| 耐水性試験・スピード測定 (2004/02/23) |
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| 【PXインク(顔料系インク)とは】 PX-V700には、PXインクなる、特殊なインクが使われています。(現在は、より改良されて、いわゆる「つよインク」というインクになっています) もともと、一部の上位機種で採用されていたタイプのインクなのですが、PXインクは顔料系インクと呼ばれるインクで、以下のような特徴があります。 1.発色がよい 2.水に強い 3.色あせが少ない と言われています。 詳しくはこちら また、水に強いからこそこのプリンタを選んだわけで、是非とも耐水性の試験は行ってみたいと思います。 【耐水性試験】 (1)水 印刷したものに水滴をつけてみました。 BJ-S630だと、水滴を付けただけですぐにじんできてしまうのですが、PX-V700はまったくにじむ気配なし。 しばらくそのまま待ってもまったく変わらないので、意を決して指で擦ってみました。 それでもまったくにじみません! ちょっとびっくり。 柴咲コウのCMでは、かなり派手に水を被っていましたが、あれぐらい派手にやってみても全く大丈夫です。確かにあのCMは大袈裟ではないですね。 (2)蛍光ペン ピンク、黄色、オレンジの蛍光ペンで、印刷したものにマークしてみました。 すると、若干(目を近づけて見てみると分かる程度)にじみというか、かすれが出ます。 写真では分かりにくいぐらいの非常にわずかなかすれなのですが、一応、そのサンプルを載せます(↓) ![]() それでは、ちょっと意地悪試験。 文字を塗りつぶすように、蛍光ペンでごしごしやってみました。すると、かなりにじんでしまいます。(下の写真の「購」の字と「入」の文字。 さすがにここまでやると耐えられないようです。(実際の使用でここまですることはないでしょうが) 水では完璧だったPXインクですが、蛍光ペンの成分が何か悪さをしているためか、多少弱点があることが分かりました。もっとも、実用上は問題ないレベルとは思いますが、 【印刷速度比較】 BJ-S630とPX-V700で印刷のスピードを比較してみます。 2001年5月当時、BJ-S630は印刷スピードはクラス最速を誇るプリンタでした。 もともと、印刷スピードの点では全体的に優秀なCanonのプリンタ群の中にあって、BJ-Sシリーズは特別印刷スピードを追求したモデルで、モノクロ印刷ならば当時のレーザープリンタより速いかもしれないと言われた高速機です。 近年のカラープリンタは画質の向上はめざましいものの、印刷スピードの点ではさほど変わりががないのも事実。 実際、BJ-S630の印刷スピードについては現在もまったく不満はありません。 とはいえ、そのころから3年近く経っているので、もしかしたらという期待はあります。 印刷スピード測定結果 (どちらのプリンタも、印刷時のモードは最も多用するであろう、標準的な画質を選択しています)
こんなモードがあるのは、PX-V700が給紙の際に非常に大きな音をたてるからなのですが、静音給紙モードにすると、影響は給紙の時だけではないようで、全体的に印刷にかかる時間も長くなっています。 いずれにせよ、PX-V700はBJ-S630ほど速くはないようです。 3年近く前とは言え、最高速機の実力はまだまだあなどれませんね。 もっとも、当たり前ですが、画質は明らかにPX-V700の方がいいです。テキストに関してはまったくと言っていいほど違いが分かりませんが、写真を見ると、BJ-S630では写真に縞ができてしまいますが、PX-V700はまったく縞が見えません。 また、BJ-S630では完全に潰れてしまっているグラデーションがきちんと印刷されていますし、色もよりもとの画像に近いです。(BJ-S630はやや青が強くなってしまう) 【最後に】 印刷スピードでは、あまり芳しい成績を残せなかったPX-V700ですが、EPSONが遅いことは前々から知っていましたし、PXインクがそれ以上の魅力だったので許せる範囲です。 使う人によってこのありがたみは違ってくるでしょうが、後継機種のPX-V600は、更にインクが改良されていますので、更に水に強くなっているはずです。 あえて、欠点をあげれば、紙の給紙音が非常に大きいことでしょうか。 印刷時は非常に静かなので、まあ、慣れればそんなに気にはならないのですが、「ホントにこれでいいの?」と不安になるほど「ガシャン!」という大きな音がします。(PX-V600は静かになっているそうです) PX-V700には、「静音給紙モード」というモードが用意されているのですが、このモードにすると印刷のスピードが犠牲になってしまいますので、どちらをとるかは難しいところですね。 正直、PX-V700とPX-V600は現在ほぼ同じ価格で売られているので、どちらがお勧めかと言ったら、スピードが落ちていないという条件で、PX-V600だと思います。 ただし、黒インクのサイズが小さい(他の色のインクと同じ大きさになっている)分、ランニングコストの点では不利です。 PX-V600は、大容量カートリッジが入るだけのスペースは空いているそうなので、将来的に大容量のものが発売になる可能性はなくはないです。そうなったら、完全にPX-V600に軍配があがりますね。 |
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