使用感・後記
(2003/11/20)
さて、やっとパソコンの起動です。
本文はハードウェアレポートなので、Windows云々に関してはテーマから外れてしまいますが、せっかくですから実際の使用感も簡単ながらレポートしたいと思います。

J2404には、Windows XP Home Editionがインストール済みです。
最初の起動時にWindowsのセットアップが実行され、マシン名等を聞いてきます。
セットアップの指示に従い、セットアップが終了すると、こんなデスクトップ画面がでます。

この「emachines」のロゴ、なんとなく映画 『パニック・ルーム』のオープニングを思い出してしまうのは私だけでしょうか。(観た人にしか分からないネタでした。失礼)

さて、スタートメニューの中を覗いてみると、よけいなアプリケーションはまったくと言っていいほど入っていません。
入っているものといえば、
Easy CD Creater
(CD焼き込みソフト)と、
Norton Antivirus(3ヶ月限定版)
だけです。
賛否両論分かれますが、私はこの方が好きです。
使わないアプリケーションが山のように入っているのは、ディスクとCPU資源の無駄使いになるだけでなく、無用なトラブルの原因にもなりかねませんから。


【騒音について】
段ボールにわざわざ「静音CPUファン搭載」と書いてあるぐらいだから静かなのかと思っていましたが、全体としては特別静かではないです。
厳密に計ったわけではないですし、将来的にパーツ構成が変わる可能性もあるのでなんとも言えないのですが、現在メインで使っている自作PC(特別静音対策はしていないCeleron1.8Gマシン)と同レベル。
大抵のパソコンと同様、一番大きな騒音源は電源のようです。
CPUファンの音は確かに小さいですし、ハードディスクの音もほとんど聞こえないぐらいなので、むしろ静かな部類にはいるのかもしれませんが、夜間や静かな部屋ではちょっと気になるかもしれないですね。
私は、もともとメインのマシンと一緒に使用することが多いですし、常時立ち上げているVAIOが、ナリが小さい割にはかなりうるさいので、相対的にまったく気にはなりません。


【後記】
さて、eMachinesハードウェアレポートはこれで終わりですが、最後に全体的な感想です。

本体が\4,9800のパソコンにしては、細かいパーツも決して安かろう悪かろうという感じはしません。
細かいことを言えば、2系統あるIDEのうちCD-ROMがつながっている系統はなぜか今どき40芯ケーブルを使っていたりする(つまりATA33でつながっている)のですが、これはケーブル1本にまでこだわってコストダウンの努力をしているのだと好意的に解釈しましょう。(CDドライブとの接続で、ATA33が使用感に差が出るほどのボトルネックになるとは考えられないので)
↑もともと光学ドライブはATA33までにしか対応していないものがほとんどです。J2404に付いているドライブもATA33の対応なので、まったく問題ないことがわかりました。(2003/12/06)
実はマシンの購入の際、DellにするかeMachinesにするかで迷ったのですが、Dellの同等のパソコンはスリムタイプのマシンなのでどうしても拡張性に劣ります。そこでeMachinesを選択しました。
結論。小ささよりも拡張性・メンテナンス性を優先するなら絶対eMachinesだと思います。
拡張性という点ではスリムタイプのマシンとは比べものにならないぐらい余裕がありますし、DVDドライブなどを増設する際にも(スリムタイプではなく)一般的な5インチサイズのものが使えますので選択の幅が広がります。
マザーボードはFICのOEM製品で、自作派の私の目からは安心できます。(メーカ独自のカスタム品ではない)
そのほかのパーツについても、特殊なカスタム品や規格外のものは一切使っていませんので安心できます。
ごく当たり前のマイクロATX規格のマザーボードなので、その気になれば、市販のマザーボードに取り替えることも簡単です。