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2007/09/25

追加(新規)と更新で大違い

検索エンジンの挙動から考えると、基本的にページは追加する方が得です。
なぜか知りませんが、新規に登場したページに対しては優先的にインデックスされますが、一度インデックスされたページの更新に関しては、反映が随分後回しになるからです。
例えば、ブログに上げた記事が次の日にインデックスされたとしましょう。その記事を更新して、その記事がインデックスされるのが、記事を更新してから1週間近く後ということもざらです。
明らかに検索エンジンは新規の記事を優先し、更新された記事は後回しにしていることが分かります。
ちょっとした加筆ならばそのページに加筆して再度アップロードすることもいいでしょう。
ですが、大幅に加筆する際は新しいページとして追加した方が得です。
特にブログはそうでしょう。ブログはあとから投稿済みの記事を更新するのは面倒という事情がありますから。
また、ブログは速報性のほうが重要ですから、一度投稿した記事を後から更新する必要性もあまりないと私は思います。←もし、同じ記事を更新することが多い情報集積型/積み上げ型のサイトであれば、そもそもブログとしてではなく、Webサイトとして構築するべき。
そういうことも含めて、ブログはなおさら、投稿した記事の補足情報等があったら、リンク元を明示して新しいページとして投稿する方がいいと思います。

これは一方で逆の考え方もあると思います。
ブログであろうとWebサイトであろうと、情報は一つにまとまっていた方が便利だからです。
確かにその通りですし、サイトの質/有用性の向上という観点では、それは正しいと思います。
ですので、なんでもかんでもページを追加すればいいというわけでもありませんし、もちろん、SPAM的な構成(例えば、内容が数行だけのページが大量にあるとか)などは論外です。
ですが、SEO的見地から判断すると、全体として同じ文章量ならばたくさんのページに分割されていたほうが有利だということは覚えておくと役に立つと思います。

余談ですが、もちろん、ページを分割する時にタイトルはページ毎のテーマに沿ってキチンとそれぞれのページのタイトルをつけなければいけませんよ。
「XXXXXXその1」「XXXXXXその2」…なんていうのは論外です。せっかくのページを殺しかねません。