筆者はWindowsのカスタマイズツールに関してはいろいろ試しましたが、EditMTUはその中でも最も高速化の効果が高いツールだと思います。 WindowsのTCP/IPの通信パラメータを最適にしてインターネットの通信速度を改善してくれるツールです。 特にWindows98/98SEのパソコンをお使いの方で、ブロードバンド回線でインターネットに接続している方は、絶対一度やっておいた方がいいです。 ちなみに私の場合は、Windows98SE上でEditMTUをやったところ、体感でわかるほどファイルのダウンロードやWebブラウジングが快適になりました。 また、これはWindows2000での話だったのですが、EditMTUをやることによってプロトコル処理のオーバヘッドが減ったためか、原因不明のメールサーバの接続エラーが、嘘のように消えてしまったという経験もあります。 EditMTUのやっていることは純粋にレジストリの編集だけですので、特別インストールの必要もありませんし、使い方も非常に簡単ですので是非やってみてください。 【EditMTUの入手】 Vectorあたりから、まずファイルをダウンロードして、解凍します。 中身を、適当なフォルダに入れます。(たとえば、c:\Program files\EditMTU等、適当な場所でいいです) EditMTU.exeをダブルクリックして起動し、「自動設定」のタブをクリック。 「速度の種別」、「サイト」を自分の環境に合わせて選択します。 たとえば、私の場合だと、DTI(バックボーンはeAccess)の24Mなので、 「速度の種別」=20M、「サイト」=eAccess となります。 「設定開始」を押してしばらく待つと、 というダイアログが出てくるので「OK」を押します。 後はWindowsを再起動するだけ。 これだけでインターネットへの接続スピードが向上します。 どれだけ向上するかは環境によりけりですが、少なくとも悪くなることはないはずです。 まずはお試しあれ。 |