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2007/12/16→2008/06/08[全面書き直し]

分かりやすい文章を心掛ける

分かりやすい文章はアフィリエイトの武器

分かりやすい文章を書くのは、なかなか難しいものですが、分かりやすい文章は思いの外武器になりますよ。
もちろん、内容の充実も大事です。ところが、内容の充実なんてそう簡単にできるものでもありません。自ずと限界があります。
ところが、内容は変えずに、よりアフィリエイト効果を上げるお得な方法があります。それが「分かりやすく書き直す」という作業です。なぜ分かりやすくまとめることが有益なのかというと、案外オフィシャルサイトでは文章が分かりにくいからです。
実際、私は日常的に「分かりやすいページ」の威力を実感しています。

「分かりやすいページ」のニーズは結構大きい

例えば、事情が複雑なので文章を箇条書きにしたり、時には表にしてまとまてあるページというのは、掲示板などからリンクされる確率が明らかに高くなります。
なぜかというと、同じ疑問/不満を抱いている人は世の中に結構たくさんいるからです。そして、その疑問/不安を解消したがっているんです。そういう人の中には、その手の質問を掲示板に投稿する人もいるわけで、そうすればしめたモノ。回答に「こちら参照…」みたいなカタチで、頼みもしないのにリンクを張ってくれる場合があるんです。
なぜ、オフィシャルなサイトではなく、アンオフィシャルなサイトにリンクを張るか。理由は一つ。そっちの方が分かりやすいからです。
変な話、そのページには独自の情報は全くないんです。ただ、分かりやすくまとまっているだけなんです。もちろん、分かりやすくまとめるためには文章を推敲する必要もありますし、情報を収集したり、商品知識を増やしたりという努力は必要です。だからそれなりに時間はかかりますが、レビュー記事と違って商品を自分が購入したりする必要はないんです。
ヤラシイ話、(時間や労力は必要ではあるものの)お金は必要ないわけで(^^;。そういう意味で案外「効率的」なやり方だと思いますヨ。

分かりやすい文章を書くにはどうすればいいか

私の持論では、「分かりやすい文章」を書くのに必要なのは「整理」。これだけです。
もう少し具体的に言えば、「いかに一本道の論理で説明できるかを考える」。これだけです。
文章は一続きの文字の羅列です。その順番で読まれるわけですから、途中で話が分岐したり戻ったりという複雑な流れを表現するのには無理があります。そのためには図表を援用するのも大事ですが、文章自体は意味的に一本道の形態を取っていないと非常に理解が困難になります。
もちろん、話が途中で何本にも分岐しているなどもっての他ですが、注意していてもやってしまいがちなのが、文章内容の逆流。
結構自分でもやってしまいます。文章の流れ的に「A→B→C」と流したつもりが、後々読み返してみると「A→B→A'→C」のようになっているケースってあります。
A'が決定的に読者の思考の流れを阻害します。A'を読んだ時点で、「あれ? 前の話に戻っちゃった?」と思ってしまいます。次はCを期待しているところにA'が来てしまう。であるだけに、逆にA'に何か大事な意味があるのかと勘違いされてしまうこともあります。そして、読み手はA'が気になってCが頭に入ってこないので、読み返すことを余儀なくされてしまいます。
これを解消するにはどうすればいいか。
主に3パターンあると思います。
パターン@ A+A'→B→C 当然これが一番正攻法。
言うまでもなく、内容を整理してまとめているわけです。
パターンA A→B→A'→B'→C 内容によっては、パターン@で解決できない場合もあります。
そういう場合は、このパターン。
一度A'に話が及んでしまった都合上、A'からCに話が飛躍するのを避けるためにあえてB'を挟みます。
やや話がくどくなってしまうのは致し方ないところですが。
パターンB A→B→C
※A'を削除
A'がもともとあまり本筋に関係ない話であれば、削除する勇気も必要。
だいたいこの3つでしょう。
こういう作業を普段からやっていれば、自然と分かりやすい文章、良い文章が書けるようになると思います。
すると、掲示板等からリンクされる確率も高くなって行きますし、サイトのアクセス数も少しずつ、しかし確実に増えていくという寸法です。(^^;