レビューを終えて-全体的な使用感
(2005/02/06)
【全体的な使用感】
本機は、非常にオーソドックスなツクリをしているNotePCだと思います。
ローエンドの機種なので、あまり凝ったシクミを搭載できないという事情はあると思いますが、むしろ必要にして十分。例えば、SDカードスロットやIEEE1394が付いていたところで、少なくとも私は全く使う機会はありませんし…。
もちろん、そのような贅沢な装備以外にも、コストを下げるために犠牲になっているところもあります。
まず挙げられるのがキーボードと重量

CPUのスピードよりもキーボードの使い勝手を最優先に考える私だからなのかも知れませんが、「普及機だな」と一番実感できるところです(^^;。
決して品質の悪いキーボードとは思いませんが、非常にできがよいキーボードというわけではありません。
キーボードは注目されずらいところなので、真っ先にコストダウンのしわ寄せが来るところです。ある程度はしょうがないかなという気はします。むしろ、その割には頑張ってる方ではないでしょうか。
なにしろ、キー配列が直交していないノートパソコンが世の中にはゴロゴロしていますからネ。(例えば、Homeキーは独自キーなのに、EndキーはFnキーとのコンビネーションになってしまうとか…。個人的にはそういう配列のノートパソコンは無条件でNGです)

重量に関しては、持ち歩かなければ特別問題ありませんが、3.5Kgとかなり重量級。厚みも結構あります。
この厚みと重さは、miniPCIスロットを装備しているためと、コストを優先してあえてデスクトップ用のCPUを積んでいるためと推察されます。(←どうしてもある程度の厚みが必要になってしまうのと、クーリングメカやその他周辺部品が小型化しにくい)
ただ、考え方を変えると、この厚さはメリットでもあります。
この厚みのお陰で、ノート用メモリとしては最も入手しやすいSODIMMメモリを装着できるようになっていますし、miniPCIにしても、最も一般的なTYPE III-Aを装着できるようになっているので、将来的な不安がなくて済みます。
そういう意味でも、非常にオーソドックスなクセのない機種だと思います。


【拡張性】
拡張性という意味では、USBが2つだけというのが若干不便なことがあるかも知れません。2つのうち1つは大抵マウスで使われてしまうので、実質的に空いているのは1つだけと言っていいでしょう。例えばマウスとプリンタを繋いだらもう空きが無くなってしまいます。
もちろん、USBハブで増やすことも出来ますが。(その代わり、ノートの機動性を著しく損なうことになります)
その他の拡張性については合格点でしょう。
PCカードスロット(CARD BUS対応)は当然として、miniPCIスロットもついていますし、ハードディスクやメモリも簡単に換装/増設できるようになっています。


【騒音について】
静粛性に関しては非常に優秀だと思います。
普段はファンが回っていることも気がつかないぐらいです。ファンの回転数は温度に応じて変化するようになっていて、普通の作業をしているときにはほとんどファンの音は聞こえません。高負荷の処理の時にやっとファンが回っていることが分かるぐらいです。
本機はCeleron2.4GHzという、デスクトップ用のCPUを積んでいます。当然、モバイル用のCPUに比べると発熱量は大きいはずですが、それでもこれだけの静粛性を実現しているのですからある意味驚きです。


【その他】
Dimension4600Cのレポートの時にも書きましたが、クリーンインストールが出来るようになっているのは非常にありがたいことだと思います。
大抵、メーカ製のパソコンはリカバリディスク(OS/アプリを含めて全てを一括復元するディスク)がついている場合が多いですが、本機はOSの単体インストール用CDと、その他バンドルされているソフトのインストールCDが付属しています。
パーティションを切り直したり、必要のないアプリが入っていない綺麗な環境を作り直したい場合には非常にありがたいです。
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