マザーボード・メモリ・BIOS・電源 (2004/02/29) |
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マザーボードの主な仕様は以下のようになっています。
シャシーを開けるとこんな感じです。 シャシーは、箱を開ける時に左右のボタンを押して引き上げるだけで、ネジを外す必要はありません。 また、シャシー前面を軸にして、本を開くようにあくようになっています。 また、写真を見ていただければ分かるとおり、HDDと光学ドライブが、本体の壁面に張り付くようにマウントされています。 Dell独特の作りで、ハコが小さい割には非常にメンテナンス性がよい、よく考えられた作りだと思います。 【マザーボード】 マザーボードについては、詳しい型番が全く分かりませんでした。 4600Cに使われているマザーボードを見てみると、IDEコネクタの位置/方向が特殊(つまり、Dellのコンパクトシャシーに載せることを前提に考えられている)なので、Dell専用仕様で作られたマザーボードのようです。 【拡張スロット】 PCIが1スロット(白いスロット)と、AGPが1スロット(茶色いスロット)装備されています。 ただし、ロープロファイル仕様の拡張カードに限定されます。 【メモリ】 メモリスロットは2つ装備されており、そこにnynix HYMD2326-46B8Jなるメモリが装着されていました。 DDR400 CL3で256MBのメモリモジュールです。 hynixなるメーカは聞いたことがなかったのですが、どうやら韓国のメモリメーカです。(こちら) 私はhynixのメモリを店頭で見かけたことがないので、恐らくこのメーカはOEM主体のメーカだと思われます。 【LAN】 BROADCOM社製BCM4401が使われていました。 BROADCOMは、どちらかというとサーバー向け、ビジネス向けの製品が多く、個人向けのパソコンに採用されているケースは比較的珍しいのですが、BROADCOMのチップが使われていることから、やっぱりこのマザーボードはそこそこ高級な部類に入るのがわかります。(個人的にはRealtekでも全然気にならないですが^^;) 【サウンド】 アナログ・デバイセズ(Analog Devices)社のAD1980というサウンドCODECが搭載されているはずなのですが、マザー上を探してみても、なぜかそれらしきチップが見つけられませんでしたm(_ _)m。デバイスマネージャでは、SoundMAX・・・とでるので、確かにどこかに載っているはずなんですが・・・。 このチップは、内蔵のサウンドコントローラとしてはかなり高性能なチップで、SPDIFインターフェースや6チャンネルオーディオをサポートしています。 【BIOS】 DellのオリジナルBIOSのようですね。 オーバークロックの設定や、メモリアクセスタイミングの調整等の細かい設定はできないものの、必要にして十分なものでしょう。 【電源】 Dellのラベルが付いた、160Wの電源。 HP-L161NF3Pなる型番が書いてありますが、Webで調べた限りそんな電源は見つからなかったです。 形状が特殊ですし、Dellのラベルが付いているぐらいだから、Dell専用に作られた電源ユニットだと思われます。 このサイズのパソコンとしては、標準的な容量の電源ですが、160WだとPCIカードとAGPカードをフルに増設したときのことを考えると、ちょっと不安な容量です。 是非とも増設して試してみたいところですが、残念ながらロープロファイルの拡張カードを持っていないので試すことができません。m(_ _)m |