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2008/12/28→2009/04/05[設定情報の引越方法]
FileBox eXtender(ファイル読み込みダイアログを自分好みに)
記述ベース:FileBox eXtenderバージョン2.00.02&WindowsXP(32bits)
どういうソフトなのか
例えば、ファイルのオープンをするダイアログがありますが、標準だとだいたいこんな風になっています。
このファイル一覧画面、お世辞にも分かりやすいとは思いませんが、好みの一覧形式に変更することも可能です。
例えば、こんな風に。
ただし、この設定はそのアプリケーションを起動している間は覚えていますが、アプリケーションを終了すると設定を忘れてしまいます。(←アプリケーション側にこの辺の設定を保存/復元するような仕組みを別途作っていれば話が別ですが、大抵のアプリケーションはそういう作り込みをしていないために設定情報が破棄されてしまいます)
こういう不便を解消し、常に好みの形式で表示させるためのソフトです。
FileBox eXtenderを使う上での注意点
FileBox eXtenderは、あらかじめ設定した状態でファイル一覧を表示させるプログラムです。逆に言うと、例えばファイル一覧のソート順を一時的に変更しても、次回にはまたFileBox
eXtenderで設定したソート順でソートし直されてしまいます。この辺の挙動が変わりますのでご注意を。
また、設定項目がやや分かりにくい部分もあるかと思いますので、その辺についても解説しておきます。
「ファイルボックス」タブの設定
ここで分かりにくいのは、「標準ファイルボックスを以下にリサイズ」項目です。
ここをチェックすると、設定したパーセンテージでファイルボックスのサイズを大きくして表示します。
元のサイズ |
縦を170%にした場合 |
|
|
ちなみに、大きすぎて画面に入らない場合は、画面に収まるように自動調整されます。
その他にも多くの機能があり
FileBox eXtenderは、これ以外にも多くの機能があります。
例えば、フォルダの履歴機能や、お気に入りフォルダ登録機能など。これらの機能は比較的わかりやすい機能なので使ってみればすぐ分かると思います。ですので、ここではあえて紹介しません。
一つだけ取り上げておきたいのは、「例外」機能。
特定のプログラム限定で挙動を変更できる
FileBox eXtenderがまれにうまく動作しないことがあるかもしれないので、そのときにはこの例外リストに登録して、個別に制御することができます。
今のところ、この例外リストのお世話にはなっていませんが、こういうきめの細かい設定ができるのは、使っていて安心感があります。
設定情報の引越方法
使いこなし系のお話。
FileBox eXtenderを使っていると、細かい動作設定や、たくさんお気に入りフォルダの情報を外に書き出せないのがちょっと不便です。
例えばPCを新調したときとか、他のPCに同じ環境を再現したいときに、設定をいちいち手作業でやり直さなければならないのはあまりに非効率です。
調査したところ、各種設定は
C:\Documents and Settings\(ユーザー名)\Application Data\Hyperionics\fbx |
フォルダに全て保存されており、このフォルダをコピペすれば設定が再現します。
→
FileBox eXtender 日本語版(独自に日本語化したもの)
→
FileBox eXtender 英語版(本家)