Razer Blade(2014)[とうとう日本でも発売決定! Nキーロールオーバーなキーボード]
登録日:2014年08月08日

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【Razer Blade(2014)をチェック】
前モデルのRazer Bladeは、国内での発売にまで至らなかったわけですが、最新モデルはとうとう日本での発売決定!。297,000円(税込)とのことです。

スペックは【主な仕様】を見ていただくとして、やはり注目はキーボードでしょう。Nキーロールオーバー(Razerの表現によればアンチゴーストキーボード)になっています。かつ、4Gamerさんがチェックしてみたところ、少なくとも両手を全て使ってもちゃんと認識されているそうですので、実用上全く問題ないでしょう。(詳細→http://www.4gamer.net/games/023/G002318/20140718044/)

また、きちんと日本語されているのも特徴で、このような配列になっています↓


参考:ちなみに英語バージョンはこういう配列でした。



【店頭レビュー】
店頭では、ゲームベンチ(FFXIだったかな?)が走っていました。その状態で本体に触ってみると、裏側の排気口周辺はさすがに結構熱かったですが、パームレスト部分はほんのり温かい程度でした。なのでこの薄さでも排熱はしっかりしているようです。…とは言え、やはりきちんと負荷をかけると相当ヤバイ温度になるようです。少なくとも膝の上運用はできないでしょうw→ゲーミングPCレビュー「Razer Blade」(2/2)

日本語化されているキーボードは、違和感が全くない良い配列でしたね。Aspire S7-391-F74Qのような、変態配列ではなくて良かったですw。一方、キータッチについては、非常に平凡に感じてしまいました。以下のように感じました。
★上下カーソルキーが小さい。(HPのPCによくあるカーソルキー形状)
★キーストロークが非常に浅い。(本体を薄くするためにそうなっているのだと思われる)
★キートップの形状が全てフラットで変化がない。(これも本体を薄くするためのトレードオフでしょう)
…という感じなので、キーボードの使い勝手よりも、本体を薄く作る事を優先している感じがしてしまったのが若干残念なところかも。もちろん、このキーボードの最大の売りは、Nキーロールオーバーだと思いますし特筆すべき点だと思います。ですが全体として、ハードゲーマーが使いたいと思うレベルのキーボードなのかというと、疑問はなくはないです。少なくとも、「Nキーロールオーバー」という言葉から、すごく高級な打ち心地のキーボードだという先入観を持ちがちかもしれませんが、そういう期待は持たないほうが良いかもしれません。

重箱の隅をつつくような話をしてしまいましたが、この薄さでこのパフォーマンスを叩き出すRazer Bladeは唯一無二の存在であることは確かです。


【主な仕様】
パーツ 仕様
OS Windows 8.1(64ビット)
オフィスソフト なしだと思われる。
CPU Core i7-4702HQ
チップセット HM87 Express
GPU GeForce GTX870M(3GB)
メモリ 8GB(シングルチャネル/オンボード)
HDD/SSD 256GB SSD
光学ドライブ なし
液晶ディスプレイ 14.0インチQHD+(3200×1800)[タッチ対応/光沢]
外形寸法
(W×D×H)
345×235×17.8mm
重量 2.03kg
価格 297,000円(税込)
より詳細な仕様(本家ページ) The New Razer Blade

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●Razer
●14.0インチ
●レビュー有
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◆関連機種◆
◆前モデル:Razer Blade(2013年モデル)
◆競合:Alienware 14

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