2014/05/28※CPUについての考察を大幅に書き換えしました。
【Inspiron 11-3138をチェック】
Inspiron 11-3137の後継機種です。モデル3137は9月に登場したばかりですが、早くもモデルチェンジして3138になりました。
見た目(I/F類、外形寸法、デザイン含め)は従来と変わりなしです。重さも変わっていません。なので、非常に違いが分かりにくいのですが、中身は総取り替え状態。CPU変更&メモリが4GBに強化されています。
メモリが4GBになった事は大きな意味があります。何故かというと、このページで報告したとおり、前モデルの場合、メモリが2GBである(かつSSDではない)ところが非常に体感スピードを遅くしていたようだからです。かつ価格は据え置きという感じです。(49,980円から)
また、CPUが変更になっています。Celeron 2995U→Celeron N2810になりました。ここがかなり心配な部分。CPU単体としてのはかなりダウンと言わざるをえないでしょう。以下のスペック比較を参考にしてください。
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Celeron N2810(名前はCeleronだが、系統としてはAtom。Bay Trail-Mというコードネームで呼ばれていたやつ) |
Celeron 2955U |
コア数/スレッド数 |
2/2 |
2/2 |
クロック |
2GHz |
1.4GHz |
キャッシュ |
1MB |
2MB |
GPU |
Intel HD Graphics(756MHz) |
Intel HD Graphics(200~1000MHz) |
TDP |
7.5W |
15W |
SDP |
4.5W |
不明(設定されていない?) |
Windowsエクスペリエンス・インデックス |
3.9周辺 |
5.6周辺 |
…という事なので、CPUが遅くなったマイナス面と、メモリが4GBになったプラス面が相殺して、ほぼ旧モデルと同じ体感速度という感じなのかもしれませんね。以上の考察から、ベースモデルはパフォーマンスが足りていない気配濃厚なので、オススメしないですね。ただし、上位モデルのPentium
2556Uは、CPU単体の性能はほぼCeleron 2955Uと同等ですし、更にメモリが4GBあるので、前モデルよりずっと軽快に動作すると思います。
なので、買うならば上位モデル(Pentiumモデル)一択であり、ベースモデル(Celeronモデル)は、避けるべきだと判断します。
【主な仕様】
パーツ |
選択可能項目 |
OS |
●Windows8(64ビット)
●Windows8 Pro(64ビット)
●Windows8.1(64ビット)
●Windows8.1 Pro(64ビット)
※モデルにより、8だったり8.1だったりするので注意。 |
オフィスソフト |
●なし
●MS Office Personal 2013
●MS Office Home and Business 2013 |
CPU |
●Celeron N2810
●Pentium 3556U |
GPU |
CPU内蔵(Intel HD Graphics) |
メモリ |
4GB(4GB×1) |
HDD/SSD |
500GB HDD |
光学ドライブ |
なし |
液晶ディスプレイ |
11.6インチ(1366×768)[光沢] |
外形寸法
(W×D×H) |
300×201.5×21.2mm |
重量 |
1.43kg |
バッテリー駆動時間 |
9時間23分(Celeronモデル)
8時間20分(Pentiumモデル) |
価格 |
49,980円~ |
より詳細な仕様 |
Inspiron 11製品詳細(Dell)
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