Dell Dimension 4600C レポート
(2004/02/29)
DellコンピュータのDimension 4600Cという機種の内部を検証する機会があったので、ここにレポートをあげます。

このDimension、購入前から自分がハードウェア構成の決定に関わったので、どういう構成にするか悩みました。
金を払う本人は、あまり値段には拘らなかったのですが、やっぱり個人的には決められた範囲内で一番いい構成を見つけてあげたくて、いろいろ調べました。

【なぜDellになったか?】
このサイトの記事を読まれている方の中には、「なぜeMachinesじゃないの?」と疑問に思う方もいらっしゃることでしょう(?)
使う相手はパソコンは素人。恐らく、一生パソコンのカバーを開けることはないでしょう。
ですので、拡張性はまったく考慮しなくてよく、この時点でeMachinesはかなり不利。拡張しないeMachinesはただの場所取りですから。
かと言って、それほどスペースに拘っているわけではないので、別にeMachinesでもよかったのですが、問題は騒音。
どうやらeMachinesは比較的うるさい部類に入るパソコンだということが、このサイトの掲示板や他の掲示板での評判を見ていると分かってきました。(なにしろ、普段周りで使っているパソコンは、eMachinesに負けず劣らずうるさかったので、まったく自覚がありませんでした^^;)
一方、Dellはかなり静かだと評判です。
使う相手は、自宅で使うので、当然パソコンの騒音は小さければ小さいほどいいに決まっています。思いあまって、NEC Directの水冷マシン、VALUESTAR G タイプTXも考えたのですが、かなり図体がでかいのと、同じ値段内で抑えるとなるとかなりCPUのスペックが落ちてしまうので断念しました。(個人的には非常に興味が沸くマシンなんですがね)
あと、SOTECAfina ACも、仕様・静音性・サイズ・ルックスどれをとってもSOTECらしからぬ(失礼!)なかなかのできでよかったのですが、全体的にハイスペック過ぎて割高。また、購入時のカスタマイズがほとんどできないなどの理由で結局落選。
あとは、EPSON Directも考えました。
EPSON Directはカスタマイズが自由自在で、いったい何がベースなのかが分かりにくいぐらい^^;。値段的にも、十分競争力があったのですが、ルックスがいかにもパソコン然としているのでやめました。
自分の好みで言えば、ドライブによけいなベゼルやシャッターが付いていないEPSON Directの方が拡張に向いていて好みなんですが、そういうこととは縁のない方が使うパソコンです。どうせならルックスがカッコイイやつの方が感謝されます(?)。
そんなこんなで結局Dellにたどり着きました。
一口に4600Cといっても、いろいろカスタマイズが可能で、標準はHT(ハイパースレッド)非対応のPentium4 2.66GHzのCPUだったのですが、せっかくHT対応のマザーボードを載せているので、HT対応のPentium4 2.6CGHzにしました。 標準よりはCPUのクロックが若干下がり、逆にCPU価格は多少上がるのですが、FSBが速いので、HTによる速度アップを無視しても全体的なスピードはP4 2.6CGの方が速いはずです。しかも、メモリのキャンペーン中で、無料でメモリが倍増(256MB×2)になりますので、Dual Channelメモリアクセス機能も使えます。

これらの先進の機能(ってほど先進的じゃないけど、Celeronマシンばっかり使っている自分にとってはお初の機能^^;)は後で徹底的に検証してみようと思いますが、まずはハードウェアから見ていきます。
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