LUMIX DMC-CM1をチェック(後編)
登録日:2015年03月11日

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このページは、「LUMIX DMC-CM1をチェック(前編)」から続く後編となっています。なので、最初にこちらのページを見た方は、先に前編を読んでおくことを推奨します。いきなりこのページを読んでしまうと、内容が細かすぎて伝わらない可能性がありますw

■■■■■■【目次】■■■■■■
【MOVESは動く】
【eightが動かない!】
【動画時、フォーカスは手動!?】
【AF補助光は禁止できない】
【オートレビューに時間がかかる】
【写真のファイル名の命名規則】
【Bluetoothテザリングはなし】
【Wi-Fiテザリング時、タイムアウト設定はできない】
【CPU Zの結果報告】



【MOVESは動く】
この様にMOVESは特別問題なく動きます。端末スリープ中にトラッキングが途切れる事もなし。




【eightが動かない!】

個人的にはeightは必須アプリなので非常に問題が大きいです。最近レビューしたYotaPhone 2でも同様にeightが動きませんでしたので、結構eightって環境選ぶのですかね。これは恐らく端末側の責任ではないので、eightの開発陣の奮起を期待したいところ。



【動画時、フォーカスは手動!?】
動画撮影時、なぜかフォーカスは撮影開始時のフォーカスに固定されます。リフォーカスしたい場合は、右下のAFボタン(下写真赤枠内)を押す必要があります。

これはちょっと信じられない仕様なので、いろいろ設定を探してみたのですが、どうやらコンティニアスAFには出来ない模様。

動画を多用する自分にとっては致命的な欠点と言わざるをえないですね~。あまりにも変なので、自分が勘違いしている可能性もありますが、もしそうでないのであれば、今後のシステムアップデートで改善してくれる事を強く願います。

【理由判明】2015/04/17
その後、この件について理由が判明したので報告させていただきます。コンティニュアスAFにしていないのは理由があって、それをしてしまうと動画撮影中に常にモーター音が入ってしまうのだそうです。メカニカルシャッターにこだわったために、フォーカスを微調整する度にモーターでレンズを動かす必要がある、という事らしいです(技術上の細かい事はよくわかりませんが)。

このスマホの最大の売りは写真性能であり、動画性能ではないですからね。そして写真にこだわったからこそメカニカルシャッターにしたわけで、その経緯を考えれば目をつぶらなければいけない点なのかもしれません。ですが、自分も含め動画の使用率が高い人は、これだとあまりに不便と言わざるをえないので要注意です。



【AF補助光は禁止できない】
暗いものを撮る際、正しくフォーカスをするために発光するAF補助光。ですが、できればAF補助光を使いたくない場合もあるわけで(例えば、ステージを撮るときとか、公共の施設内で撮るときとか)。

ですが、Lumix DMC-CM1は補助光を禁止するとことは出来ません。カメラが必要と判断した時には必ず発行する仕様になっているのでご注意下さい。

補足:AF補助光とは言っても、それ用の赤いランプを持っているわけではないので、LEDフラッシュを発行させてAF補助光の代用をします。

訂正2015/03/15
AF補助光禁止可能です。大変失礼しました。




【オートレビューに時間がかかる】2015/03/16
こんな感じです

CM1は、デフォルトではオートレビューがOFFになっています。それだとどうなるのかと言うと、こういうことになります。

いきなりここに入ってしまうんですよね。なので、ピントがあっていなかったり、ぶれていたりしても気が付かないんですよ。これ問題。

という事で、オートレビューをONにすることはできるので、ONにしていますね。
1秒、2秒、HOLD、OFFが選べるのですが、今回2秒にしてみますね。

…でパシャッと撮るんだけど、こうなります。レビューが出るまでに結構時間がかかります。これって、人によってはかなり問題だと思いましたね。自分、結構時間に追われて撮影する事が多いので、レビューが瞬間的に確認できないのはちょっと厳しいですわ。しかも、この「処理中」が出ている時ってキャンセル出来ないんですよ。プレビューが始まればキャンセルは出来ますけどね。なので、レビューをする設定にしてしまうと最低でも、「処理中」の表示が消えるまでは次の撮影が出来ないということです。つまり、連写は出来ないということになるわけです。

もしかしてこれって、ビーナスエンジンとSnapdragonと連係処理が関係しているのかもしれませんね~。



【写真のファイル名の命名規則】
これはもしかしたら、Lumixのデジカメ共通なのかもしれませんが、他メーカーと若干方式が違うので記録しておきます。

最初は、\DCIM\100_PANA\P100XXXX.JPGという形式でファイル名が決定されます(1~9999まで)。ここまでは特別問題ないのですが、ファイルを削除すると、自動的に番号がリセットされて再度1から始まってしまいます。

これだと後々ファイル名がバッティングして不便です。なので、メニューから、「番号リセット」を行います。

「番号リセット」を行うと、番号がリセットされるだけではなく、新しいフォルダが作成され、\DICM\101_PANA\P101XXXX.JPGという形式でファイル名が始まります。
つまりこういう事(101_PANAというフォルダが新規作成される)

101_PANAの中はこんな感じ

そして、番号リセットを行うごとに、102、103、104…という風に順番に増えていきます。



【Bluetoothテザリングはなし】
この様に、Wi-FiテザリングとUSBテザリングのみで、Bluetoothテザリングはできません

Bluetoothテザリングが出来ないとすごく不便というわけではないと思いますが、一応報告しておきます。



【Wi-Fiテザリング時、タイムアウト設定はできない】

Wi-Fiテザリングをする場合、テザリング用APをOFFし忘れてしまうと、無駄なバッテリーを消費してしまったり、セキュリティ的にも良くないので、タイムアウトの時間を設定できるのが普通だと思います。

ですが、本機はその設定項目が無いですね。この設定画面でOFFにしない限り、ずっと有効のままですのでご注意を。

ただし逆に言うと、Wi-FiをONにしたままでも気が付かないぐらい、電池の消耗は小さい感じです。もしかしたらずっとONにしたままで問題ないのかも知れず。

あと、同時接続台数の制限も出来ません。



【CPU Zの結果報告】
SoCタブ


SYSTEMタブ



BATTERYタブ


SENSORSタブ




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