【リモートデスクトップとは?】 Windows XPにはリモートデスクトップという機能が搭載されています。 Windows XP Professional Editionにはリモートデスクトップの機能がフル装備されていますが、Windows XP Home Editionには、リモートデスクトップのクライアント機能のみ装備されています。つまり、Windws XP Home Editionのパソコンからは、リモートのPCへ接続はできますが、逆に接続してもらうことはできませんのでご注意ください。また、Windows XP以外のOSでは使用できません。(クライアント機能だけは、Windows XPのCDを使って他のWindowsにもインストール可能です)。 このように制限があるリモートデスクトップ機能ですが、Ultr@VNCに比べて幾つかメリットもあります。 メリット1.処理が速い →Ultr@VNCに比べて効率的なグラフィック情報の転送を行うので、リモートで接続してもさほど速度低下を感じないほど高速です。 メリット2.リモートのサウンドをローカルで再生できる。 →リモート側で再生されるサウンドをこちら側で再生できます。 ですので、Windows XPの環境に限って言えば、リモートデスクトップの方がいい場合もあります。 以降、Windows XP Professinal Editionをベースに紹介します。 【リモートデスクトップの機能を有効にする】 まずは、リモートデスクトップの機能が有効になっているか確認します。 「マイコンピュータ」の「プロパティ」を選択して、「リモート」タブを表示します。 ![]() ↓ ![]() 赤丸内のチェックが付いていなかった場合、チェックを付けておいてください。 これだけでOKです。 【リモートデスクトップに接続する】 リモートデスクトップに接続する際は、「プログラム」→「アクセサリ」→「通信」→「リモートデスクトップ」とたどってリモートデスクトップ接続画面を開きます。 もしくは、スタートメニューの「ファイル名を実行」で、mstscと入力しても同じです。 ![]() ↓ ![]() 「コンピュータ」の欄にコンピュータ名を入れます。 これは、IPアドレスを直に指定しても構いませんし、マイネットワークにでてくるコンピュータの名前でも構いません。 接続ボタンを押すと、ログオン画面が出ます。(また、画面上に接続先の名前またはIPアドレスが出ます) 接続先のユーザ名&パスワードを入力します。 ![]() デスクトップが表示されました。 ![]() 【終了するときは】 ![]() 終了する時には、「ログオフ」もしくは「切断」を選びます。 「切断」を選ぶと、次回再度ログオンしたときに、もとの状態が復元されます。 |