リモートデスクトップ
(2004/3/12)

【リモートデスクトップとは?】
Windows XPにはリモートデスクトップという機能が搭載されています。
Windows XP Professional Editionにはリモートデスクトップの機能がフル装備されていますが、Windows XP Home Editionには、リモートデスクトップのクライアント機能のみ装備されています。つまり、Windws XP Home Editionのパソコンからは、リモートのPCへ接続はできますが、逆に接続してもらうことはできませんのでご注意ください。また、Windows XP以外のOSでは使用できません。(クライアント機能だけは、Windows XPのCDを使って他のWindowsにもインストール可能です)。
このように制限があるリモートデスクトップ機能ですが、Ultr@VNCに比べて幾つかメリットもあります。

メリット1.処理が速い
 →Ultr@VNCに比べて効率的なグラフィック情報の転送を行うので、リモートで接続してもさほど速度低下を感じないほど高速です。

メリット2.リモートのサウンドをローカルで再生できる。
 →リモート側で再生されるサウンドをこちら側で再生できます。

ですので、Windows XPの環境に限って言えば、リモートデスクトップの方がいい場合もあります。
以降、Windows XP Professinal Editionをベースに紹介します。

【リモートデスクトップの機能を有効にする】
まずは、リモートデスクトップの機能が有効になっているか確認します。
「マイコンピュータ」の「プロパティ」を選択して、「リモート」タブを表示します。

       ↓

赤丸内のチェックが付いていなかった場合、チェックを付けておいてください。
これだけでOKです。


【リモートデスクトップに接続する】
リモートデスクトップに接続する際は、「プログラム」→「アクセサリ」→「通信」→「リモートデスクトップ」とたどってリモートデスクトップ接続画面を開きます。
もしくは、スタートメニューの「ファイル名を実行」で、mstscと入力しても同じです。

              ↓

「コンピュータ」の欄にコンピュータ名を入れます。
これは、IPアドレスを直に指定しても構いませんし、マイネットワークにでてくるコンピュータの名前でも構いません。

接続ボタンを押すと、ログオン画面が出ます。(また、画面上に接続先の名前またはIPアドレスが出ます)
接続先のユーザ名&パスワードを入力します。


デスクトップが表示されました。



【終了するときは】

終了する時には、「ログオフ」もしくは「切断」を選びます。
「切断」を選ぶと、次回再度ログオンしたときに、もとの状態が復元されます。

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