EditMTU
(2003/12/05)

筆者はWindowsのカスタマイズツールに関してはいろいろ試しましたが、EditMTUはその中でも最も高速化の効果が高いツールだと思います。

WindowsのTCP/IPの通信パラメータを最適にしてインターネットの通信速度を改善してくれるツールです。

特にWindows98/98SEのパソコンをお使いの方で、ブロードバンド回線でインターネットに接続している方は、絶対一度やっておいた方がいいです。
ちなみに私の場合は、Windows98SE上でEditMTUをやったところ、体感でわかるほどファイルのダウンロードやWebブラウジングが快適になりました。
また、これはWindows2000での話だったのですが、EditMTUをやることによってプロトコル処理のオーバヘッドが減ったためか、原因不明のメールサーバの接続エラーが、嘘のように消えてしまったという経験もあります。
EditMTUのやっていることは純粋にレジストリの編集だけですので、特別インストールの必要もありませんし、使い方も非常に簡単ですので是非やってみてください。

【EditMTUの入手】
Vectorあたりから、まずファイルをダウンロードして、解凍します。
中身を、適当なフォルダに入れます。(たとえば、c:\Program files\EditMTU等、適当な場所でいいです)


EditMTU.exeをダブルクリックして起動し、「自動設定」のタブをクリック。


「速度の種別」、「サイト」を自分の環境に合わせて選択します。
たとえば、私の場合だと、DTI(バックボーンはeAccess)の24Mなので、
「速度の種別」=20M、「サイト」=eAccess
となります。



「設定開始」を押してしばらく待つと、

というダイアログが出てくるので「OK」を押します。
後はWindowsを再起動するだけ。

これだけでインターネットへの接続スピードが向上します。
どれだけ向上するかは環境によりけりですが、少なくとも悪くなることはないはずです。
まずはお試しあれ。
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