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2008/06/18→06/19[加筆]

売れるアフィリエイト記事の書き方

なんだか、随分大上段に振りかぶったタイトルを付けてしまいましたが、包括的に解説するつもりはありません。m(_ _)m
第一そんなの無理。それをやろうと思ったらこのテーマだけで本一冊になります。
ここではごく単純に、「買う気にさせる記事の書き方」もしくは「クリックしてくれる記事の書き方」について簡単にまとめてみようかと。

内容を全部書かない

これは、ケースバイケースですが、あえて内容を全て書かないのも手です。
文章本体が十分魅力的であれば、「詳細はこちら」みたいな感じでも「クリックしてより詳しく見てみよう」と思うからです。
ただし注意してください。それはあくまで「記事内容の魅力をそがないレベルで」という大前提があります。
当たり前です。商品名と価格だけ書いてあって、「詳細はこちら」と書いてあるページのリンクを誰がクリックしますか? いや、クリックする人はいるでしょうが、それ以前の問題としてアクセスを呼べませんから。もし、記事内容を充実させるために詳細を全て書かなければいけないと思ったら迷わず書くべきです。ましてや「詳細を書くのがめんどくさいから」という理由で詳細ページに飛ばしてしまうなど論外です。

写真もあえてアップのみだけ

これもある意味、「読者に全てを見せない」戦略の一つと言えるでしょう。
レビュー記事では、あえてアップの写真のみだけ、というのもアリだと思います。はっきり言って全体を撮った写真なんて、買い物ページに行けば載っているわけですから、「本当に買う気があるのならば、全体写真は買い物ページで見てください」的なスタンスでもOKだと思います。
これはつまり、あえてありがちな写真を載せずにそのページでしか見れない写真を強調することにより、そのページの存在価値をアピールするという効果もあると思います。

アフィリエイトリンクの場所はパターン化する

これはいろいろ異論はあるかも知れませんし、自分も確かなデータを持っているわけではありませんが、記事の基本パターンを固定してしまい、アフィリエイトリンクがある場所も固定してしまった方がいいと思います。
なぜかというと、理由は一つ。「その方が分かりやすい」からです。いろいろ考え方はあると思いますが、自分的にはパターン化する理由はこれ一つだけで十分な理由です。
記事によってアフィリエイトリンクを貼っている場所が違ったり、記事中にアフィリエイトリンクがランダムに混ざっているというのは、「勘違いクリック」を誘うことは出来るかも知れません。
例えば、文中に頻繁にテキスト形式のアフィリエイトリンクが出てくるやり方。実際、そういうことを試してみたことがありますが、やっぱり明らかにクリック率いいですね。アフィリエイトをやっていると誘惑に駆られるこの手法です。
ですが、私はオススメしません。確かに「クリック率」という数値は向上するかもしれませんが「好感度」という数値に表れない要素が大きくダメージを受けるからです。
実際自分がWebページを見るときの気持ちになって考えてみてください。気分悪いですよね? 得に、本当に買う気がある人にとっては、「どこをクリックすれば商品ページに行けるのか」が分かっていれば、文中に挿入された商品ページへのリンクは邪魔者以外の何者でもありません。「もしかしたら別のページが見れるのかな?」と思ってクリックしたらやっぱりさっき見たのと同じページ。そんなページに好感持ちますか? 不便かつ時間の無駄です。めざとい人は、「なんだか商売っけばっかりで、感じの悪いサイトになっちゃったな〜」とすぐ気がつきます。
そして一人二人とファンが減って行き、最悪の場合、某巨大掲示板でバッシングされるなんてシャレにならないことになります(いやマジに)。
一見、非常に遠回りに思えるかもしれませんが、自分の利益を考える前に、読者の利益を先に考えることです。アクセスしてきた人に対して、「役に立つな」「楽しいな」等のメリットを提供できないページで「物品を購入する」という大きなアクションを起こさせることなど出来るわけがないと思います。

アフィリエイトリンクは記事トップに必ず必要

これは「くどくならないか?」と心配になってしまう部分かも知れません。やっぱり記事の最初にアフィリエイトリンクを貼ってしまうのは、「買って欲しいんです」という意図がミエミエですから。
自分も始めはそう考えて慎重になっていたのですが、アフィリエイトリンクかどうかはともかくとして、やっぱり利用者の立場で考えると、画面をスクロールさせないと商品画面にたどり着けないというのは場合によっては不便。
人によっては、始めから商品ページを目指してアナタのページに到達してしまった場合もあるかも知れません。そういう人にとっては、その商品ページへのリンクが一目で分からないページは不便ですから。
そういう人にとっての利便性を考えると、やはり記事トップにはアフィリエイトリンクがあった方が親切でしょう。

一方で、常連さんにとっては記事トップのリンクは余計であることには事実でしょう。(常連さんは記事内容を期待しているわけですから)
ところが、ここで「記事がパターン化されている」ことが効いてくるんです。
常連さんは記事を見慣れているのでパターンが分かっています。つまり「記事の最初には必ず商品リンクがあるんだな」ということが分かっていますので、不必要にクリックして「なんだよ〜、アフィリエイトリンクじゃねーか」ということもありませんし、いつもそういうパターンなので「そういうものなんだ」と始めからそのリンクを心理的に省略して記事を見てくれます。ですのでさほどデメリットにはならない、と自分は思っています。

文章量は多ければ多いほどよい!!

…ハイ。これはアフィリエイトのセオリーに真っ向からケンカ売っています。ですので、あまり本気にしないようお願いします。(^^;
アフィリエイトのセオリー的には「文章量は多すぎない方がよい(写真を主体にする)」
と言われています。
これはつまり、文章が多すぎると嫌気がさして読んでくれないから、という理由です。確かにそれは真実ですし、現実自分自身もただ商品を買いたいだけならば、長い説明文など読みたいとは思いません。
ですが、自分はむしろ「いかに滞在時間を増やすか」を優先して考えます。ですので、むしろ文章は多くて詳細で盛りだくさんであることをよしと考えます。
もちろん、写真は大事です。ある意味文章より大事です。ですが、やはり文章でないと表現できないことはたくさんあります。その結果として文章量が多くなるのはしょうがないですし、むしろそれが自然です。
もしかしたら「難しいサイト」として敬遠されることもあるかもしれませんが、自分は詳細な情報を知らずに購入する人をアフィリエイトで捕まえようとは思いません。なぜならば、そういう人はわざわざアフィリエイトをしている情報サイトを経由せずとも、直接楽天なりアマゾンなりに行って買い物するからです。所詮、アフィリエイトサイトはアフィリエイトサイトです。楽天やアマゾンに太刀打ちできるわけがありません。
申し訳ありませんが、「文章量を多くしすぎないように心がける」のは、自らアフィリエイトサイトの可能性を放棄しているようにしか思えないのですが。

補足

言うまでもありませんが、ただ長ければいいと言うわけではありませんよ。ちゃんと内容が整理されており、適度に図や写真が含まれていなければそれこそ誰も読んでくれません。
まさにこのページなんかそうです。文章ばかりで写真とか入っていないこのページは、誰も読んでくれないだろうな〜。ここまで読み進めるひとがどれだけいるか…(^^;
だからこのページの真似しちゃダメですよ。このページは基本、自己満足のために運営しているページですから。(もちろん、このサイトでアフィリエイトでじゃんじゃん稼ごうなんて思ってませんし、そんなの絶対無理なページであることは自分自身一番よく分かっています)