ブログをやめようと思った理由

あまり一般的な話では無いですし、ましてやセオリーとは大きく違うと思うので参考程度に考えて下さい。半分は自分向けの備忘録です。
自分は、メインのアフィリエイトサイトはWebサイトです。それに付随する形でブログも持っています。ブログはいわゆる出張所という位置付けのものなので、コンテンツがかなりダブります。
Webサイトより随分遅れてブログは開始したのですが、それでも確かにそれなりの効果(アクセスアップ＆売上アップ)が感じられた時期もありました。
ですが、近頃その効果がほぼ感じられなくなったんですよね。正確にどちらからの売上げかを判別できるようにはできていないのではありますが、いろいろな状況証拠から。
…ですので、ブログの方はやめようと思っています。

SEO的な見地から見ても、ブログとWebサイトの違いがかなり小さくなっていると思います。

昔はブッチギリで速かったブログですが

ブログとWebサイトで何が違うのかというと、一番の違いは検索エンジンにインデックスされるスピードでした。
ブログはウサギで、Webサイトは亀でした。ブログだと新しく上げた記事が、ほぼリアルタイムにインデックスされますが、Webサイトだと下手すれば1週間かかりましたからね。
いくら何でも、これだけ違いがあると無視できません。

ところが、最近はWebサイトでも速ければ1時間程度でインデックスされているはず。数時間待てばほぼ確実にインデックスされています。それでもブログに比べればかなり遅いのですが、それほど速報性を重視しなくても良いコンテンツなので、これぐらいのスピードならば、全然OKなのです。
むしろ、コンテンツがWebサイトとブログに分散するのは管理が面倒になりますし、基本的に最初からWebサイトを見れば全ての情報/最新の情報が見れるようになっているので、最初にブログに訪れた人にとっては二度手間を強いる結果にもなるわけです。
…であれば、もう、ブログは必要ないかな、という結論に達しつつあります、自分的に。というか、ほぼその結論に達しており、ブログの更新は非常に少なくなってしまっています。それでも売上げにはまったくといいほど影響していないので、ほぼブログは終了確定です。(他のコンテンツで復活する可能性は残されていますが)

勘違いしないで欲しくないのは、出張所としてのブログは必要ないと言っているのであって、ブログ自体は否定しているわけではないですよ。ましてや、今ブログで運営しているアフィリエイトサイトをWebサイトに移行した方が良いなどという気はないです。

2011/08/14

※補足※
その後分かったのですが、Webサイトのインデックスが速いのは、そのサイトがある程度検索エンジンに評価されている場合だけの話で、評価されていないサイトや作ったばかりのサイトはやっぱりすごく時間がかかるみたいですね。
以前は、技術的な問題でそうなっていた(クロールが追い着かないため)気がしますが、今はその問題はほぼクリアされているはず。なので、現象としては昔と同じでも、これは飽くまで検索エンジンの考え方からそうなっているからだと思います。
例えば、最近、Googleは新サイトや新ページを高速登録するサービスを開始しました→Google、新サイトを検索エンジンに即時登録する方法を提供
これを使えばこの問題も解決できるのかも？

今年に入って急にブログのアクセス数が減った

話の順番が逆ですが、そもそものきっかけは、なぜかブログのアクセスが減ったからです。
こんな調子ですから(今年の推移)

それまでずっと現状維持か増加傾向を示していたアクセスが、急に下降線を辿るようになってしまったんですよね。しかも、今年になってから急にです。

原因はよく分かっていません。
特別運営方針が変わったわけでもなく、更新頻度もほとんど変わっていないはずのに、何故か急にこういう傾向を示すようになったんですよね。
そこで何か対策を考えれば違ったのかも知れませんが、それをしなかったのもいけなかった。そもそも、ブログの方のアクセスは「増えれば良いけど、増えても減ってもはっきり言って大勢に影響ないな」と感じていたので、それを放置してしまったんですよね。

無理矢理原因を考えれば、前述したように、相対的にWebサイトが強くなってきたので、Webサイトのコンテンツとブログのコンテンツの「共食い」が進行しているのではないかという考え方もできますが。だからこそ売上げに影響が出ていないのかも知れませんし。
まあとにかく、減ったアクセスの原因を突き止め、それを取り戻すために多大な労力を消費するぐらいだったら、そのパワーをWebサイトの方に振り向けた方が得策と思ったのがそもそものきっかけですね。