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2012/05/06

LSの管理画面がいつまでも経っても改善しない本当の理由

●この過去記事とも絡む話。
以前、ある会合でLSの人と管理画面についての話をしたのですが、そろそろほとぼりが冷めたと思うので(?)、その時に聞いた話についてちょっと書いておこうかと。…いやそんな大げさな話ではないですけど、記録として残しておきたかったから。

システムは米国LSのものを使っている

スピードが遅いことについては、サーバーが米国LS側にあるのでなかなか改善が難しい、という話は以前から聞いていますが、そもそも、なぜ米LSのシステムに縛られなければいけないのか、というのがイマイチよく分からないんですけどね。
ぶっちゃけ、楽天の傘下に入ったのですから、長期的な話として、管理画面を楽天と統合する方向はないのかと素人考えで思っちゃうんですけど、それは現時点では絶対あり得ないみたいです。
なぜならば、日本のリンクシェアは、現実の仕事で関わる相手は楽天グループの人よりも米国LSの人だから。それぐらいつながりが深く、影響力もそちらの方が強いわけです。

日本LSの立場が弱いのが最大の理由だと思われる

日本LSは普段から米LSに対してシステム改善要求を出しているようです。ですが、なかなか通らないみたいです。それはなぜなのかが、話を聞いて分かった気がします。根本的な原因は力の違いです。米LSの方が業績が良いので、日本の立場が弱いのです。米LSはアフィリエイト業界1位のASPとのこと。一方、日本LSは2位かな?(利用者数ではA8が1位でしょう)

なので、米LSに言わせれば、「うちらだって同じ管理画面使っているんだから、現状で日本のトップASPになれないはずがない」という論理。極論すれば、トップになれない言い訳程度にしか聞こえていないのかも。
そういう事情を知ってしまうと同情してしまいますね。それを説得するのは相当骨が折れますから。日本LSが置かれた状況や日本のアフィリエイト業界のことを向こうが正確に把握してくれない限り無理な話でしょう。もっと言えば、日本LS出身者が本国の副社長になるとかでもない限り、多分あり得ない。

ということなので、ユーザー側からみて、ずっと管理画面の問題が放置されているようにしか見えないのは当然なわけで、同時に今後もこのままである可能性は非常に高いですね。ということなので、言い方は悪いですけど「期待するだけ無駄」と割り切ったほうが精神衛生上良いと感じましたね。
一応フォローをしておくと、確かに管理画面に対する不満点は多いLSですが、ASP全体として満足度は決して低くはないです。実際自分も頼りにしているASPですから。