いわゆるカスタマイズソフトに関しては、たくさん種類があります。 代表的なカスタマイズツール ちょっと前までは、Microsoft本家から出ているという理由で、Microsoft TweakUI(と日本語化ツール)がまず最初に始めるカスタマイズツールとして推奨されました。 事実、私もTweak UIにはかなり長い間お世話になりました。 しかし、今やTweak UIは設定できる項目があまり多くないのと、英語版Windowsをターゲットに作ってあるので、いまひとつ日本語版Windowsでは使いづらい部分がある等の理由でおすすめできません。 やっぱり、日本語Windowsにきちっと対応しているカスタマイズソフトでは、 ・窓の手 ・いじくるツール(orいじくるつくーる) が代表的ではないでしょうか。 現在筆者はいじくるつくーるを使用していますが、どれもさほど機能的には差がないので、ほとんど好みの問題です。 実際どういうカスタマイズが出来るかというと、 Autorunの禁止や 「アプリケーションの追加と削除」の編集 は当然のこととして、マインスイーパーのスコア編集など、かなり設定項目が多岐に渡ります。 正直、一体何を言っているのかが分からない項目も多いと思います。 ↓起動画面 その中でも比較的効果が高い項目について簡単ですが解説しようと思います。 ※以降の記述は、いじくるつくーるVer7.09.08をベースに記述しています。カスタマイズツールの使用はあくまで自己責任でお願いいたします。 【システム関連→アニメーション設定】 この画面で、Windowsのアニメーション効果の有無を設定します。 普段私は上記の設定のようにアニメーション関連は全てOFFにしています。 【システム関連→Autorunの抑制】 CDを入れたときに、自動でインストールプログラム等が起動しますが、この機能をそれぞれの装置ごとに有効/無効を設定できます。 【WindowsNT/2000/XP→WindowsNT/2000/XP設定】 ここの設定項目は、WindowsNT/2000/XPにだけ意味があります。 「カーネルは常にメインメモリに置く」は、256MB以上のメモリを積んでいるパソコンならば、チェックしておいた方がいいです。その分無駄なディスクのアクセスが少なくなり、高速化されます。 あと、ちょっと非力なPCをお使いの方は、 「NTFSの最終アクセス日時の更新を無効にする」をチェックしておくと、かなりパフォーマンスがあがります。(もちろん、ファイルシステムをNTFSではなくFATにしている方には無意味ですが) ここにチェックを入れると、最終アクセス日時の更新(後述)がされなくなりますが、CPUが非力でムービーがコマ落ちしてしまうようなパソコンの場合、このチェックをつけてあげるだけでかなり改善することがあります。 ↓最終アクセス日時 エクスプローラでファイルを表示すると、作成日時・更新日時とともに、アクセス日時という情報が記録されているのがわかります。(デフォルトでは非表示になっています) これは、そのファイルを読み込んだ最終日時を記録しますので、ただ中身を見ただけでも更新されます。 (2004/4/11) 最近、Win高速化XP+というカスタマイズツールを見つけました。 これは、機能的には、他のカスタマイズツールと比べると、特別多機能というわけではないです。 むしろ、設定内容はかなりさっぱりしており、細かいパラメータまでは設定できないのですが、嬉しいのは、ちゃんと項目の意味が詳細に説明されていて、非常に分かりやすく、安心してカスタマイズができます。 カスタマイズの入門にはとてもお勧めできるソフトだと思います。 |