さて、Lindowsのインストールは、なんとかクリアしましたが、早速問題が発生しました。 画面のキャプチャのしかたがわかりません。 画面のキャプチャが出来ないと、本記事を作るために全ての画面をデジカメで撮らなければなりません。そんなかったるいことやってられません。 とは言っても、LindowsはWindowsと違って、PrintScreen一発で画面をキャプチャできるわけではないようです。 そこで、「Lindows World」を紐解いてみると、 コンソールから、「xwd > test.bmp」として、キャプチャしたいウィンドウをクリックすると、その画面がキャプチャされてファイルに書き出されるとのこと。 まあ、PrintScreen一発でできない不便はあるものの、キャプチャできないよりはマシ。 とりあえず、やってみることにしました。 パネルから、「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「コンソール」とたどって、コンソール画面を呼び出し、 xwd > test.bmp[Enter]・・・と。 すると、マウスカーソルが十字になりました。好きなウィンドウをクリックして、と。 すると、確かにtest.bmpというファイルが作成されました。 さて一安心、と思ったのもつかの間、おかしなことに気がつきました。 その作成されたtest.bmpをダブルクリックしても、画像が表示されません。 よくよく考えてみればもとからおかしな話です。 「なぜbmp?」 bmpがいわゆる「Windowsビットマップ形式」だとしたら、Lindowsのプログラムが吐き出す画像形式がbmpというのは(個人的には便利だけど冷静に考えれば)おかしな話です。 そこで、もう一度「Lindows World」を確認してみましたが、 やっぱり「test.bmp」と書いてあります。 ですが、あまりに怪しすぎるので、試しに拡張子をGIF、JPG、PNGに変えてみましたが、やっぱり表示できない。 う~ん困った。完全に行き詰まってしまった。 しょうがないので、Webで検索してみると、分かりました。 xwdが吐き出す画像形式は、「X Window System window dump image」という形式で、拡張子はXWDだそうです。 「Lindows World間違ってるじゃん!」 まあ、それはよしとして、これでやっと原因が分かりました! いそいそと作成されたファイルの拡張子をXWDに変えてダブルクリック! 「・・・やっぱだめじゃん!」 困った。 試しに、始めからLindowsにインストールされている「イメージビューワー」を起動してそれに読み込んでみてもダメでした。(当たり前) どういうことなんでしょう?? XWD形式というのは、Lindows(Linux)の世界ではそれほどマイナーな画像フォーマットではなく、むしろ最も基本的な画像形式っぽいのですが、それが表示できないとはこれいかに?? 更にWebでいろいろ調べてみると、どうやら、XWD形式を表示できるのは、xv、xpaint、gimp等があるらしいのですが、これらのプログラムはLindowsにデフォルトでは入っていません。 Click-N-Runも使えないこの状況では、それらをネットワークから引っ張ってきてインストールするのもままならない。(apt-getというコマンドを駆使すればインストールできるらしいのですが、これまた難解そう) apt-getの使い方は後で勉強することにして、XWD形式の画像をWindows上で表示できないかどうか調べてみました。 もちろん、Windows版gimpをインストールすればきっと表示できるのでしょうが、それだけのためにgimpをインストールするのもばかばかしい。 ですので、とりあえずSusie Plaginを探してみたのですが、ざっと探してみたところ、XWD形式のプラグインは見つかりませんでした。(T_T) え~い、しょうがない。やっぱりgimp for Windowsをインストールだ! ということで、gimp for Windowsをダウンロード&インストール。 やっと、キャプチャした画像が表示できました!!(Windows上で) gimpで読み込めることができれば、GIFに変換するのは簡単なので、これでやっとホームページに取り込める状態にできたというわけです。 たったこれだけのことをするために結局2時間近くかかってしまった。 どっと疲れた。 |