BIOSの更新方法
(2008/01/02)
さて、とりあえず問題なく稼働しているマザーボードですが、BIOS(バイオス)のRevisionを確認してみたところ、1201とのこと。


古!!
だから不便というわけではないのですが、このRevisionだと、Phenomに対応不可。
別にPhenomを使う予定は今のところないわけですが、万が一そうなった時に不便なので、念のため最新のBIOSにしておきたいところ。
ということで、BIOSのUpdateにチャレンジしてみました。


【BIOSアップデートに方法はいろいろある】
イマドキのマザーボードは、いろいろBIOSのアップデートの方法があります。
昔のマザーボードは、英語の生DOSの起動フロッピーを作ってそこから起動し、アップデートプログラムを起動して…みたいなことが必要でしたが、そもそもフロッピードライブを装備していないパソコンも近頃は多いわけで、従来の方法以外にいろいろな方法が選択できます。(以下、M2A-VMのマニュアルから引用)
方法 使用するプログラム プログラム提供元 説明
方法① ASUS Update ASUS Windows上で、BIOSのアップデート等のBIOSの管理を行う方法。
GUIで行うことができるので一番簡単ですね。
もちろん、OSが起動する状態でないと使えませんが。
方法② ASUS EZ Flash2 ASUS マザーボードに格納されているASUS EZ Flash2というプログラムを起動して、BIOSの管理を行います。
適用するBIOSファイルさえあれば、あとは何も要らないので簡単。
方法③ AWARD BIOS Flash Utility AWARD 一番原始的/伝統的な方法。
DOSで起動し、BIOSの管理を行う。
できることは、恐らくどれもほとんど同じのようです。
ただ、方法①、②はASUSが独自に提供している方法なので、(便利ではあるものの)汎用性はありません。つまり、マザーボードメーカーが変われば通用しない方法です。
一方、方法③についてはAWARD(BIOSを提供しているメーカー)が提供する方法なので、マザーボードメーカー問わず、AWARDのBIOSを使用しているマザーボードならば共通の方法です。ですので、汎用性は一番あるのですが、生DOSの起動メディア(FDD、USBメモリ等)を作成しなければならないのでやや面倒です。

とりあえず、方法②でUpdateしてみました。
いかにその手順を示します。


手順1~最新BIOSの入手
BIOSダウンロードページを開きます。↓

最新は1604とのこと。
ただ、1604はbetaバージョンということなので、多少不安。
ということで、一つ古い1603をダウンロードします。

Japanをクリック。

このような注意書きが表示されます。


原文 日本語訳
Please note, BIOS update is only recommended when experiencing technical difficulties with your system, And is not recommended to be performed regularly.

Moreover, due to the nature of BIOS update, there is certain level of dangers involved. BIOS update must be performed with extreme caution . During BIOS update process, your system must be maintained without interference or power loss to prevent unexpected damage.

In case of BIOS update failure, please follow instructions in your User's Manual for guidelines on BIOS recovery via CrashFree BIOS. In the event that BIOS recovery is not recoverable via CrashFree BIOS, please contact your place of purchase for further assistance on BIOS recovery.
BIOSアップデートは、技術的な問題が生じた時のみ行ってください。また、頻繁にBIOSアップデートを行うことは推奨しません。

その上、BIOSアップデートは本質的にある程度の危険を伴います。BIOSアップデートは極めて注意深く行われなければなりません。BIOSアップデートの処理中の電源断や電源障害は、予期しないダメージを及ぼす可能性があります。

(以下略)
…ということです。
ですので、十分気をつけてください。
もっとも、単にBIOSのアップデート処理の失敗であれば、このマザーボードはCrashFree BIOSを装備しているため復旧できる可能性は高いですが、BIOSアップデート中の電源障害は、BIOSソフトウェアの破損だけではなく、最悪ハード的なダメージがある可能性も考えられますので、慎重にお願いします。

お使いのシステムによっては、以下のようなダイアログも出るかも知れませんので、「保存」を押してダウンロード開始。


ダウンロードされました。


これを解凍すると、
・AWARDFLSH.EXE
・1603.BIN
の2ファイルが出てきますので、それをUSBメモリに保存。


これでとりあえずBIOSの入手は終了。
次はASUS EZ Flash2を使っての実際の作業に入ります。


手順2~ASUS EZ Flash2の起動
BIOSをアップデートするPCに、このUSBメモリを挿したまま、PCを再起動します。
画面が暗いうちに、alt+F2キーを押すと、以下のような画面が登場します。


手順2-1~現在のBIOSのバックアップ
まずは、念のため、現在のBIOSをバックアップしておきます。
PATH:の入力欄にファイル名を入力します(拡張子除く)。
任意のファイル名を入力できますが、今回は分かりやすいように1201と入力し、S(Save)キーを押します。
    
確認ダイアログ。
「Yes」を選択します。(左カーソルでYesを選択して、Enterキーを押す)
    
Backuping ROM:と画面下に表示され、プログレスバー(進捗状況)が表示されます。
    
処理が終了すると、"BIOS backup is done! Press any key to continue."が表示されます。
任意のキーをおして、この表示を消します。
    
バックアップしたファイル名が表示されることを確認。
※何もしないと表示が更新されないので、ドライブを一旦別のドライブに切り換えるなどして、再表示させてみてください。

これでバックアップは終了。
次からは本題の最新BIOSへのアップデートを行います。

手順2-2~最新BIOSの適用
更新するBIOSファイル(今回は1603.BIN)を選択し、Enterキーを押すと、以下のような確認ダイアログが表示されますので、「Yes」を選択します。

    
画面下に"Checking File:"と表示され、プログレスバーが表示されます。
    
チェックが終了すると、再度、確認ダイアログが表示されます。
「Yes」を選択。
    
BIOSの更新処理が始まりました。

このプログレスバーが100%に達すると、"Update is done! system will reboot after 5 seconds.(アップデートは完了しました。システムは5秒後にリブートします)"と表示されます。

放っておくと勝手にPCが再起動します。

これで終了。
念のため、再度EZ Flashを立ち上げてみると、ちゃんと1603に更新されているのが分かると思います。


これで全行程終了です。
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仕様:M2A-VM製品詳細(株式会社ユニティ)
用語:BIOS(バイオス)とは(Microsoft)
参考:Phoenix Award(Phoenix Technologies)