|設計|構築|集客|分析|精神論|その他|

2007/12/09→12/18→2008/01/07[大幅書き換え]

ブログの投稿もできるホームページ ビルダー

正直、これは使い物にならない気が…

個人的に、HPB 12で一番期待していたのはブログ投稿機能でした。
11から装備されたブログ投稿機能なのですが、ソースの編集が不可能でした。それが12で可能になったとのことで「やっと使い物になるか」と思っていたのですが、実際使い込んでみるとバグのオンパレード。
投稿するだけならば特別問題ないのですが、投稿済みの記事を再編集/再投稿しようとすると、致命的なバグがあります。
たとえば、記事によっては記事の後ろの方が失われてしまうことがありますし、再投稿(既存の記事を修正して投稿)したはずが新規の投稿として扱われてしまったりと、さんざんです。
また、投稿済みの記事が無制限に保存されるわけではなく、数十件以上前の記事は勝手にリストから消えてしまう仕様といい、Update Ping機能がないことといい、はっきり言ってブログ投稿機能部分のプログラム品質はβにも満たない気がしますが…。
せめて上記致命的なバグが修正されない限り、むしろブログの管理がめんどくさくなってしまうぐらいの話なので、現状では全くおすすめできません。
結局私は従来通りBlogWriteを使ってブログを管理することにしました。
残念。

なぜブログ投稿クライアントを使うのか

ところで、ブログ投稿クライアントを使わずに普通にWebブラウザから投稿すればいいじゃないかという方も少なくないと思います。
確かにその通りです。
ブログ投稿クライアントはいろいろデメリットがあるのは否定しません。例えば、そのブログ独自の機能(例えば、予約投稿、第2カテゴリの指定、タグ指定など)は使えなくなってしまいます。
また、レンタルブログサイトの都合で、ブログ投稿クライアントからの投稿がうまく行かなくなってしまう(APIでの投稿ができなくなってしまう)不具合も結構あったりしますし。
ですが、ブログ投稿クライアントに慣れてしまうとWebブラウザからの投稿ってかったるくてやってらないっス。(^^;
Webブラウザからの投稿だと、以下のような不便さがあるからです
動作が遅い 最近はAJAX(エイジャックス)を使った快適な投稿をサポートしているレンタルブログもあるようなので、必ずしもそうとは言えなくなってきているのかもしれませんが。
履歴が残らない ブログ投稿クライアントを使うと、投稿した記事がローカルにもちゃんと保存されます。
履歴が残ったところで何かが特別便利かというと、そうでもないのですが、やっぱり過去に投稿した記事がローカルに保存され、いつでも確認できるのは結構安心。
また、幸いにして私はまだ遭遇したことがありませんが、ブログサーバーのトラブルで記事が消失するなどの事故があったときにも被害を最小限に食い止められます。(ブログのエクスポート情報とは違い、記事中に張った画像データも含めて履歴が残るので非常に再現性が高いです)
複数のブログを運営する場合に面倒 複数のブログを持っている場合、それぞれのレンタルブログのサイトにログオンし、それぞれのレンタルブログの画面で記事を作成しなければなりません。
一方、ブログ投稿クライアントならば、一元管理できます。
同じユーザーインタフェースで投稿できるので快適。
記事を失う危険もある Webブラウザから投稿したとたん、無応答になって記事が失われてしまったなんてことは誰でもが一度は経験しているのではないでしょうか。
投稿クライアントならばそういうこともなし。
リッチな記事を作成するには不向き テキストOnlyの記事を投稿するならばまだしも、
・文字修飾をかけたり、
・スタイルを適用したり、
・画像を貼り付けたり、
・テーブルを作成したり、
と、いろいろ凝った記事を作ろうとすると、Webブラウザの投稿画面は殺人的にめんどくさいです。ほとんど不可能と言っても過言ではないと思います。
SEO的には画像やテーブルというのはあまり関係ないのは事実ですが、その一方で、テキストばかりのブログだと、どんなに内容が良くてもなかなか読んでもらえないのも事実です。
SEOも大事ですが、本当に役に立つ記事を書こう、分かりやすい記事を書こうという気持ちが出ていない記事っていうのは、読者に訴えないんです。

…というか、今どき、画像の一つも貼っていない文字ばかりの記事だと、自分自身が自分の記事を読む気がおこらない。
↑自分自身が読みたいかどうかというのは結構大事だと思ってます。これは非常に主観的ではありますし、独りよがりになってしまう危険も孕んではいます。ですが、やっぱり最低限、それぐらいの文章でなければ普通誰も読んでくれないッス。