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2011/08/31

(独り言)理想のCMSって無いものか

前フリ

え〜と、最近、このサイトは完全に「アフィリエイト日記」的なサイトになってしまっていまして、解説系の記事を全く作ってません。そもそも更新頻度低すぎだし。
なぜこんな事になっているのか歴史を語り出すと長いので詳しいことは書きません。大雑把に言って、このサイトのテーマに対して自分の興味が無くなりつつあるのが一番の理由。
アフィエイトテクニックを解説する、というノリで始まったNetWalkerなんですけど、例えばSEOみたいな小手先の技術は、もうかなりの部分が意味を失っています。
実際、自分もSEOのためにあれこれ調べるなんて事は最近全くやってませんから。だって、SEOかけても骨折り損なことが多いんですもん。これは、自分的にはむしろ有り難いことです。
SEOの大部分は何のために行われていたかというと、内容の薄かったりコピペばかりであるコンテンツをランキング上位に持っていくために使われていたのが現実だからです。
それが通用しなくなったと言うことは、本当に有用なコンテンツが正当に評価されつつあることを意味するわけです。そして実際、検索エンジンの出す結果は、一時に比べると確実に精度が上がった気はします。それだけ検索エンジンもスパム対策をして賢くなったということです。
同時に、SEOのためにコンテンツが歪むことも無くなりましたね。
SEOが強く効いた時代は、検索エンジンに評価されるために代名詞をなるべく使わないようにしたり、使う用語や言い回しも、あえてマイナーな方の表現方法を採るなどのことをしなければなりませんでした。これはつまり、読み手にとってはあまり読みやすいものではないわけで。
書き手としてはジレンマだったのですが、SEOが効かなくなってきたお陰で、そういうジレンマに悩まされることは随分少なくなりましたね。書きたい風に書ける。非常に良いことです。そして、●ブログが無力化したために、ブログをやめることが出来たのも、まさにそれが大きく関わっているわけで。

SEOがダメならば、コンテンツで勝負する!

…であるからこそ逆に、「良いコンテンツを作るためにはどうすればよいのか」ということをよく考えるようになったんです。なぜならば、コンテンツの品質を向上させないとアクセス集まらなくなりつつあるから。
ある意味、コンテンツの品質が最大のSEO効果を生む時代になりつつあると言っても過言ではないのです!(ホントかよ)。

ただし、話はそうストレートではない。自分は、良いコンテンツを作るための道具(表現方法)からして不満がありまして。
表現方法として、ブログなんて論外ですし、Movable TypeやWordPressもちょっとナシ。XoopsなどのCMSもちょっとあり得なさそう。唯一、Wikiは場合によっては使えるかも知れないけど、自分の理想とは随分違う。WikiはCMSというよりもコラボレーションシステムだと思う。

サイト内のコンテンツの関係性をもっと柔軟かつ横断的に表現できるCMSってないものなんでしょうかね? もちろん、プログラミングで関係性を自動的に判断するなんてウルトラCは出来ませんけど、それなりに作成者側がタグを付けてあげれば、それを加工する形でいろいろな表現をすることはそんなに難しい事だとは思わないんだけどな〜、みたいなことをずっと思ってまして。
…ということで、しょうがないので自分で作ってみようかと。自分は元プログラマーではありますが、相当錆び付いているので、そんな大がかりなモノは作れないと思います。ですがそもそも、そんな大がかりなプログラミングは必要ないはず、と思っているので。昔取った杵柄でいろいろ試行錯誤しています。
具体的な成果物をお見せできるのはいつのことになるか分かりませんけど、可能であればNetWalkerで実験的に運用してみようかと思っていたり。
ああ、もちろん、自分の最終目的は表現することであり、プログラミングすることではないので、プログラミングが必要ないということになれば(既存のシステムで十分ということになれば)アッサリ断念ということもあり得るのでご了承ください。