Pavilion(パビリオン) tx2505/CTのレビュー開始
(2008/08/07→08/10[多少加筆]→08/23[補足追加])
HPさんから、短期間だけtx2505/CTを貸出してもらえましたので、速攻でレビューを開始します!
【貸出機のハードウェア構成】
ちなみに、貸出機の主なハードウェア構成は、
・CPU=AMD TurionX2 ZM-80
・メモリ=4GB
・HDD=250GB
・OS=WindowsVista Home Premium
となっていました。
ハイエンドな構成となっています。


【tx2505/CTとは】
「激安タブレットPCとして」ニッチな人気を博しているHPのtxシリーズ。
tx2505/CTは、txシリーズの最新モデルです。期待のPUMAアーキテクチャーのモデルです。チップセット内蔵グラフィックでありながら、相当良好なグラフィック性能を持っているというPUMAのチップセット(M780G)ですから、期待はいやがおうにも高まるところです。

…ところが、先日HPの新製品説明会に出席した時に意外な話を小耳に挟んだんです。
「PUMAは期待したほど良くはない」と。
いやむしろ、
「Centrino2よりパフォーマンスが悪い」という信じがたい話を。
実際、その説明会の会場でデモしてくれました。たまたま近くにあったdv3000(だったかな? 少なくともHPの最新モデルではなく、CentrinoのノートPC)との実行速度比較。
両方でYouCamというカメラアプリケーションを立ち上げ、カメラに写った画像のリアルタイム画像加工処理のスピードを見せてもらったのですが、tx2505の方が明らかに遅かったです。これを素直に受け止めれば、SIMD関係(つまりマルチメディア処理)は苦手だということです。
予想しない結果にちょっとビックリしたのですが、後で冷静になって考えてみると、いくらHPのスタッフさんの話とは言え、それを鵜呑みにするのは危険な感じがする。別にAMDの肩を持つわけではありませんが、数々のベンチマーク記事との差が大きすぎる。もちろん、HPのスタッフさんだってYouCamの結果だけでそう言っているはずがないわけで…
「どちらを信じればいいの?」
おかしい。どう考えてもおかしい。
万が一、PUMAがベンチマーク用に最適化されていたなんてことがあったとしても、現実のアプリケーションレベルでもIntelのチップセットに負けるわけがない。というか、Intelのチップセットに負けるようだったら、AMDのノートPCなんてどの会社も製造しないと思うぞ。(^^;
いずれにせよ、PUMAが本当にイマイチなのか、もしイマイチだったとしても、どうイマイチなのかを確認しないことには、気になってしかたがない。更に言えば、ブログで書いた話がまるまる嘘になってしまう!!(参考→AMD Puma(もしくはM780G)とは)
こうなったら自分の目で確かないわけにはいかない。ということで、HPさんにお願いして、評価用にtx2505を貸してもらいました。
2008/08/23 補足
その後、やはり情報としてかなり不確かであるということが判明しました。tx2505の比較対象に使われたのはdv3000で間違いないようです。
となると話は全く違ってきます。dv3000はディスクリートグラフィック機です(GeForce 8400M GS搭載)。であれば、当然tx2505よりグラフィックパフォーマンスが良いのは当たり前であり、比較する相手として全く不適切です。現地でちゃんとスペックを確認したなかった自分が悔やまれます。
また、レビューの中でもM780Gは期待通りのパフォーマンスであることは十分確認できました。


【製品内容】
まあ、基本的な動機はそういうことなのですが、いきなりそういうマニアックな話から始めるのも何ですし、そもそもtx2505の製品レビューであり、テクニカルレビューではありません。
まずは分かりやすい製品内容から紹介します。(ただし、一度展示用に開封されたものであるので、正確に製品版と同じかどうかは保証の限りではありません。ご了承下さい)


本体
マニュアル等が入った紙の箱
ACアダプタ
電源ケーブル
リモコン、ペンの替え芯等が入った袋
光学ドライブのダミーカード(ウェイトセーバー)
クイックセットアップシート

付属品の中からいくつかめぼしい物だけかいつまんで解説します。
まずはリモコン。


【リモコンは収納可能】
超小型のリモコンが付属。
このリモコンは、本体のExpressカードスロットに収納できるようになっています。↓

右写真を見て分かるとおり、いわゆるWindowsMediaCenter用リモコンを簡素化したようなリモコンです。
ちなみに、このリモコンの「DVD」と書かれたボタンを押すと、HP QuickPlayなるDVD再生ソフトが起動します。


更に、リサイクルマークみたいなボタンを押すと、HP SmartMenuが起動されます。
このメニューからいろいろな操作ができます。
DVDの再生(QuickPlayを呼び出す)はもとより、CDの再生、TVの視聴(TVチューナーが繋がっていれば)等ができます。


HP SmartMenuや、そこから呼び出されるQuickPlayは、基本的なノリはHPが独自に開発したメディアセンターという感じです。機能的にはWindows Media Centerとなんら変わった感じはしません。
大ざっぱに言ってしまえばインターフェースが違うだけという感じで、特別HP独自機能があるとかHPのパソコンの利用者に便利なサービスが提供されているとかではなさそうです。
誤解のないように補足しておくと、リモコンはHP SmartMenuを呼び出すためだけのものではなく、緑色のボタンを押すことによってWindows Media Centerを呼び出すことももちろん可能です。


【ペンの替え芯も付属】

ペンの替え芯と芯抜きが付属しています。
tx2505本体にはペンが付属していますが、ペンの芯部分は取り外せるようになっていて、折れたりしてしまった時に取り替えることができるようになっています。
とは言っても、別にそんなに脆弱な材質の物でもありませんし、そんなに強い力が加わるところだとも思えないので、よっぽどのことがない限り芯を取り換えなければならないという事態にはならないとは思いますが。
ちなみに芯抜きは何に使うかというと、ペンに刺さっている芯を抜く時に使います。結構芯がツルツルしていて掴みにくいので、このリングのような形をした芯抜きでピンセットのように芯をつまんで抜き出します。


【ACアダプタ】

ノートPC用のACアダプタとしてはごく一般的な大きさではないでしょうか。特別小さいわけでも大きいわけでもなし。重量も結構あります。
もちろん、持ち歩くことを考えると少しでも小さく軽い方が有り難いのではありますが、txシリーズはそれほど持ち歩きを重視したモデルではありませんから、可もなく不可もなしといったところでしょう。
ちなみに仕様的には、18.5V/3.5Aとのこと。↓
↓関連記事一覧
報道:日本HPの個人向けPC秋冬モデル、デスクトップ4機種、ノート3機種(日経トレンディネット)