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2008/08/20→08/24[加筆/修正]→08/25[多少加筆]

SEOの終焉?

最近思います。
「SEOの終焉が近づいているのかな〜」と。
似たようなことは●最近の検索エンジンの傾向について考察でも書いていますが、すでにその時の話さえ古い話になっている。さらに検索エンジンは進化しており、非常に高度なページ評価をするようになってきている感があります。(←その辺の検索エンジン挙動については、書き出すと相当重い記事になりそうなんで書く時間なし。スマソ)
結果、個人レベルではほとんどSEO効果は望めない世界になってきているのかもしれません。それまで通用したSEOがことごとく通用しなくなってきている感じがあります。
ただし、誤解しないでください。それはあくまで「個人のレベルでは通用しない」だけで、お金払ってSEO会社にやってもらえば、効果はなくはないかなという気がします。なぜならば、最近のSEO会社が行っているSEO対策の中身はSEOではなく、より新しい手法のSEM的要素を多く含むからです。
自分はSEO対策に関しては今まで全て個人でやってきましたが、アフィリエイト活動の中においてSEO対策が占める割合はどんどん少なくなってきています。というか、感覚的には「もうSEOは古いテクノロジー」であり、イマサラ一生懸命やっても意味なさげ、という認識です。
今だに、書籍はもとよりメルマガやブログでもSEOが絶大な効果を発揮する、みたいな宣伝文句見かけるけど、普通に考えてもうそんな時代じゃないと思いますヨ。それらが全て嘘だとは言わないけれど、言ってる本人も商売上そう言っているだけで、言うほどの効果があると本気で思っているとはとうてい思えないッスね。(^^;

SEOなんてない世界が一番健全だと思います

もちろん、SEOの意味が完全に無くなるなんてことはあり得ないと思いますが、少なくとも年々SEOが効かなくなって来ているのは事実です。
ですが、個人的には全然脅威に感じていないです。というか、むしろよりコンテンツの質で勝負しなければならない世界になりつつあるわけで、はっきり言ってその方が「受けて立とうじゃないの」というやる気が出てきますし、コンテンツのクオリティに関しては自信を持っていますから。
それはともかく、アフィリエイトの世界はSEOみたいなアンダーグラウンドな臭いのするテクニックがもてはやされてきた世界。そして正直はた迷惑なアフィリエイターも少なくないだけに、どうもアフィリエイトって暗いイメージがあるんですよね〜。

暗いイメージがあるアフィリエイト

一般的には「アフィリエイト」という言葉には暗いイメージがつきまとうのは悲しいかな事実だと思います。
自分の運営しているサイトは、掲示板やブログ等でリンクを貼ってくれるケースも少なくないのですが、その時のリンクの貼られ方でありがちなのが、
これみろや(アフィリサイトなので注意)
http://....
とか、
最悪なのは
これみろや
http://....
  ↓
アフィリサイトw
的なパターン。アフィリエイトサイトという点だけで否定されちゃってる。orz
結局、一般的な認識はそうなんです。いずれのパターンにしても、アフィリエイトサイトは「要注意サイト」であり、更に言えば「提灯記事やコマーシャル満載の迷惑なサイト」という認識なのです。
もちろん、自分が運営するサイトはそうではありませんし、だからこそリンクを貼ってくれていると思うのですが、実際問題、アフィリエイトサイトに対するマイナスイメージがなければどれだけやりやすいだろう、と思ったことは一度や二度ではないですからね〜。

Googleは昔から言っています。「SEOの事を考えるよりも、優れたコンテンツを作ることにエネルギーを注いでください。Googleは優れたコンテンツを正当に評価します」的なことを。
現実はそうとも限らなかったわけで、だかこそSEOがもてはやされてしまったわけですが、最近、Googleの主張がそれなりに説得力のあるものだと感じられるようになってきました。

いずれにせよ、自分はどちらかというと、GoogleやYahooにがんばってもらいたい方です。SEOに負けないで欲しい。SEOなんて極力排除して欲しい。
自分自身、一生懸命作ったコンテンツが、SEOを効かしたしょーもない大量生成ブログに負けるという悔しい思いをしたことはたくさんありますし、SEO的な観点からコンテンツの作り方に制約が加わってしまうケースもありますし。
そういう思いもあり、「SEOなんていらね〜」と本気で思いますし、SEO無用の時代が来れば、Webの世界がもっともっと豊かになると思うんです。なぜならば、そうなればアフィリエイトという収入の仕組みがもう少しマトモに機能するようになるからです。
アフィリエイトの仕組みは、あくまで広告主(ECサイト)と広告する人(アフィリエイター)がいて、両者の利益のために存在する仕組みです。
ただし、この両者がハッピーならば、ネットの利用者が不幸でも構わない、という自分勝手な考え方がSEOなわけです(極論すれば)。
アフィリエイトプログラムは、意味不明のコンテンツやコピペばかりのブログから莫大な収入を得るために存在するのではありませんが、それを可能にしてしまっているのがSEOなわけで、こういう面が少なからずアフィリエイトのイメージに暗い影を落としていると思います。
SEOが効かない世界になればそういうこともできなくなるわけで、自然とコンテンツの質を向上させる方向にエネルギーが注がれるわけです。
その結果、それまでのアフィリエイトサイトの暗いイメージが払拭され、むしろ高品質サイトの代名詞的なものとして認識されるようになれば一番ハッピーなんですがね〜。