デル Inspiron 11-3138[メモリ倍増&CPU変更&価格据置。大きな意味があるモデルチェンジ]
登録日:2013年11月30日

★トップページ

デル Inspiron 11-3138
デル Inspiron 11


2014/05/28※CPUについての考察を大幅に書き換えしました。

【Inspiron 11-3138をチェック】
Inspiron 11-3137の後継機種です。モデル3137は9月に登場したばかりですが、早くもモデルチェンジして3138になりました。

見た目(I/F類、外形寸法、デザイン含め)は従来と変わりなしです。重さも変わっていません。なので、非常に違いが分かりにくいのですが、中身は総取り替え状態。CPU変更&メモリが4GBに強化されています。

メモリが4GBになった事は大きな意味があります。何故かというと、このページで報告したとおり、前モデルの場合、メモリが2GBである(かつSSDではない)ところが非常に体感スピードを遅くしていたようだからです。かつ価格は据え置きという感じです。(49,980円から)

また、CPUが変更になっています。Celeron 2995U→Celeron N2810になりました。ここがかなり心配な部分。CPU単体としてのはかなりダウンと言わざるをえないでしょう。以下のスペック比較を参考にしてください。
Celeron N2810(名前はCeleronだが、系統としてはAtom。Bay Trail-Mというコードネームで呼ばれていたやつ) Celeron 2955U
コア数/スレッド数 2/2 2/2
クロック 2GHz 1.4GHz
キャッシュ 1MB 2MB
GPU Intel HD Graphics(756MHz) Intel HD Graphics(200~1000MHz)
TDP 7.5W 15W
SDP 4.5W 不明(設定されていない?)
Windowsエクスペリエンス・インデックス 3.9周辺 5.6周辺
…という事なので、CPUが遅くなったマイナス面と、メモリが4GBになったプラス面が相殺して、ほぼ旧モデルと同じ体感速度という感じなのかもしれませんね。以上の考察から、ベースモデルはパフォーマンスが足りていない気配濃厚なので、オススメしないですね。ただし、上位モデルのPentium 2556Uは、CPU単体の性能はほぼCeleron 2955Uと同等ですし、更にメモリが4GBあるので、前モデルよりずっと軽快に動作すると思います。

なので、買うならば上位モデル(Pentiumモデル)一択であり、ベースモデル(Celeronモデル)は、避けるべきだと判断します。


【主な仕様】
パーツ 選択可能項目
OS ●Windows8(64ビット)
●Windows8 Pro(64ビット)
●Windows8.1(64ビット)
●Windows8.1 Pro(64ビット)
※モデルにより、8だったり8.1だったりするので注意。
オフィスソフト ●なし
●MS Office Personal 2013
●MS Office Home and Business 2013
CPU Celeron N2810
Pentium 3556U
GPU CPU内蔵(Intel HD Graphics)
メモリ 4GB(4GB×1)
HDD/SSD 500GB HDD
光学ドライブ なし
液晶ディスプレイ 11.6インチ(1366×768)[光沢]
外形寸法
(W×D×H)
300×201.5×21.2mm
重量 1.43kg
バッテリー駆動時間 9時間23分(Celeronモデル)
8時間20分(Pentiumモデル)
価格 49,980円~
より詳細な仕様 Inspiron 11製品詳細(Dell)

★このページについて間違い報告

◆カテゴリ変更◆
●Dell
●Inspiron 11の新旧比較
●11.6インチ
●12.x~10.xインチ
●狭ピッチ
★カテ指定解除
★カテ一覧

◆関連記事◆
◆報道:デル、11.6型タッチ対応ノートPC「Inspiron 11」にBay Trail-Mを搭載(マイナビニュース)
◆マニュアルDL:Inspiron 11仕様
◆マニュアルDL:Inspiron 11 オーナーズマニュアル
◆マニュアルDL:Inspiron 11 3137/3138 Quick Start Guide