EvilLyrics
〜歌詞を一発検索〜
Volume047：2005年06月15日（水）いわゆる「歌詞検索」ソフトです。
「歌詞検索」（Lyrics Search）といってもピンとこないかも知れません。
日本ではインターネットで歌詞を検索するという手法はあまり一般的ではありません。
実際、日本の曲の歌詞を知ろうと思ったら、CDの歌詞カードがほとんど唯一の入手手段ですが、欧米の曲はほとんど全てと言っていいほどの膨大な歌詞情報がWeb上で検索できるようになっています。
筆者は洋楽を聴くことも多いのでもともと歌詞検索サイトは利用していたのですが、非常にたくさんのサイトがあり、目的の歌詞がどこのサイトで公開されているのかを探すのが結構面倒。
常々「一発歌詞検索ソフトがないかな〜」とは思っていたのですが、とうとうそのニーズを満たすソフトが登場しました。
その名も「EvilLyrics」という、かなり怪しげな名前のソフトです。（"Evil"の意味は敢えて語りません。goo辞書（http://dictionary.goo.ne.jp/）などで一度確認しておくことをお勧めします^^;）
…その是非はともかく、インターネットラジオで放送された曲の歌詞を調べたり、「アーティストの意向」でライナーノーツに歌詞が載っていない曲の歌詞を調べたり、洋楽ファンには非常に便利なソフトです。
使い方は決して難しくありませんが、日本ではあまり馴染みのないソフトですので詳しく解説しましょう。（EvilLyrics 0.1.8 RC1&Windows XPをベースに説明します）
【プログラムのダウンロード】
http://fileforum.betanews.com/detail/1052149889/1http://www.evillabs.sk/evillyrics/index.php
http://www.addict3d.org/putfiletodownload.php?ID=212
などから、EvilLyricsをデスクトップ等適当な場所にダウンロード。
LZH圧縮ファイルになっているので、そのファイルを解凍。
setup.exeというファイルが得られます
【プログラムのインストール】
解凍したsetup.exeをダブルクリック。1.許諾画面。「I Agree」を押して次へ。
2.インストールするフォルダの選択。特別理由がなければそのまま「Next」。
3.言語の選択。日本語がないので、Englishでインストール続行。
4.インストールするコンポーネントの選択。
後述する、プレーヤーとの同期機能を使う場合は、プレーヤ毎に最適化されたセッティングを選ぶことができます。Winamp、WMP9/10、iTunes、Foobar2000等用のセッティングが用意されています。
「Install」を押すとインストールが開始されます。
インストール中に、以下のような警告ダイアログが表示されるかもしれません。
どうやらWinampがインストールされていないと出るエラーのようです（Winamp関連のモジュールをインストールしなくても発生します）。
この辺、βバージョンなのでインストーラのバグっぽいです。
筆者はWinampは使用しないので、「OK」、「無視」を押してとりあえずインストール続行。
インストールが終了すると、EvilLyricsが起動します。
【歌詞の検索】
ツールバーの、「Fulltext internet search」ボタンをクリック。
入力ボックスが表示されるので、例えばカーペンターズの「スーパースター」の歌詞を探してみます。
候補が表示されますので、「CARPENTERS - SUPERSTAR」をダブルクリック。
歌詞が表示されます。
※もし、正しい歌詞が表示されなかった場合、「Try Next Result」ボタン
を押せば、次の候補が表示されます。【プレーヤと同期して自動で歌詞表示】
その他にも、EvilLyricsは、プレーヤーと同期して動作し、プレイ中の曲の歌詞を自動的に表示する機能もあります。↓Windows Media Player10で再生中の曲の歌詞を自動表示しているところ。
同期できるプレイヤーは、Winamp、Windows Media Player、iTunes、foobar2000等、かなりサポートの幅が広いのですが、特定のスキンにしておかないと動作しないなどのプレーヤ側への制約があり、また、動作もプレーヤによっては不安定な感じがあります。
一応、筆者の環境では、WMP10とfoobar2000では正常動作することを確認できましたが、「動作したらラッキー」ぐらいに思っていた方がいいかもしれません。今後の改良に期待です。
チャレンジしてみたい方は、
http://www.evillabs.sk/evillyrics/players.php
を参考に。
