晶について、若干の懸念(フルスクリーンでの視聴推奨)


キーボード面。キーピッチは横19mm、縦15.2mmの横長のキーになっています。ストロークは2mmとなっています。


キーボード右側


キーボードチェック(フルスクリーンでの視聴推奨)

【キーボードの感想】
キーピッチが横19mm、縦15.2mmの横長のキーになっています。また、ストロークは2mmとなっています。
★「{」「*」「}」の3つのキーが他のキーとは少し違う打鍵音がします。ただし、タッチはほとんど変わらないので特別な問題はないです。
★タイピングをしている最中、キーのグラつきが若干気になりましたが、これは単純に自分がMX3の横長のキーに慣れていないため、中心を外し気味だからなのかもしれません。グラつきチェックをしている時や、全キーチェックをしている時には、特別グラつきが大きい感じはしませんでした。
★打鍵の衝撃でキーボードフレームが激しく上下するような事はないです。
全体として、非常に良いキーボードです。キータッチ自体はもしかしたら平均以下ですけど、まあ、サイズを考えれば文句は言えません。それよりも気持ちが良いのは、キーボードが全体としてよく考えられて設計されている感じがするんです。例えば以下のような事です。
★Fn+BSでCtrl+Alt+Delが打てる
★右端にFnキーが有る。個人的には大賛成。
★前述の通り、「{」「*」「}」は若干立て付けが悪い感じはしたが、Esc、Del、BS、カーソルキー等、物理的に脆弱になりやすい(かつ使い勝手に影響しやすい)キーは、きちっと手抜きなく作られている。★Spaceキーのサイズが比較的大きめに出来ている←逆に言うと、無変換/変換キーは小さめだが、自分はSpaceしか使わない派なのでむしろこの方が使い勝手が良い。
★カーソルの大きさも自分は全く問題なしである、等。
この辺、よく吟味されてチューニングされている感じがあるんです。さすがレッツノートという感じで、ちょっと感心したレベルのキーボードでした。

タッチパッド

【タッチパッドの感想】
ボタン分離型ですし、パッド面の処理も問題なし。ところが期待ほどは良くなかったですね。なぜかイマイチ意図通りの動きをしないのです。大まかな操作をしている時には気にならないのですが、細かい操作をするときに、どうも恐る恐るという風になってしまうんですよね。

何故なのか考えてみたのですが、(パッドそのものの問題ではなく)タッチパッドのセッティングの可能性が高いです。少なくとも分かったのは、ずいぶんポインター速度が速めに設定されているのと、パッド感度がやや鈍目に設定されているらしいという事。あと、ディスプレイ解像度との兼ね合いも関係している可能性あり。

時間がなくて設定を試行錯誤する事は出来なかったのですが、それをやらないとこのタッチパッドの実力は正確に判定できないと思いました。とは言っても、あくまで「期待していたほどは良くなかった」というレベルで、現段階の判定でも十分使いやすい部類には入りますのでご安心を。

ちなみに、ポインターの速度はここで調整


タッチ感度はここで調整



【主な仕様】
パーツ 選択可能項目[CF-MX3GEMBP,MX3GEDBP, CF-MX3HENBP,MX3HEEBP,MX3HDXBP,MX3HFNBP,MX3HFEBP, CF-MX3SEBJR, CF-MX3SEGJR, CF-MX3TEABR]
各モデルを統合して記述しています。
OS Windows 8.1 Pro(64ビット)
Windows 7 Professional(64ビット)(Windows 8.1 Pro ダウングレード)
ちなみに、0円でダウングレードできます(Panasonic Storeのカスタマイズ画面より)(2014/01/16現在)
オフィスソフト ●なし
●MS Office Home and Business 2013
CPU/APU/SoC Core i5-4200U
Core i5-4300U
Core i7-4500U
チップセット なし(SoC)
GPU CPU内蔵(インテルHDグラフィックス4400)
メモリ ●4GB(メモリの増設/交換不可)(店頭モデルのみ)
●8GB(メモリの増設/交換不可)
HDD/SSD ●128GB SSD(店頭モデルのみ)
●256GB SSD
●512GB SSD(プレミアムモデルのみ)
光学ドライブ DVDスーパーマルチドライブ
液晶ディスプレイ 12.5インチFull HD(1920×1080)(タッチ対応/スタイラスペン対応/非光沢)
センサ類 照度、地磁気、ジャイロ、加速度
※GPSは搭載していない
外形寸法
(W×D×H)
301.4×210×21(突起部除く)
重量 1.198kg(付属のバッテリーパック装着時)
バッテリー駆動時間 14.5時間(バッテリーのエコノミーモード無効時/付属のバッテリーパック装着時)
その他 ・vPro対応モデルあり
・InstantGo対応モデルあり
・Xi(LTE)対応モデルあり
※いずれもプレミアムエディション限定
価格 20万円前後予想(店頭)~
244,950円(直販モデル)~
より詳細な仕様(本家ページ) レッツノートMX3製品詳細(カスタマイズモデル)(Panasonic Store)
レッツノートMX3製品詳細(プレミアムエディション)(Panasonic Store)
レッツノートMX3製品詳細(店頭モデル)(PanasonicオフィシャルWebサイト)

★このページについて間違い報告

◆カテゴリ変更◆
●Panasonic
●12.5インチ
●12.x~10.xインチ
●タブレット(KBD一体)
●レビュー有
●狭ピッチ
●推奨
★カテ指定解除
★カテ一覧

◆関連記事◆
◆報道:レッツノート「MX3」シリーズ-12.5型液晶、光学ドライブ内蔵、約1.198kgで2 in 1(CNET)
◆発表会レポート:「AX」と「SX」のイイトコ取り ノートPCか、タブレットか、その悩みを真に解決!――光学ドライブ搭載で最軽量2in1の「レッツノートMX3」ITmedia)
◆発表会レポート:世界最軽量でぐるっと回転、新レッツノート MX3発表(ASCII.jp)
◆発表会レポート:「レッツノートのピュアタブは出ますか?」MX3ユーザーイベントレポート!(ASCII.jp)
◆レビュー:「Let'snote MX3」――パナソニック流の“全部入り”新世代モバイルを徹底検証(ITmedia)