| ThinkPad X200/X200s仕様を解説 (2008/08/06→…→2009/05/26[Celeron 723モデル&記事内容整理]→…→08/13[内容整理&アップデート]) |
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Centrino2対応のX61後継のThinkPadが登場しました。 Xシリーズは、ずっとコンサバな(ワイドではない)液晶を搭載していたのですが、X200では12.1型WXGA(1280×800)になりました。 これは、非常に意義深いものであると同時に、いろいろ考慮しなければならないことがあります。 ということで、「X61とX200では何が違い、何が同じなのか?」について、Lenovoの新製品発表会での話も交えていろいろ考察してみたいと思います。 【横幅が相当大きくなったX200】 まず仕様書を見てアレ? と思うのはサイズ。横幅が27mmも大きくなり、ほとんど300mmに達しようかという横幅。奥行きや高さはほとんど変わっていないので、普通に考えれば重くなって当然。 ですが、重さに関しては、軽量化のテクノロジーが進化したおかげで、むしろ軽くなっているのは評価できます。↓
むしろ、これを機にキーボードをTシリーズと共通化したことが横幅が増えた原因ではないかと思ったりもします。新製品説明会の資料によれば、X200は「Tシリーズと同じフルサイズキーボード」を搭載している、とのことなので、恐らくそういうことなのだと理解します。(2008/09/26加筆)実際、X61のキーボードと比べてみると、横幅に余裕が出来たおかげでTabやEnterの横幅が大きくなっているのが分かると思います。↓
【Owl Silent Technologyが「第3世代」に進化】R61でも採用されていたOwl Silent Technologyですが、X200になって第3世代になりました。説明会での話では、具体的に何が第3世代なのかがイマイチ明確に語られなかったのですが、とにかくより進化して、冷却性能が向上&騒音も小さくなっているらしいです。(発表会の時に配られた資料より)→ 【Roll Cageは変わらず、Hoverデザインが進化】 T、R、W、X300では若干ロールケージが改良されているのですが、X200については改良版は採用されておらず、従来型のものです。 そのかわりと言ってはなんですが、Hoverデザインの方が進化しています。 Hoverデザインの基本的な考え方は、2点でマザーボードで支え、真ん中部分は固定しない(Hoverさせる)という考え方です。右図を見て頂きたいのですが、筐体にかかった外部ストレスによる変形が、マザーボード基盤に対して影響しないので、その分マザーボードが安全になる、という考え方です。 このHoverデザインはX61でも採用されていたものですが、X200ではこれが更に進化し、マザーボードと筐体との接合点が下図のように変わりました。 ![]() つまり、従来はキーボード基盤とベースカバーにマザー基盤(上図ではPlanar)がサンドイッチされていたのですが、それをやめてベースカバーの上に載せる感じにした、というわけです。このような構造にすることにより、より外部ストレスがマザーボードに伝わりにくくなったということです。 【マグネシウムカバーの剛性アップ】もう一つ、マグネシウムカバーについても改良されました。 資料の文言をそのまま借りれば、
この辺については詳しい説明がなかったのですが、要するに構造的な工夫で剛性をアップさせたのではないかと推測します。→ 【データ損失対策も若干工夫あり】 モバイルノートは筐体の物理的な壊れにくさも大事ですが、HDDの保護はそれ以上に大事です。筐体、CPU、マザーボードの破損/故障はお金で解決できますが、HDDに入っているユーザーデータはお金で解決できませんからね。 とうことで、そちら方向にもX200は多少進化しています。Active Protection System(HDDのヘッドを退避させる)に関しては従来通りで特別変わっていないようですが、今度はゴム足を工夫してきました。 ←これは正確に言うと、W500のゴム足です。X200も同様のゴム足ですが、X200のそれを撮り忘れてしまいましたので代用させて頂きます。m(_
_)mX200では、このような特殊な形状のゴム足が付いています。見慣れないおかしな形をしています。波打っており、しかもなぜかポッチが両端に付いています。よくわかりませんが、いかにも振動を吸収してくれそうな形状をしています。 こうすることにより、HDDへの衝撃を和らげる効果があるとのことです。 【全体的な感想】 会場では、分解済みのX200も展示 ![]() ワイド液晶に移行したのは、世の中の流れ的にもコスト面からも基本的に賛成ですし、Centrino2に対応してより近代的にブラッシュアップされたX200ですから、非常にそつのない出来だと思います。 重さも旧モデルとほとんど変わらずですし、X61後継機種として安心して購入できるのではないでしょうか。 2008/10/14加筆 【X200sが追加に】 X200の軽量バージョンのX200sが追加になりました。なんと1.1Kg。 現在公開されている情報から判断すると、より省電力なC2D SL9300を搭載することにより、冷却メカを軽量化した特別バージョンっぽいです。 フットプリントはX200と変わりませんが、X200シリーズ中、最も薄いモデルでもあります。(X200のSSDモデルよりも薄く軽い!) 2009/05/26加筆 【謎のCeleron 723モデルが登場!?】 によれば、TP X200sにCeleron 723のモデル[7465RH7,7465RH6,7465RH5]が追加になったようです。ビジネスモバイルのX200sが更に身近な価格で購入できるようになると予想されます! 最廉価の"7465RH7"は、Celeron 723、Vista Home Basic、メモリ1GB、160GBHDD、1.33kgで、89,250円(税込)。 Lenovoのサイトを見る限り、現在はまだ売りには出されていないようですが、そのうち登場するのではないかと思われます。要チェックです→ ちなみに、「Celeron 723」というCPUは厳密には存在しません。恐らく「CeleronM 超低電圧版 723」のことなのではないかと思われます。(仕様詳細→ →その後、Lenovoのサイトを確認したところ、Celeron M 723のモデルが登場しています。(2009/06/19記) こんな感じ。 ![]() 2008/11/05 【X61とX200sの違い】 先日、lenovoさんのブースでX200sについていろいろ聞き取り調査&実機に触ることが出来ましたので、その結果を報告。 やっぱりメチャメチャ軽いですね〜。1.1kgという軽さはThinkPadの重さに苦労していた人にとっては救いです。 スタッフさんの私物のX61と重さを比べさせて頂いたのですが、今比べちゃうとX61ってばかばかしいぐらい重い。(^^; ただし、大きさだけはちょっとだけX200sの方が大きいです。 ↓幅/奥行き比較(上に載っているのがX61で下がX200s) ![]() 横幅が27mm増加&奥行きはほとんど同じ。 ↓厚さ比較(上に載っているのがX61で下がX200s) ![]() 厚みはほとんど変わらず。I/Fの配置も非常に似通っていますね。 【ThinkPad X200/X200sの主な仕様】 ※Lenovoの場合、新発売時に発表されたWebページベースの仕様書に、後から不定期にPDF形式で新しいモデルが追加される(Webページの方は更新されないことが多い)ので、現在購入可能なモデルや選択可能なオプションを明確に記述しているドキュメントが存在しません。 ほとんど現在売っている製品が仕様というスタンスですので、掲載している仕様表は参考程度のものとご理解ください。
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