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2009/07/28

最近更新が滞っているわけは…

ずいぶん長い間更新が滞っていますが、ネタがないわけではないんです。いやむしろ、ネタはたくさんあるのですが、それを記事としてまとめる時間がないんです。orz
なにしろ、最近はアフィリエイトサイト用の記事ばかり書かなければいけないことが多く、NetWalkerの記事を書く余裕がないでゲス。
基本的に空き時間を利用&自己満足のために運営しているNetWalkerなので、そういう理由で更新が滞るのはむしろいいことなのかも知れませんが…。
そして、もう一つ理由があります。
そもそも、NetWalkerはアフィリエイトのノウハウを解説する目的で開設したのですが、最近は、解説すること自体にあまり意味がなくなって来ているからです。(だから、最近はほとんどアフィリエイト活動日記サイトになっちゃってるんだけどね)
なぜかというと、最近は小手先でどうこうできる世界ではなくなってきているからです。昔は魔法のような方法や、「ここだけ押さえておけばOK」的な方法がなくはなかったのですが、しょせんそれらは裏技であり抜け道です。
業界が固まってきて、プレーヤーも多くなった今では、それらの抜け道はとっくにふさがっているか、もしくは皆さんそこに殺到してしまい、結局意味をなさくなっていたりするものばかりだからです。
結局、今自分が言えることは、「一生懸命やること」とか「長く続けること」とか、そういう精神論的な話になっちゃうんです。もう解説しようがない世界になってきてしまっているんですよね。もしそれでも裏技的な方法があるとしたら、それは自分自身で開拓するしか手がないわけで、それこそ誰にも教えられない世界です。
そういう意味で、NetWalkerのスタンス自体を見直さなければならない時期に来ているのかも、という感じもありまして…

現状報告

そんなこんなで、なかなかNetWalkerの記事を書くに書けない事情があるのですが、とりあえず現状報告。
一生懸命やっている割には、アフィリエイトの報酬額は下がる一方だったのですが、やっと大不況も落ち着き始め、アフィリエイト報酬額も持ち直しの気配を感じるようになりましたね。一時はどうなることかと思いましたが、何とか乗り切れたかな?←だからこそ、今このNetWalkerの記事を書いている余裕があるんですけどね(^^;

今回の不況で学んだこと

それはそれとして、今回の不況で意外な現象を目にしました。
「不況期には、広告宣伝費が真っ先に経費削減の対象になる」とよく言われたので、当然アフィリエイトにも相当の悪影響があるものと覚悟していました。
ところが意外や意外、むしろ逆。宣伝に力を入れるECサイトが多かった気がします。
その辺の話は●第7回アフィリエイト大見本市レポートでも書いているのでだぶる部分は書きませんが、その後更にびっくりしたのは、いろいろなECサイトから立て続けに「新製品説明会」や「レビュー資材貸出」や「プライベートオファー」が来たこと。
つまり、料率が下げられるどころか、むしろ上げられたのです。(特定の選別されたサイトだけにではありますが)
予想外の出来事に、逆に「ロウソクが消える前の一瞬の輝きなのでは!?」と不安になったぐらいです。
自分はそれらのイベントを最大限に活用させてもらったのではありますが、その割にはやっぱり全体としてはアフィリエイト報酬は減ってしまったのですがね。それは、一人あたりの購入単価が目に見えて下がったからです。

ASPサイドの対応の仕方も変わりつつある気がする

今回の不況でもう一つあぶり出される形になったのかも知れないのは、ASPのホンネ。
ASPとしても、相当危機感を持っていたはずで、とにかくECサイトに出て行かれてはタイヘンということで営業さんは飛び回ったでしょうし、アフィリエイターがアフィリエイトを諦めてしまわないように(もしくは他のASPへ流れないように)必死だったのではないかと。
そして、そういう即効的な結果を求められたASPが取った行動は何かというと、「とりあえず有力アフィリエイターを優遇する」という方法だったのではないかと。
別に自分が有力アフィリエイターと自慢するわけではありませんが、一応、ASPスタッフには顔とサイトを憶えられているぐらいのアフィリエイターではありますので、ASPのそういう意図があったからこそ立て続けにこの時期にプライベートオファーが来たのではないかと勘ぐっています。
もちろん、個人的には有り難いことではあるのですが、逆にそれはそれだけ新規参入が難しい世界を形成してしまう要因でもあるのが心配なんですよね。もっと端的に言えば、業界の硬直化が起こりつつあるのではないかと…。

また最近、あるASPさんとメールでやりとりしていた中で、「それまでのバラマキ型のプロモーションだとなかなか効果がでなくなってきている」という趣旨の話も出てました。つまりそれは、ある程度実績/実力のあるアフィリエイターばかりに利益が集中しているということを暗に示しています。
ASPさんから見れば、初心者を手篤く保護して有力アフィリエイターへ育つことを期待するよりも、今実力があるアフィリエイターを優遇した方が「効率的」であり、また、そうせざるを得ないぐらい新規参入者が成果を上げるのは難しくなってきていることを意味するのではないかという感じもするんですよね。
杞憂ならばいいのですが。