さて、UltraVNCの使い方ですが、使い方は非常に簡単です。 デスクトップに作成されたVNC Viewerのアイコンをダブルクリックしてください。 そうすると、以下のような画面が出ると思います。 ここで、「VNC Server」欄に、接続したいPC名を入力します。 接続したいPC名がわからない場合は、IPアドレスでもいいですし、もしくは、「マイネットワーク」を見れば、マシン名がリストされていると思います。 マシン名を入れたら、「Connect」を押します。 パスワードの入力画面が出ます。 ここで入れるのは、接続先のVNCで設定したパスワードです。 大文字小文字を間違えないようにパスワードを入れ、「LogOn」を押します。 自分のデスクトップ上に、接続先のデスクトップ(壁紙が緑の方)が表示されました。 ※デスクトップの上半分だけ表示されているわけではありません。接続相手はデスクトップサイズが1024*480ドットと、ちょっと変則的なのです。^^; あとは、普通に使っている感じで(反応は遅くなりますが)接続先のパソコンを操作できます。 【注意点】 Ctrl+Alt+Del等の特殊なキーの組み合わせは、VNCビューワーのメニューから選ばないといけません。 【設定の保存】 基本的な使い方を紹介しましたが、Ultr@VNCは細かい設定をすることによって、より使い勝手がよくなります。細かい設定をする際には、他のパソコンに接続した状態でメニューから「Connection Options」を選択します。 現在の設定の画面が登場します。 画面上部のツールバーがじゃまならば、「Show Toolbar」のチェックを外します。 デスクトップサイズが同じパソコンに繋ぐならば、「Full-screen Mode」もしくは「Auto Scale Screen」が便利ですし、デスクトップサイズが違う場合は「Auto Scale Screen」が最適な場合が多いのではないでしょうか。 この辺の設定は、使う環境によって様々ですので、いろいろ試してみるのがいいと思います。 ところが、これらの設定はUltr@VNC Viewerを終了してしまうと元に戻ってしまいます。 また、ログオンの時にいちいちパスワードを入れるのも面倒です。 これらの設定をファイルとして保存しておくと、そのファイルをダブルクリックするだけですぐほかのパソコンのデスクトップが呼び出せます。(パスワードも入れる必要がなくなってしまうので、セキュリティには十分ご注意ください)。 設定の保存には、「Save Connection info as...」を選択します。 ファイル指定の画面が出ます。好きな名前を付けます。 「保存」を押すと、"Do you want to save the password・・・"という、注意を喚起するための警告ダイアログが表示されます。 要約すると、「パスワード情報を記録したファイルを他人に見られることにより、パスワードを盗まれる可能性がありますがよろしいですか?」ということ。 問題なければ、「はい」を押します。 こうして作成されたファイルをダブルクリックすると、自動的に接続相手のデスクトップが出現します。 |